仏果山〜荻野高取山 [ミツマタ桃源郷]
- GPS
- 05:49
- 距離
- 12.1km
- 登り
- 990m
- 下り
- 1,013m
コースタイム
天候 | 曇り時々霰まじりの小雨 のち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
写真
感想
私事で忙しく、山に行けなかったため、一ヶ月ぶりの山行です。
気が付けば早春の花の季節になっていて、ミツマタが見頃であろう。昨年は丹沢ミツバ岳に行きましたが、他に見所はないかと探して見たところ、同じく丹沢に「ミツマタ桃源郷」と呼ばれる場所が有ることを見つけ、行って見ることにしました。
この辺りには「高取山」が幾つかあって、そのうち「荻野」高取山の大平登山口というところがそれであるらしい。私が持っている2011年版の「山と高原地図」にはルートが載っていないのですが、タブレットにダウンロードした2014年版には破線ルートが記載されており、仏果山、経ヶ岳というメジャーなルートと繋げて歩けるらしいことがわかりました。
本厚木駅から半原行きのバスに乗車。何か行事でもあるのか、バスはたくさんの学生さんたちで大混雑でした。
終点の一つ手前、撚糸組合前バス停で下車し、歩き始めます。事前には晴天の予報だったのですが、この時ははっきりしない、いつ雨が降ってもおかしくないような肌寒い天候でした。
途中「カタクリ群生地」と看板のある場所を通ったので、ひとつくらい咲いていないかと探してみましたが、見つけることはできませんでした。
仏果山までの登りは、標高差500m程度なのでたいしたことがないはずなのですが、なかなかペースが上がらず、身体がなまっていることを実感しました。
小雨は時折、あられまじりとなり、寒かったのですが、天候は徐々に回復して来て、経ヶ岳に着いた正午ごろには陽も差して来ていました。
仏果山と経ヶ岳の間は大分前、まだヤマレコを書き始める前に来たことがあるのですが、経ヶ岳から先は未踏です。破線ルートなので少し心配したのですが、道標もしっかりしており問題ありませんでした。急坂箇所も幾つかありましたが、ロープが張られているので大丈夫です。「西山を守る会」の皆さんで整備されているようです。ありがたいことです。
華厳山から高取山に至る道は傾斜も緩く、広々していて本当に気持ちのいい道でした。破線ルートということで敬遠されているとしたらもったいないことです。
高取山の南側は採石場となっており、祝日にも関わらず、ブルドーザーや大きなトラックが動く機械音が聞こえていました。秩父の武甲山もそうですが、山が機械で削り取られるのを見るのは気持のいいものではありませんね。
高取山から下って、登山口に近づくと、木々の間から一面黄色のミツマタ群生が姿を現し、思わず歓声を挙げてしまいました。群生するミツマタがまさに満開で、道の両側を取り囲むように黄色の花が咲き誇り、圧巻です。花の甘い香が立ち込め、まさに「桃源郷」に居るかのような幸せな気分になります。これだけの群生地で、祝日にも関わらずその時間にそこにいたのは私ともうひとかただけでした。
ゆっくりと写真を撮って、ゴルフ場の間を通り、東谷戸バス停に着いたとたんに本厚木行きのバスが来ましたので帰路に着きました。
満開のミツマタを堪能したなんとも贅沢な山行でした。
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