赤岳主稜
- GPS
- --:--
- 距離
- 10.1km
- 登り
- 1,046m
- 下り
- 1,044m
コースタイム
- 山行
- 9:40
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 9:40
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
前日に降った積雪あり。15cmほど? |
写真
感想
※このルート下山時
オリンバスTG3(赤) デジタルカメラを紛失しました。
沢山大切な写真データが入っております。
もし、見つけらた方いましたらご連絡下さい。
[email protected]
このルートは去年から3回連続で天候に恵まれず
中止となっていた。
今年も駄目かと思っていたが、私の平日休みに
友人が合わせ有給を取ってくれてようやく
実現しました。
山をやっていて本当に感謝すべきはこういう友人が
いることだと改めて感じました。
■美濃戸〜行者小屋
軽いラッセル状態、トレースはあるが雪が軽く踏み固まってない
通常、2時間は切れるが今回はこの積雪の影響で重く
通常よりも時間が掛かった。
■行者小屋〜下部岸壁取り付き
ギアを行者小屋で装着、森林限界でダウンを着込む。
文三郎〜下部岸壁からはノントレース。
これだから平日はいい。
程よい高度感、新雪がついた美しい岩稜たまらん…
踏み跡を刻み取り付く、ルート取りはパートナーを私の
判断以外には先行者がいないので邪魔するのもはない。
■下部岸壁
1P目、意外と確信部短い、レオがリードしたが左巻き
出だしが微妙だがあとは簡単。
その後2Pまでロープを伸ばす、2Pは出だしを乗り込んだら
あとは歩ける程、ビレーしレオとコンテで上部岸壁まで。
■上部岸壁
思ったより上部1P目が短いのであれっ?て感じでもう少し
他の取り付きを探した。
私がリード、凹角状になっているので足が拾いやすい。
残置もあり、抜け口付近に積雪の影響か?支点が
見つからないのでカムを使う。
※この時、持ち替えでカムを噛むがその時に冷えたビナに
舌があたり、皮がビナ氷り付き剥げてしまった。
この後、1時間ほど出血が止まらず、口が血まみれとなった。
これはカム使用時の癖なので注意が必要。
その後、コンテで進むも途中、ロープが欲しい箇所が2箇所。
その都度、カムやピナクルで支点構築し対応。
ルーファイを含め、パートナーがレオで本当に良かった。
沢経験が豊富なのでルーファイでのコミュニケーション取りや
支点がない時の対応などに安定感があり非常にやりやすく
不安さがなかった。
ここらへんまで来て振り返ると長めが本当に良かった。
特別な景色だろう。気持ち良すぎる。
■総論
上部岸壁のルーファイ、下部岸壁寒さ対策がこのルートの核心。
都度ロープワークが必要となるので非常にいい経験がつめた。
これで冬季アルパインのようやくスタートラインに立てたと感じる。
これからもっと、冬バリを自分の力でやりたいな!
厳しい自然と向き合いたい。
そう改めて思えるいい日であった。
残念なのはやはりレオのカメラだね。
本当にみつかるといいな。
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