源次郎岳-棚横手山（みはらしの丘から周回）

2016年04月16日(土) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 20.4km
• 登り: 1,398m
• 下り: 1,398m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:10
• 休憩: 0:00
• 合計: 6:10

5:00 牛奥みはらしの丘
6:00 6:00 恩若ノ峰(温石ノ峰)
7:35 7:35 源次郎岳
7:50 7:50 源次郎岳・下日川峠・嵯峨塩温泉分岐点
8:20 8:20 杣坂峠(源次郎岳方面分岐点)
8:25 8:25 かくれっ窪
9:00 9:00 深沢峠(四っコンバ)
9:15 9:15 大滝山(宮宕山)
9:30 9:30 棚横手山(大富士見台)
10:05 10:05 大滝不動尊宮
11:10 牛奥みはらしの丘

天候

快晴。但し、春霞。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

フルーツライン　牛奥みはらしの丘駐車場。
無料。30台前後。トイレあり。24時間オープン。

コース状況／危険箇所等

フルーツライン〜恩若ノ峰〜源次郎岳　：　
標識やマークが無いため、恩若ノ峰（おんじゃくのみね）までがこのコースで最も注意を要する箇所かと思います。
まず、フルーツラインより文殊院の標識を右折（東方面）。
さくらんぼの花満開の果樹園のコンクリート道を登ります。
農園を抜けると正面に南沢予防砂防ダム。コンクリート道はダムの向かって左上（右岸）へと上がって行きますが、ダムの横を過ぎたあたりから未舗装道⇒山道へ。すぐにカヤトの藪道となりますが、夏場はうるさそう。
ただ、藪はそれほど長くなく、それを抜けるとあとは比較的分かりやすい道。
途中、（踏み跡薄く）直登すべきか、道なりに左後ろ（北西）へと向かうべきか悩む箇所があります。ここは道なりに大きく回り込んで、北の尾根まで登ります。尾根からは再び右後ろ（東方向）へ。この先は明瞭。
但し、途中、尾根から谷へと降りる道があり赤マークが見えましたので、直登ルートもあるのかもしれません。
恩若ノ峰から源次郎岳は基本的には尾根歩き。踏み跡はしっかりしており、所々にマークや標識もあります。
源次郎岳手前は、落ち葉で滑りやすい急坂となります（補助ロープあり）。

源次郎岳〜嵯峨塩深沢林道〜大滝山　：
源次郎岳の先の1,535m地点（三角点あり）が本日の最高地点。ここから南に向かう尾根を下りてゆきましたが、徐々に南西方向に。これは間違い。途中で引き返しました。
1,535m地点をもう少し東に下りて行くと下日川峠との分岐点になりますので（但し嵯峨塩温泉への標識は無し）、これをまっすぐ南下。嵯峨塩深沢林道が見えてきたあたりで踏み跡が不明瞭となったため、強引に突っ切って林道に出ました。林道を横切って嵯峨塩温泉へと下りる道は分からずじまい。
舗装林道を3kmほど下ると（あちこちで法面がひどく崩壊）、深沢峠（四つコンバ）。林道が分岐しています（右が未舗装、左が舗装）。両林道の間の尾根の急坂を登ります。標識も無く（小さく赤マーク）、本当にこれを上がるの？という雰囲気。
20分ほど尾根道を直登すると大滝山（宮宕山）山頂に。途中、道なりに左方向に進む箇所もありますが、それに誘われず、尾根直登です。
あとは一般道なので割愛します。

写真

4/16 5:09

フルーツラインの文殊院への標識。これが恩若ノ峰登山口となります。

4/16 5:14

さくらんぼの白い桜花が満開です。

4/16 5:18

果樹園を抜けると南沢堰堤。更にコンクリート道を登ります。

4/16 5:23

堰堤を過ぎると未舗装道に。

4/16 5:27

すぐに山道に。カヤトを抜けて進んで行きます。

4/16 5:51

逆Z字型に尾根まで登るとあとは明瞭。

4/16 6:02

フルーツラインから50分で恩若ノ峰到着。
花粉マスクが汗でへばりついて息苦しい。

4/16 6:15

至れり尽くせりとは言えませんが、赤マークや標識もあります。

4/16 7:04

こぶのような小山を登ると源次郎平の標識。

4/16 7:06

源次郎平のすぐ先には中原集落におりるキリが尾根の標識。ロープが張られています。

4/16 7:08

源次郎岳まであと少し。

4/16 7:19

と思いきや、山頂直前は落葉で滑りやすい急坂です。

4/16 7:20

補助ロープが大助かりですが、足に来る急坂です。

4/16 7:22

滑った拍子に落葉に埋もれた熊鈴を発見。大菩薩峠の銘。
預ける所がなかったためそのまま持ち帰りました。
落とされた方は、お送りしますのでご連絡下さい。

4/16 7:35

2か月ぶりの山行で足がつりそうになりましたが、無事、源次郎岳山頂に。山梨百名山です。

4/16 7:36

が、山頂は切り倒された切株だらけ。
殺伐とした雰囲気です。

4/16 7:50

源次郎岳から更に50mほど標高を上げた1,535m地点が本日の最高地点。

4/16 7:51

霞んでいますが、富士山が見事です。

4/16 7:59

1,535m地点を少し下ると下日川峠への分岐があります。

4/16 8:19

途中で踏み跡をはずしてしまいましたが、やや強引に嵯峨塩深沢林道へ。

4/16 8:25

林道脇の木に「伝説地　かくれっ窪」の表示。
どこか分からないのでスルー。

4/16 8:30

その先には甲陽東山妙見尊の碑。
こんな所までこの碑を見る来る方がおられるのでしょうか？

4/16 8:31

ただ、このあたりからは源次郎岳がよく見えます。

4/16 8:33

「歴史伝説の山　源次郎岳」。
源頼朝に追い詰められた木曽義仲一派の岩竹源次郎が自害したとの伝説ですね。

4/16 8:42

林道をしばらく下ると大滝山（宮宕山）が見えてきました。

4/16 8:43

嵯峨塩深沢林道はあちこちで法面が崩壊していますが、ここは特に酷い。

4/16 8:57

深沢峠（四つコンバ）。
大滝山へは2つの林道の間の尾根を登って行きます。

4/16 9:15

大滝山（宮宕山）山頂。
展望はききません。

4/16 9:21

が、少し南に下ると富士の見える見事な展望が（更に霞んでしまい写真にうまく写りませんが）。
是非、晩秋か冬に再訪したいですね。

4/16 9:24

棚横手山山頂が見えてきました。

4/16 9:28

棚横手山頂。
山梨百名山です。
富士展望に優れた山です。

4/16 9:37

霞んでしまいましたが、甲府盆地の展望も良い。

4/16 10:05

大滝不動尊と男滝。
落差140m。

4/16 10:18

今日は色の無いコースでしたので、春の色が目に沁みます。

4/16 10:50

4/16 10:54

4/16 10:58

4/16 11:11

フルーツライン牛奥トンネルを抜けてみはらしの丘駐車場にゴール。

4/16 11:13

塩山駅へと向かう鉄道車両が寅さん的風景。
塩ノ山も牧歌的で良い雰囲気。

4/16 16:33

そして本日の締めは、先週京都で調達した佐々木蔵之介さんご実家のお酒です。
良い酒です。

撮影機器：

HIGH SPEED EXILIM EX-ZR500 カシオ

感想

pokepika

花粉の季節の不摂生により腹回りが気になり始め、まだ時期尚早かとは思いながらも、午前中に下山出来れば花粉の影響は小さいかと、東京の自宅を2時半に出発。

車中のラジオでは、繰り返し発令される九州の緊急地震警報。

こんな日に悠長に山歩きなどしていて良いのかとも思いましたが、自宅に引き返しても自分の出来ることは限定的。

お亡くなりになられた方々に深く哀悼の意を表しますとともに、被害にあわれた皆様の救済と一日も早い被災地の復興を心からお祈り申し上げます。

コメント

chao

花粉にも負けず・・。
pokepikaさん

まだまだ、花粉症の方にはつらい時期が続きますね~。
ﾏｽｸ着用での山歩きは、なかなかしんどいものがあったのではないかと・・。（想像するだけで息が苦しい！！ ）
汗でどんどんﾏｽｸの通気性が失われていくんですよね〜。

2ヶ月ぶりの山行お疲れ様でした。（2ヶ月ﾌﾞﾗﾝｸが空いても、普通に20キロオーバー！？）

ps
GWは九州の山を歩く予定で、新幹線/宿等チケット手配済みでしたが、残念ながらすべてキャンセルと相成りました・・。

pokepika

Re: 花粉にも負けず・・。
chaoさん、ご無沙汰しています。

九州山行の中止は残念ですね
地震の少ない九州の今回の惨状を見るにつけ、日本全国どこにも地震フリーの場所は無いという当たり前の事実を再認識しました。

マスク着用による心肺機能トレーニングの体育会系のノリで今回は挑みましたが、幸い、気温が上昇する前に下山できたため（それでも20度を越えていましたが）、恩若ノ峰以降はマスクをしていても快適に歩けました。マスク機能も相当向上しているんでしょうね

次のシーズンは、マスク作戦で行こうかな