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記録ID: 865237
全員に公開
ハイキング
近畿

ふるさと兵庫100山 雪彦山(大天井岳〜地蔵岳〜三角点〜鉾立山〜虹ヶ滝)

2015年11月04日(水) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
6.2km
登り
958m
下り
953m

コースタイム

日帰り
山行
5:30
休憩
1:20
合計
6:50
10:10
90
11:40
12:20
100
14:00
14:10
30
14:40
15:00
70
16:10
16:20
40
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2015年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
一般道利用:姫路市内より国道312号線を北上。福崎で県道23号を西へ折れ、夢前町から県道67号、504号を経て「雪彦山バンガロー」へ。道中に案内板も出ていて、ややこしい道ではありません。今時はカーナビというものもあるので問題ないでしょう。
コース状況/
危険箇所等
登山口〜大天井岳〜地蔵岳にかけては鎖・ロープ場多数につき、落石・滑落に注意が必要。鉾立山からの下山道の一部は、地滑りによる倒木で荒れている箇所があるが、道は確保されているので問題ない。
登山口手前の駐車場は20台くらい駐車可能です。多い時は向かいの路肩にも並ぶのだとか。
2015年11月04日 10:10撮影 by  u7020,S7020 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/4 10:10
登山口手前の駐車場は20台くらい駐車可能です。多い時は向かいの路肩にも並ぶのだとか。
コースと実際の位置が写真で示されています。危険箇所も細かく表示されていて、とてもわかり易いです。
2015年11月04日 10:12撮影 by  u7020,S7020 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/4 10:12
コースと実際の位置が写真で示されています。危険箇所も細かく表示されていて、とてもわかり易いです。
バンガロー横の階段からいよいよスタートです。
2015年11月04日 10:12撮影 by  u7020,S7020 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/4 10:12
バンガロー横の階段からいよいよスタートです。
のっけからいきなりの激登り。狭くて変化に富んだ登山路をぐんぐん登っていきます。
2015年11月04日 10:20撮影 by  u7020,S7020 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/4 10:20
のっけからいきなりの激登り。狭くて変化に富んだ登山路をぐんぐん登っていきます。
「展望岩」で一休み。快晴の空にくっきり映える「大天井岳」は迫力があります。
2015年11月04日 10:36撮影 by  u7020,S7020 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/4 10:36
「展望岩」で一休み。快晴の空にくっきり映える「大天井岳」は迫力があります。
まさにここから先は「ガンバリ」どころの連続です。
2015年11月04日 10:43撮影 by  u7020,S7020 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/4 10:43
まさにここから先は「ガンバリ」どころの連続です。
巨大な「出雲岩」は、見上げると今にも崩れ落ちてきそうです。
2015年11月04日 11:06撮影 by  u7020,S7020 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/4 11:06
巨大な「出雲岩」は、見上げると今にも崩れ落ちてきそうです。
狭い岩の隙間を鎖をたよりによじ登ります。こんな場所が頂上直下まで随所に現れます。
2015年11月04日 11:13撮影 by  u7020,S7020 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/4 11:13
狭い岩の隙間を鎖をたよりによじ登ります。こんな場所が頂上直下まで随所に現れます。
これがあの「セリ岩」です。実際見た瞬間は「無理やろ…」と思いましたが、根性でなんとか行けました(汗)
2015年11月04日 11:18撮影 by  u7020,S7020 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/4 11:18
これがあの「セリ岩」です。実際見た瞬間は「無理やろ…」と思いましたが、根性でなんとか行けました(汗)
「馬の背」を乗り越えると、10分位で頂上です。
2015年11月04日 11:30撮影 by  u7020,S7020 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/4 11:30
「馬の背」を乗り越えると、10分位で頂上です。
最初の目的地「大天井岳」に到着しました。
2015年11月04日 11:46撮影 by  u7020,S7020 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/4 11:46
最初の目的地「大天井岳」に到着しました。
来るときに通ってきた道が眼下に見えます。澄んだ空気、最高の景色を楽しみながら昼食です。
2015年11月04日 11:45撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
11/4 11:45
来るときに通ってきた道が眼下に見えます。澄んだ空気、最高の景色を楽しみながら昼食です。
「大天井岳」を少し下ったところから見た「地蔵岳」。頂上に「レスキュー隊員」らしきオレンジの人たち…もしかして事故発生??
2015年11月04日 12:23撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
11/4 12:23
「大天井岳」を少し下ったところから見た「地蔵岳」。頂上に「レスキュー隊員」らしきオレンジの人たち…もしかして事故発生??
今回最も緊張した「地蔵岳」へ向かう崖下り。ここはいっちょということで、果敢に上級コースに挑戦です。
2015年11月04日 12:24撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
11/4 12:24
今回最も緊張した「地蔵岳」へ向かう崖下り。ここはいっちょということで、果敢に上級コースに挑戦です。
ほぼ垂直な崖を鎖だけで下ります。しっかりと踏ん張って一歩ずつ…なかなかのスリルです。
2015年11月04日 12:35撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
11/4 12:35
ほぼ垂直な崖を鎖だけで下ります。しっかりと踏ん張って一歩ずつ…なかなかのスリルです。
姫路消防署のレスキュー隊員の方々。プロらしく黙々と訓練をこなされていました。本物の訓練を間近で見ることができたのは貴重な体験です。
2015年11月04日 12:53撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
11/4 12:53
姫路消防署のレスキュー隊員の方々。プロらしく黙々と訓練をこなされていました。本物の訓練を間近で見ることができたのは貴重な体験です。
「地蔵岳」頂上から見た「大天井岳」と「不行岳」。圧巻のスケール、さっきまであの上にいたのか… この崖を登る人がいるっていうのが信じられません。
2015年11月04日 12:51撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
11/4 12:51
「地蔵岳」頂上から見た「大天井岳」と「不行岳」。圧巻のスケール、さっきまであの上にいたのか… この崖を登る人がいるっていうのが信じられません。
雪彦山の「三角点」。ここが本当の頂上?? 木立に囲まれて展望もなく、あっさりした感じです。水分補給だけしてすぐ「鉾立山」へ向かいます。
2015年11月04日 14:06撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
11/4 14:06
雪彦山の「三角点」。ここが本当の頂上?? 木立に囲まれて展望もなく、あっさりした感じです。水分補給だけしてすぐ「鉾立山」へ向かいます。
「鉾立山」というのは通称だそうで、三角点から30分ちょっとで到着です。北側の木々が伐採されていて、展望が開けていましたが、案内板は色褪せていて読み取れませんでした…
2015年11月04日 14:47撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
11/4 14:47
「鉾立山」というのは通称だそうで、三角点から30分ちょっとで到着です。北側の木々が伐採されていて、展望が開けていましたが、案内板は色褪せていて読み取れませんでした…
鉾立山の南側の斜面から下山します。途中地滑りの跡でしょうか、倒木に阻まれて荒れている箇所が…登山道だけは何とか確保されていました。
2015年11月04日 15:26撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
11/4 15:26
鉾立山の南側の斜面から下山します。途中地滑りの跡でしょうか、倒木に阻まれて荒れている箇所が…登山道だけは何とか確保されていました。
夢前川の源流といわれている細い沢を下っていくと「虹ヶ滝」に到着。すぐ着くかと思っていましたが、結構遠かったです。 名前のように虹はかかっていませんでしたが、きれいな滝でした。
2015年11月04日 16:19撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
11/4 16:19
夢前川の源流といわれている細い沢を下っていくと「虹ヶ滝」に到着。すぐ着くかと思っていましたが、結構遠かったです。 名前のように虹はかかっていませんでしたが、きれいな滝でした。
終盤は割と整備された登山道が続きます。日が傾いてだんだん暗くなってきたので、焦って下りていきました。
2015年11月04日 16:41撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
11/4 16:41
終盤は割と整備された登山道が続きます。日が傾いてだんだん暗くなってきたので、焦って下りていきました。
特徴のある砂防ダム。ここまで来たらゴールの登山口まであとわずかです。
2015年11月04日 17:02撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
11/4 17:02
特徴のある砂防ダム。ここまで来たらゴールの登山口まであとわずかです。
バンガロー横の登山口に戻って来ました。結構時間がかかりましたが、その分堪能できました。
2015年11月04日 17:06撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
11/4 17:06
バンガロー横の登山口に戻って来ました。結構時間がかかりましたが、その分堪能できました。

装備

個人装備
Tシャツ ズボン 靴下 防寒着 雨具 日よけ帽子 ザック 昼ご飯 行動食 飲料 地図(地形図) コンパス 筆記用具 ファーストエイドキット 携帯 時計 サングラス タオル ストック カメラ

感想

●駐車場〜登山口 
登山口の手前に駐車スペース(無料)があり、20台くらいは楽に置けます。多い時は道路を挟んで向かいの路肩にも縦列で並ぶようですが、この日は満車というほどでもなく、すんなりと駐車できました。

バンガロー横の階段が一般登山口です。真横にある管理棟に登山届を書いて提出します。わかりやすくて大きな案内看板には、コースごとの所要時間、チェックポイント、危険箇所も写真などで詳しく示されているので、しっかり確認してスタートです。

●登山口〜序盤〜中盤(大天井岳)
スタートからいきなりの急登坂で一気に登るので、すぐに息が上がり、汗が吹き出しました。序盤の急坂をクリアし少し行くと「展望岩」がありここで小休止、これから目指す「大天井岳」が目の前にそびえ立ちます。堂々たる山容に思わずシャッターを切りつつ、ワクワクしながら先へ。

だれが書いたのか「ガンバレの木」を過ぎ、中盤にかけてのほとんどが岩場ですが、ド迫力の「出雲岩」や、狭い隙間を鎖で登っていく崖など、変化に富み、興味あるポイントが続くので退屈しません。「セリ岩」は通れるかどうか不安でしたが、ザックを背負ったままでもクリアできました。普通の体型の人ならおそらく大丈夫でしょう。

その後も鎖・ロープのある岩場が続き、「馬の背」を越えると10分で最初の目標「大天井岳」に到着です。ここまでほぼ同じペースで登って来た、大阪から来たという男性に写真を撮ってもらいました。年齢は私と同じくらい、雪彦山は3回目とのこと。天気は快晴、最高の眺望を見ながらお昼ごはんです。

●中盤(地蔵岳〜三角点〜鉾立山)
「大天井岳」〜「地蔵岳」が最もスリリングで面白味のあるルートです。長い岩下りは‘一般コース’と‘上級コース’があり、一瞬考えて‘上級コース’を選択。ほぼ垂直な崖に設置された太い鎖をしっかり掴み、両足をしっかり踏ん張って一歩一歩降下します。

眼下の「地蔵岳」から響く声。先客有りかと目をやると、登山者に混じってオレンジのつなぎ姿が見えます。デジカメ最大望遠で見ると何と…レスキュー隊員! 「ケガ人の救出?凄い場面に出くわしたか…」自分までケガ人になっては大変なので、慎重に降下して地蔵岳直下へ。

「地蔵岳」を恐る恐る登りながら上を伺うと、隊員はまだいますが緊迫した雰囲気ではありません… 結果を言うと、レスキュー隊員の訓練でした。事故ではなくてちょっと安心しましたが、それよりも何よりも、「地蔵岳」の頂上から正面に見える「大天井岳」「不行岳」の切り立った断崖は圧巻でした。

「地蔵岳」から引き返し、今度は‘一般コース’をよじ登って「三角点」〜「鉾立山」の登山道へ。「三角点」は木立に囲まれ眺望もなく、表示だけがポツンと… 写真だけ撮って「鉾立山」へ向かいます。「鉾立山」(通称らしい)山頂からの眺めは良いのですが、設置されている展望図が色褪せてほとんど読み取れなかったのは残念でした。

●終盤(虹ヶ滝)〜登山口
鉾立山からの下山道は荒れていると聞いていた通り、地滑りによる倒木で塞がれていたと思われる場所はありましたが、道だけは何とか確保されていて、困るほどのことはありませんでした。途中からは沢沿いの道を、赤ペンキの矢印をたよりに、右に左に何度も渡りながら下り、「ナメ滝」「虹ヶ滝」へ。そこから一旦沢を離れ、杉林の中の整備された下山道をひたすら下ります。

早くスタートしたわけでもないのに欲張ったコース取りにしたため、このあたりから日が傾いて、林の中はだんだん暗くなってきていました。しばらく行くと鉄柵のある道が現れて、左に折れるとコンクリートの階段と特徴のある砂防ダムが。ここを過ぎると、登山口に到着です。どうやらこの日の最終ゴール者となったようで、駐車場には私の車しか残っていませんでした (^^;)

●感想
欲張りすぎてかなり長時間の山歩きとなり、結構体力も消耗しましたが、天候にも恵まれて気分良く歩けました。一番登ってみたかった山でもあったので、その意味では期待通りで、十分堪能させてもらえたと思います。今度はちがう季節に是非また登ってみたいものです。

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体力レベル
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