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記録ID: 866522 全員に公開 無雪期ピークハント/縦走大峰山脈

大峰奥駈(吉野〜熊野本宮大社)

日程 2016年04月29日(金) 〜 2016年05月03日(火)
メンバー masata01
天候晴れ
アクセス
利用交通機関
電車
東京〜(新幹線)〜京都〜(近鉄特急)〜吉野
熊野本宮大社〜(龍神バス)〜紀伊田辺〜(JR特急くろしお)〜大阪

コースタイム [注]

4月29日 東京〜新幹線〜京都〜近鉄〜吉野(21:26)
吉野〜上千本(23:00)(道路脇でテン泊)
4月30日  
上千本(4:30)〜(5:12)金峯神社(5:20)〜青根ヶ峰(5:33) 〜(6:40)四寸岩山(6:50)〜(8:40)五番関(8:47)〜(10:00辻茶屋〜(11:00)山上ヶ岳(12:00)〜(13:01)阿弥陀が森〜(13:50)大普賢岳(14:00)〜(14:55)七曜岳〜(16:08)行者還小屋(テン泊)
CT:14時間 実地:11時間38分
5月1日
テン場(4:50)〜一の垰(5:37)〜(6:00)奥駈道出合〜(6:34)聖宝宿〜(7:14)弥山(7:36)〜(8:00)八経ヶ岳〜(8:17)明星ヶ岳〜(9:32)舟の垰〜(9:47)楊枝ヶ宿小屋〜(11:00)孔雀岳(11:04)〜(11:53)釈迦ヶ岳〜かくし水〜(12:33)深仙小屋(12:40)〜(12:53)太古ノ辻(13:00)〜(13:40)天狗山〜(14:03)嫁越峠〜(14:22)地蔵岳〜(15:03)ヒクタワ〜(15:23)涅槃岳〜(15:44)証誠無漏岳〜阿須賀伽利岳〜(16:25)持経ノ宿小屋(小屋泊)(小屋維持管理費用2,000円)
CT:15時間35分 実地:11時間25分
5月2日
小屋(5:20)〜(6:01)平治ノ宿〜(6:16)転法輪岳〜(6:35)倶利伽羅岳〜(7:33)行仙岳(7:37)〜(8:00)行仙小屋〜(9:08)笠捨山〜(9:28)葛川辻〜(9:58)地蔵岳〜(10:45)香精山(10:55)〜(11:20)塔ノ谷峠〜(12:14)蜘蛛ノ口(12:24)〜(13:18)花折塚(13:30)〜(14:15)玉置山〜(14:35)玉置神社(15:00)〜(15:18)玉置辻〜(16:10)分岐(16:20)〜(16:46)大森山〜(17:10)篠尾辻〜(17:39)五大尊岳〜(18:29)六道ノ辻(テン泊)
CT:17時間05分 実地:13時間09分
5月3日
テン場(5:10)〜大黒天神岳〜(6:56)吹越峠〜(7:17)七越峠〜(8:39)熊野本宮大社
CT:3時間30分 実地:3時間29分
過去天気図(気象庁) 2016年04月の天気図 [pdf]
2016年05月の天気図 [pdf]

写真

感想/記録

4月29日
前線が通過し、28日出発を一日延ばしに。近鉄特急吉野下車は自分のみ。誰もいない吉野山を街灯を頼りに上る。点々と街灯が連なる吉野山は良い雰囲気。手の届きそうな星もきれい。街灯が終わったところでテン泊。
道路脇ながら車は一台も通らず。夜半に鳥?鳴き少しうるさい。いつもの通りあまり眠れず。
4月30日
ヘッドライトをつけて動きだすが。すぐに明るくなる。ルートがあまりよくわからず。無駄に高城山展望台に上ってしまう。いかにも熊野古道らしい、金峯神社から山道に入る。桜咲く四寸岩山の上り。足摺茶屋跡から登山者を追い越すようになる。
残念ながら大天井ヶ岳の上り口を通過してしまい、まきみちを通過。崩壊激しいと書いてあったが、通れないこともない。こちらも奥駈道とあるので、まあいいかと。
懐かしい山上ヶ岳。飯を食ってゆっくりした。
山開きは5月3日で行者の姿はまったく無し。
行者還の手前でシカ発見。慣れているのかあまり逃げない。
今日中に弥山までいけは、後は楽になると思えど、行者還でテン泊。テント適地以降もあり、もう少し行ってもよかったかも。
5月1日
朝まで風が強く、出立に躊躇したが、歩き出すと大したことはなかった。ご来光を見ながら歩く。さわやかな稜線。途中にはテントサイトもあり、昨日、もう少し進んでもよかった。
出合からは、行者還トンネルからの登山者も合流。中には、早い方も。
弥山の上り、特に階段がきつかった。弥山の山小屋は昔みた掘っ建て小屋ではなく、立派に。素晴らしいトイレもあり。
営業していたので、カップヌードルを食べる。行者還から先行してきてこれから川合に下る若い方と会話。酒の話が出て、ビールを買っていくことを決断。350ml、500円。
心は少し折れそうで、太古の辻から南下する決断がなかなかできない。ただし、少しずつ持経ノ宿まではいけそう、いければ奥駈完走はたぶん可能との思いも。
八経ヶ岳、明星ヶ岳のあたりは素晴らしい景色。天候も良く、楽しんで歩く。
楊枝ノ宿で、南から来たトレラン3人と話しをする。ここまで往復とのこと。荷物がほとんどなく、うらやましい。
孔雀岳の手前で、今回初めて、修験者とすれ違う。少し話をする。
「大丈夫、奥駈完走できる」ような話もあり、うれしい。50代後半ではないかと思うが、カッコ良い行者さんだった。
孔雀岳で話をした別の登山者は、南奥駈を断念し、太古ノ辻で下山とのこと。「トレランじゃ無いんですね。」と言われた。確かに、この荷物では走れない。でも、この後、下りは少しづつ走れるようになった。
釈迦ヶ岳の手前で、トレラン風の若者に抜かれる。釈迦の上で少し話をした。小屋泊、3日で奥駈予定。8回目とのこと。素晴らしい。今日は行仙小屋迄とのこと。
ビバークに備え、かくし水で水を補給。よし、行けそうな気がしてきた。
深仙ノ宿で、お経を読む行者。女性かも。外人の女性の行者が歩いているという話も聞いた。
大日岳の行場はパスして先を急ぐ。太古の辻で、沢登りの人に友人を見かけたら、下山する旨伝えてほしいとの伝言を受ける。結局、その先の稜線には友人は現れず。
さわやかな笹原の稜線を行く。地図上のピーク以外のピークも多い。これが南奥駈か。
少しずつ高度を下げ、最後は、頂上でも森林限界以下になる。藪山だが、高低が厳しい最後のピークを下ると、持経ノ宿に至る。
少し迷ったが、本日はここで終了に。
林道を400m歩いた先の水場で、ゆっくり体を拭いて。ビールを飲んだ。うまいうまい。
スペースがあったので小屋泊り。全部で10人弱ぐらいか。
数人で話をしながら夕食。それぞれこだわって登っている話が楽しい。軽量化へのこだわりや方法を少し語った。
毛布あり、高度がさがったこともあるのか寒くはなかった。奥のほうで遅くまで調理する人がいて少し耳障りだった。
崩れるという、明日以降の天候が気になる。
5月2日
玉置山での水の状況が不明だったので、水を補給し、3Ⅼで出発。さすがに重い。水汲みしていたので、出立が遅れ、ほとんど最後尾だったが、行仙小屋までにほぼ追いつく。
倶利伽羅岳前は激しい鎖場。さすがに登りが相当へばり感が出てきてしんどい。
昨夜、隣に寝ていた若者と前後して行く。同じぐらいの速さだが、向こうのほうが少し荷物は軽そう。昨夜、ほとんど飯を食べてなかった。香精山付近で先行し、この日はそれ以降見なかった。
行仙小屋で小屋番のおじさんと話をする。昨夜は、トレランが4人泊まったとのこと。水補給したが、玉置神社で水補給可とのことで、本来、1Ⅼ程度は捨てるべきであったかも。
心拍数があがらぬようゆっくりと笠捨山に登頂。時間的には余裕。十分に本日玉置山迄行ける。その後、できるだけ行って、明日を楽にできるかだ。行仙小屋の小屋番から、今日は晴れ、明日は嵐との情報を得ていた。
なめていた槍ヶ岳(地蔵岳)は結構厳しい。鎖場が連続。このあたり行仙小屋発の登山者多い。地蔵岳を抜けると少しずつ高度を下げる上り下りが続く。疲労が身に沁み放心状態で歩いていることも多くなった。
天気は良好。少し、暑さも感じる。
林道も少しあるいて、最後は、かつえ坂(飢坂)を、確かに空腹を感じながら上る。晴天の玉置山に到着。階段を下って玉置神社に。参拝の観光客も居る。
水を2Ⅼまで補給。30分程度ゆっくり休憩。
大森山までの上り返しは辛かった。その後の下りもきつい。弥山まで行くという女性とすれ違う。大荷物で大変そう。
ビバークのテントも少しづつ出てきたが、日没までと思って歩く。下りで何度も転んで怖い思いをする。ストックを長めにすることも気が付いてなかった。頭が疲れている。夕方で、目も見えていない。人生も山も最後迄手を抜いてはいかんと思って歩く。何とか、暗くなる前に六道ノ辻に到着。先についていた登山者と少し話をする。
この晩は寒くはなかったが、体が疲れているせいか、あまり眠れなかった。下りが続いて、足に2か所靴擦れが出来て、痛い。
5月3日
朝から体がきつい。大黒天神岳の登りがきつい。以降も概ねコースタイムどおりにしか動けない。頭が動いていない。というかかっかしている感じ。トランス状態?
熊野本宮大社の太鼓の音?が聞こえてくる。展望台から大鳥居が見えた。もうすぐだ。
だが、七越峠を過ぎても、川が近づいてきても、登り下りが続く。辛い。
全然歩けない。途中、昨日パスした若者に追いつかれる。先に行ってもらう。
そして川に出る。少し迷ったが河原におり、鳥居の正面から靴のまま川に入る。よし、いったれ。川の水が心地よい。が、思った以上に流れは速い。慎重に。最後まで慎重に。山も人生もと思って、ゆっくり歩く。上陸。大斎原に到達。さすがにぐっときた。
先行した若者もいた。彼も靴ごと川を渡ったとのこと。
ゆっくり、鳥居をくぐって熊野本宮大社に向かう。長い階段を登って参拝。長かった奥駈は終わった。


<服装>
 ランシャツ (ナイキ ランニング 長袖)
 アンダーシャツ(ファイントレック スキンメッシュノースリーブ)
ブリーフ(RUNDERWERランニング用)
 ランパン(ナイキ 膝上)
 タイツ(?)
 ゲイター(自作)(やはり途中で一部壊れた)
 靴下(山用) ):
 サンバイザー(ノースフェイス)
 ハンカチ
 手ぬぐい(文京区合気会)(体拭き用)

 レインウェア(ノースフェイス 上下)
 ダウンジャケット(パタゴニア)(朝、就寝時の防寒用、温かい)

 サングラス(ノーブランド)
グローブ(ナイキ 指先無し)
百均軍手(早朝、岩場、寒いとき)
手袋(百均、炊事時に使用)

<装備>
 ザック(OMM32Ⅼ)
(容量がやや不足)パンは3日迄外にぶら下げ。

 ストック(ブラックダイヤモンド ディスタンスFL)
 シュラフ(モンベル アルパインダウンハガー800 ♯3)
 レスキューシート(SOL)(シュラフカバーの中に使用したほうが温かいが、結露する)
 レスキューシート(百均)
 コッフェル(メタクッカー メタ台付) (メタ台は重宝)
 コップ(プラ キティ)
 ライター(予備1個)(高所では着火しにくい)
 マッチ(2個)(未使用)

 エスビット(携帯燃料)小(燃焼6分)×4)(鍋底がニチャニチャになる)
 料理用固形燃料(点火しやすいが、火力弱い。エスビットと併用)
 シュルター(モンベル ライトシェルター供
 マット(OMMザックに付属のマット。まあ、問題なし。)

 ヘッドランプ(PETEL ミオXP) 予備電池(単三)×3(未使用)
 ハンドライト(ジェントス閃)(未使用)
 予備電池×2(未使用) 
(ヘッドランプは行動時使用せず。)

 時計(TIMEX)
 携帯電話(Iphone6)
 携帯電話電池チャージャー(単三2本)
(下山後電池切れで使用。)
 カメラ(パナソニック LUMIX)(充電はぎりぎり持った)

財布(ミッフィ)
ペン1本、メモ帳
地図(大峰連峰)
 
 ヒルよけスプレー(不要だった)
 虫よけスプレー(3日目に使用)
 日焼け止め(重宝)
 化粧水(行動後の顔拭き、足メンテナンスに使用)

<食料>(未使用)
アルファ米ご飯 3個
カップ麺(リフィル)2個(1個)
パスタ 1個
レーズンロール(6個)
レーズンロール(マーガリン)4個
カロリーメイト 1個
オールレーズン 2袋(1袋)
リッツ1袋(1袋)
お菓子
ナッツ 2袋(1袋)

コーヒー
お茶
紅茶

ゼリー 6袋
アミノバイタル

重量は水を除いて約8キロ。もう少し減らしたかった。
食料は合計4,500㎉程度だが、もう少し減らしても良かった。
包装方法等工夫して重量を減らすべき。
水も持ちすぎの日有り、見極め要。

長い奥駈の道を整備されている新宮山彦グループの皆さまはじめ地元の方々に感謝いたします。長い道中、いろいろお話させていただいた方がたにも。
帰りのJRで隣り合わせた方、伊勢路170キロ走破とのこと。地元も近く楽しくおしゃべりさせていただきました。ありがとうございました。
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