太平山・晃石山・馬不入山 〜カタクリはここにも咲いている〜
- GPS
- 04:54
- 距離
- 10.5km
- 登り
- 789m
- 下り
- 773m
コースタイム
- 山行
- 4:10
- 休憩
- 0:44
- 合計
- 4:54
天候 | 曇り気味の晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
50台ぐらい駐車可 トイレあり 無料(あじさい祭り開催中は有料) |
コース状況/ 危険箇所等 |
・登山道に危険個所はなし。 ・あじさい坂な長い階段なので転ばないように。 ・随神門前の車道を渡るときは車に注意。 |
その他周辺情報 | ◆トイレ(確認した場所のみ) あじさい坂駐車場 あじさい坂の途中 |
写真
感想
自宅から最も近い山、それは太平山だ。太平山の住所はかつて栃木県下都賀郡大平町にあったが、2010年3月29日、栃木市と合併して栃木県栃木市に所属している。合併から間もなく6年が経つが、栃木市の太平山というのが何となくしっくりこないのは私だけではないはず。
太平山は桜と紫陽花が有名で、旬の時期になると遠方からも観光客が訪れる。今は桜の開花直前のため10時過ぎに駐車場に着いても空きがあった。1週間後の休日ははおそらく大混雑だろう。
登山靴で登るには少し幅の狭いあじさい坂の階段を登り、随神門をくぐり、再び階段を登ると太平山神社に着く。本殿から右に向かうと登山口の看板があり、そこからわずか15分で太平山に登頂できる。登山装備でなくても太平山には登れるためジーンズやスニーカーの観光客の姿も多くみられるが、もっとも多いのは高齢の登山者グループだ。次に多いのはトレイルランナーかもしれない。この日の天候は曇りで、葉の落ちた木々の隙間から日光方面の山が見えたりするのだが、残念ながら曇り空で、男体山や皇海山などは見えなかった。
太平山から向かう晃石山は「太平アルプス」の最高峰(419m)。太平山からは一旦下ってから登るので、ちょっとした縦走気分。ただし展望はない。唯一開けるのは晃石山の少し手前のパラグライダー滑走路で、そこからは栃木市街地や遠くの筑波山が見られた。だが、このルートの主役は展望ではなく、今が旬のカタクリだ。わずか10輪ほどが鉄塔近くの登山道脇に咲いている。カタクリと言えば花の百名山に選定されている三毳山が有名だが、晃石山にも咲いていたのは嬉しかった。
晃石山の頂上は団体に占領されたので足早に桜峠に向かう。晃石山からの急な斜面を下り、再び登ると青入山に登頂。そこから下ると桜峠に着く。そこは東屋や木のベンチがあり休憩には最適。西の展望が開けるが相変わらずの曇天。昼食後に馬不入山へ。
緩い登りから緩い下り、再び登ると馬不入山に着く。そこからは南側の展望が楽しめるが、見えるのは近くの関東平野だけで、遠くの山は見えなかった。多くの人は晃石山または桜峠までで下山するのだろうか、馬不入山は空いていた。みんな、ここまで登ればいいのに。
馬不入山から下山して岩舟駅まで歩き、両毛線で大平下駅に戻るのが一般的な太平アルプス縦走だが、我々は来た道を戻る。既に14時を過ぎているが、晃石山はまだ混雑していた。太平山神社近くまで来ると、道路を走る車やバイクの音が聞こえてくる。最後の難所、あじさい坂を転ばないように下って今回の山行は終了。
標高差のない太平アルプスだが、アップダウンの繰り返しがあり、とても良い運動になった。ただ、展望のない山はやはり物足りない。次回山行は標高の高い山で展望を楽しみたい。可能ならテント泊で、テントから夕日や朝日を眺めたいものだ。
コメント
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こんばんは〜
里山歩きとは珍しいんじゃないですか?
でも、この季節はのんびり里山散歩もいいでしょ?
この辺に行くと蕎麦屋を探して食べてます
ニラ蕎麦、大根蕎麦、ちたけ蕎麦など
珍しい蕎麦がありますよね〜
最近は小山市でも野木町の方にある
日の本屋(田んぼの中にあるお店)がお気に入りです。
では、また。
NJ-TAKAさん、おはようございます。
平日の疲れと雷予報が気になって、今回の里山ハイクとなりました。運良くカタクリも見られて良かったです。
蕎麦おいしいですよね。下山後にご当地の蕎麦屋に入ることが多く、檜枝岐の蕎麦屋とか、安曇野の蕎麦屋が絶品でした。
ご自宅から一番近いお山ですかぁ!
失礼ながらお二人には似合わない感じ...いやっ、違和感がとてもある感じです(笑)
日本百名山を始め、高い山へ行っているからでしょうか。
でも、超低山でもカタクリに会えて楽しまれたかと思います。
お疲れさまでした。
ayamoekanoさん、こんばんは。
他の方からも「低い山にも登るんですね。」と言われました。確かに大展望を目的に登ることが多いので、里山には最近登りませんでしたね。
今回もテント泊の予定でしたが、雷注意報を警戒して変更しました。次は標高の高い山に登りたいです。
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