ふるさと兵庫100山 雪彦山(大天井岳〜地蔵岳〜三角点〜鉾立山〜虹ヶ滝)
- GPS
- --:--
- 距離
- 6.2km
- 登り
- 958m
- 下り
- 953m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山口〜大天井岳〜地蔵岳にかけては鎖・ロープ場多数につき、落石・滑落に注意が必要。鉾立山からの下山道の一部は、地滑りによる倒木で荒れている箇所があるが、道は確保されているので問題ない。 |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
ズボン
靴下
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
飲料
地図(地形図)
コンパス
筆記用具
ファーストエイドキット
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
カメラ
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感想
●駐車場〜登山口
登山口の手前に駐車スペース(無料)があり、20台くらいは楽に置けます。多い時は道路を挟んで向かいの路肩にも縦列で並ぶようですが、この日は満車というほどでもなく、すんなりと駐車できました。
バンガロー横の階段が一般登山口です。真横にある管理棟に登山届を書いて提出します。わかりやすくて大きな案内看板には、コースごとの所要時間、チェックポイント、危険箇所も写真などで詳しく示されているので、しっかり確認してスタートです。
●登山口〜序盤〜中盤(大天井岳)
スタートからいきなりの急登坂で一気に登るので、すぐに息が上がり、汗が吹き出しました。序盤の急坂をクリアし少し行くと「展望岩」がありここで小休止、これから目指す「大天井岳」が目の前にそびえ立ちます。堂々たる山容に思わずシャッターを切りつつ、ワクワクしながら先へ。
だれが書いたのか「ガンバレの木」を過ぎ、中盤にかけてのほとんどが岩場ですが、ド迫力の「出雲岩」や、狭い隙間を鎖で登っていく崖など、変化に富み、興味あるポイントが続くので退屈しません。「セリ岩」は通れるかどうか不安でしたが、ザックを背負ったままでもクリアできました。普通の体型の人ならおそらく大丈夫でしょう。
その後も鎖・ロープのある岩場が続き、「馬の背」を越えると10分で最初の目標「大天井岳」に到着です。ここまでほぼ同じペースで登って来た、大阪から来たという男性に写真を撮ってもらいました。年齢は私と同じくらい、雪彦山は3回目とのこと。天気は快晴、最高の眺望を見ながらお昼ごはんです。
●中盤(地蔵岳〜三角点〜鉾立山)
「大天井岳」〜「地蔵岳」が最もスリリングで面白味のあるルートです。長い岩下りは‘一般コース’と‘上級コース’があり、一瞬考えて‘上級コース’を選択。ほぼ垂直な崖に設置された太い鎖をしっかり掴み、両足をしっかり踏ん張って一歩一歩降下します。
眼下の「地蔵岳」から響く声。先客有りかと目をやると、登山者に混じってオレンジのつなぎ姿が見えます。デジカメ最大望遠で見ると何と…レスキュー隊員! 「ケガ人の救出?凄い場面に出くわしたか…」自分までケガ人になっては大変なので、慎重に降下して地蔵岳直下へ。
「地蔵岳」を恐る恐る登りながら上を伺うと、隊員はまだいますが緊迫した雰囲気ではありません… 結果を言うと、レスキュー隊員の訓練でした。事故ではなくてちょっと安心しましたが、それよりも何よりも、「地蔵岳」の頂上から正面に見える「大天井岳」「不行岳」の切り立った断崖は圧巻でした。
「地蔵岳」から引き返し、今度は‘一般コース’をよじ登って「三角点」〜「鉾立山」の登山道へ。「三角点」は木立に囲まれ眺望もなく、表示だけがポツンと… 写真だけ撮って「鉾立山」へ向かいます。「鉾立山」(通称らしい)山頂からの眺めは良いのですが、設置されている展望図が色褪せてほとんど読み取れなかったのは残念でした。
●終盤(虹ヶ滝)〜登山口
鉾立山からの下山道は荒れていると聞いていた通り、地滑りによる倒木で塞がれていたと思われる場所はありましたが、道だけは何とか確保されていて、困るほどのことはありませんでした。途中からは沢沿いの道を、赤ペンキの矢印をたよりに、右に左に何度も渡りながら下り、「ナメ滝」「虹ヶ滝」へ。そこから一旦沢を離れ、杉林の中の整備された下山道をひたすら下ります。
早くスタートしたわけでもないのに欲張ったコース取りにしたため、このあたりから日が傾いて、林の中はだんだん暗くなってきていました。しばらく行くと鉄柵のある道が現れて、左に折れるとコンクリートの階段と特徴のある砂防ダムが。ここを過ぎると、登山口に到着です。どうやらこの日の最終ゴール者となったようで、駐車場には私の車しか残っていませんでした (^^;)
●感想
欲張りすぎてかなり長時間の山歩きとなり、結構体力も消耗しましたが、天候にも恵まれて気分良く歩けました。一番登ってみたかった山でもあったので、その意味では期待通りで、十分堪能させてもらえたと思います。今度はちがう季節に是非また登ってみたいものです。
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