モセカルベツ川からイダシュベツ川
- GPS
- 48:00
- 距離
- 20.3km
- 登り
- 1,576m
- 下り
- 1,345m
コースタイム
【8月11日】標高180m(5:45) - 標高680m 二俣(9:30) - 登山道(13:20) - 第一火口幕場(14:15)
【8月12日】第一火口幕場(7:10) - 標高650m 二俣(10:20) - 林道(13:05〜13:25) - 知床五湖(14:15)
天候 | 【8月10日】晴 【8月11日】晴 【8月12日】晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2005年08月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
モセカルベツ川源頭標高1070m二俣は、右へ入ると比較的藪に悩まされること無く稜線に上がれるらしい。左へ入っても今回のルートは藪が少ないが、ルート判断は難しいだろう。 |
写真
感想
【8月10日】
モセカルベツ川の河口から右岸の林道を終点まで歩き入渓する。すぐ高い堰堤があり、右岸側を巻く。
標高200m で幕とする。
【8月11日】
この先、地図を見るとゴルジュを想像させるが、行ってみればそれほどでもない。ただ、聳立する岩壁が、威圧的な所もある。
所々に巨岩帯を見ながら進んでいくと、標高380m 大滝に出会う。左壁はホールドが豊富。楽に登ることができた。
ここから標高800m の辺りまでがこの沢で最も楽しめる所だろう。次々と滝、釜、滑が現れ、飽きさせない。
標高680mの二俣は、雪渓に埋まり、雪の上を登っていたら、A0で越えるという滝を巻いてしまった。ここまで来ると、谷は浅くなり、空が広い。もう滝らしい滝は無くなり、雪田が断続するようになる。
標高 1300m の辺りは草原状で、沢型は消えて広場のようだ。周囲はハイマツに囲まれている。若干の藪漕ぎで西側の溝を探し当て、後はすんなりと登山道に出ることができた。
登山道を辿り、知円別岳の肩を回りこむと、第一火口が見下ろせる。今日の幕場だ。
【8月12日】
幕場は、既にイダシュベツ川の源頭になっている。下降は低い方へ進めばよい。
沢型は蛇行をはじめ、丹念に従っていくと荒涼とした砂地の広場に出る。イダシュベツ川は西側で、向かえば顕著な谷になっている。
谷は、大きな岩がゴロゴロしており、下るのが面倒だ。それが突然滑に変わったら、先がスッパリと切れ落ちていた。眼下には知床の森が広がり、湖が点在している。知床五湖だ。その向こうはオホーツク海が。
標高650m の二俣。右は雪渓を前衛にスラブが続き、その奥には岩壁に挟まれて大滝が落ちている。なかなか凄みのある景色だ。
標高380m にある滝は最後の見せ場。10m級の滝が2 段連なり壮観だ。これを巻いて下れば、林道まで僅かであった。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する