那須岳（ロープウェイ山麓駅〜三本槍岳往復） 2016初夏

2016年05月07日(土) [日帰り]

• GPS: 05:06
• 距離: 11.1km
• 登り: 860m
• 下り: 845m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:10
• 休憩: 0:56
• 合計: 5:06

10:03 那須ロープウェイ山麓駅
10:10 10:10 峠の茶屋駐車場
10:14 10:16 登山指導所・登山ポスト
10:30 10:31 中の茶屋跡
10:50 10:51 峰の茶屋跡避難小屋
10:57 10:57 剣が峰
11:02 11:02 恵比寿大黒
11:15 11:15 朝日の肩
11:26 11:27 朝日岳
11:31 11:31 朝日の肩
11:39 11:39 熊見曽根
11:43 11:43 1900m峰
11:55 11:55 清水平
12:07 12:08 三本槍岳・中の大倉尾根・北温泉分岐
12:28 13:15 三本槍岳
13:35 13:35 三本槍岳・中の大倉尾根・北温泉分岐
13:41 13:41 清水平
13:51 13:51 1900m峰
13:55 13:56 熊見曽根
14:01 14:01 朝日の肩
14:17 14:17 恵比寿大黒
14:27 14:28 峰の茶屋跡避難小屋
14:41 14:42 中の茶屋跡
14:57 14:57 登山指導所・登山ポスト
15:02 15:02 峠の茶屋駐車場
15:09 那須ロープウェイ山麓駅

天候

晴れのち雨

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

往復：JR東北本線黒磯駅から那須ロープウェイ行きバスで約1時間。1,350円くらいだったと思います。

コース状況／危険箇所等

（2016.5.7現在）
○全般
鎖場や切れ落ちた崖などの危険個所はありません。
ただし、ガレ場がかなり多いことと、樹林帯が少ないので強風（場合によっては落雷）に注意が必要です。

○ロープウェイ山麓駅〜峰の茶屋跡避難小屋
駐車場を抜けてしばらく登ると、すぐに樹林帯を抜けてガレ場に出ます。茶臼岳・朝日岳の眺望は最高です。
避難小屋もだいぶ遠くから見えるので、道に迷うということもないかと思います。
途中、雪が溶け残っているところがありましたが、特にアイゼンは必要ありませんでした。

○峰の茶屋跡避難小屋〜朝日岳〜清水平
ガレ場の稜線です。風が強く吹くので、気象によっては注意が必要です。
この日は帰りの天気が崩れ、暴風雨となりました。飛ばされるような風になる箇所もあるのでご注意ください。

○清水平〜三本槍岳
ぬかるんだ登山道とササを含む背の低い樹林帯になります。
ガレ場より歩きやすく感じますが、滑る箇所にご注意ください。

その他周辺情報

バスで20分ほど下り、那須湯元バス停で下車すると鹿の湯という温泉があります。
休日は大人500円（観光案内所で券を買うと450円）です。平日は確か100円引き。
かけ湯場と浴槽しかない、古くからある温泉らしい温泉でした。
数年前に訪れた別府温泉を思い出しますね。
浴槽は41度〜48度まで6種類あります。48度は、やけどするんじゃないかという熱さで入れませんでした。。
なお、石鹸・シャンプーが使用できませんので、気にされる方はご注意ください。
また、硫黄のにおいが体に残りますので、苦手な方はご注意を。

また、那須湯元には殺生石という硫黄のにおいが立ちこめる観光スポットもあるので、立ち寄ってみるのもよいかと思います。

写真

5/7 5:39

上野駅5:46発の電車に乗り、栃木へ向かいます

5/7 9:56

ロープウェイ山麓駅。途中はガスで真っ白でしたが、登山口は見事に快晴。天気が変わる前に降りたいところでしたが。。

5/7 10:06

駐車場間の道はよく整備された階段です

5/7 10:16

駐車場を抜けると、鳥居が見えてきます。ここをくぐると、登山道です

5/7 10:18

麓の方は雲海でした

5/7 10:28

正面に朝日岳がどっしり構えています

5/7 10:29

こちらは茶臼岳でしょうか

5/7 10:30

樹林帯を早々に抜け、ガレ場が続きます

5/7 10:35

荒々しい山容

5/7 10:39

歩いてきた道

5/7 10:45

峰の茶屋跡避難小屋が見えてきました

5/7 10:47

雪が溶けて流れができています

5/7 10:48

登山道にも一部雪が残っていますが、アイゼンは特に必要ありませんでした

5/7 10:49

茶臼岳は煙が出ています

5/7 10:51

峰の茶屋跡避難小屋から見た朝日岳方面。荒々しい尾根歩きが始まります。

5/7 10:53

荒涼とした大地とその先の雲海

5/7 10:54

ガレ場が続きます

5/7 11:02

雲が増えてきました

5/7 11:03

鎖がないと迷ってしまいそうな道ですね

5/7 11:14

遠く西の方に、雪をまとった山が。会津駒ケ岳でしょうか

5/7 11:17

5/7 11:17

茶臼岳。流れ出した溶岩の跡のようなものが見えます。遠くの雲海がまた綺麗ですね

5/7 11:24

朝日岳山頂からのパノラマ写真

5/7 11:24

朝日岳山頂から撮った茶臼岳。堂々とした山ですね

5/7 11:26

朝日岳山頂。北西は雲行きが怪しい・・・

5/7 11:27

私の表情も曇ります（←やりたかっただけ。笑）

5/7 11:33

雲がかかるようになってきました

5/7 11:34

みるみるうちに雲に包まれる稜線

5/7 11:39

急に視界も効かなくなってきました

5/7 11:49

雪解けで沼ができていました

5/7 11:53

北側斜面は結構雪が残っています

5/7 11:55

木道。湿原があります

5/7 11:57

ガレ場を抜けると、ササに囲まれた細い登山道

5/7 12:09

ぬかるんでいるので、足元に注意です

5/7 12:26

真ん中だけ綺麗に雪が溶けている・・・動物でも居たのでしょうか

5/7 12:29

三本槍岳山頂。お約束ですが真っ白

5/7 12:50

ラーメン＆ウィンナーを手早く作って食します。風が強くて寒い！

5/7 13:14

山頂を後にする頃には、湿気の多い風が吹くように。この後まもなく雨が降り始めました

5/7 14:08

雨風に打たれながら来た道を戻ります。ふもとの方は晴れているのに。。

5/7 14:08

行きはあんなに眺めの良かったところも、真っ白。強風と雨にさらされながらの下山です

5/7 14:56

登山口まで戻ってきました

5/7 15:11

雲海はいつの間にかなくなっていました

5/7 16:10

おまけ1：那須湯元の殺生石。強い硫黄のにおいがします。

5/7 17:08

おまけ2：那須湯元にある鹿の湯。湯船しかなく、かけ湯をして入ります。41度から48度まで、6種類の湯船がありました。石鹸・シャンプーは使用できないので注意が必要です。汗を流すには十分ですね。

5/7 19:46

おまけ3：宇都宮に寄って餃子を食しました（宇都宮みんみん宿郷店）。登山の疲れを癒すには最適です。

撮影機器：

iPhone 5s Apple

装備

個人装備

長袖シャツ サポートタイツ ズボン 靴下 替え靴下 グローブ 防寒着（フリース） 雨具[上下] 着替え 靴 ザック ザックカバー 非常食 調理用食材 冬用ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 ライター 地図（地形図） コンパス 熊鈴 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット ロールペーパー 保険証 携帯 タオル ストック 水(1.0L) x 1 水(2.0L) x 1 水500ml x 1 スポーツドリンク（粉末） おにぎり x 3 パン x 1 ライトミール x 2箱 スポーツ羊羹 x 4 ウェアラブルカメラ 予備バッテリー

感想

Raguon

日本百名山8座目、栃木県と福島県の県境にある那須岳へ登ってきました。
ロープウェイもあり、コースタイムも短いことから、期待も難易度も若干侮っていましたが、百名山侮りがたしですね。
南関東や奥秩父の山は樹林帯歩きを多く含みますが、那須岳は登り始めてすぐに荒涼とした大地が現れます。赤く焼けた地面からは、現在も活動を続ける火山であることを実感させられました。

絶景もつかの間、朝日岳を過ぎたあたりから急変する天気。さきほどまでの青空はみるみるうちに雲に隠され、気づけばあたり一面真っ白。昼食を取り終えて戻るころには雨まで降ってきました。
山の天気は変わりやすい、とはまさにこのことですね。。
※音量注意




今回、初めて山行中に雨具とザックカバーを使うことになりました。持ってて本当に良かった。。ロープウェイのある山といっても、登山であることには変わりありませんね。
本当は帰り際に茶臼岳にも上りたかったのですが、強い風と雨に阻まれ断念。山頂も雲に覆われていたので、まっすぐ下山しました。

この日は朝4時前に起き、5時過ぎの電車に乗って在来線を乗り継ぎながら黒磯駅まで。新幹線無しでも十分行けますね。
夏になったら青春18きっぷを活用して、もう一度登りたいなあと思った次第です。
登山あり、温泉あり、グルメありの良い一日でした。