熊野古道紀伊路(JR山中渓駅-JR布施屋駅)
- GPS
- 06:03
- 距離
- 18.8km
- 登り
- 220m
- 下り
- 279m
コースタイム
- 山行
- 4:41
- 休憩
- 1:17
- 合計
- 5:58
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
写真
感想
6回目となる紀伊路歩き山中渓駅から布施屋駅へ、とうとう県境越えとなります。
今回は歩き始めから車の通行量が多くてかつ狭い県道歩きが続くのですが、それに加えて見事な晴れっぷりで気温が急上昇。
谷筋沿いを歩くとはいえかなり暑いです。
まずは歩き始めてすぐの所に山中関所跡があり、さらに県境近くに来ると大阪府内最後の見所となる日本最後の仇討ち場があります。
ここは紀泉国境境川・境橋があり葛城修験の行場でもあるようです。
さらに歩くと右手に踏切が見えてきます。ここを渡ると和歌山県内最初の王子跡である中山王子が現れます。
中辺路で見慣れた青い案内板を見ると、和歌山に入ってきた実感が湧きますね。
次の踏切で先ほどの県道に戻り、延々歩道のない車道を歩いて雄ノ山峠を越えていきます。
ただでさえ車の往来が激しいのですが、峠を越えた先では阪和道と京奈和道のジャンクション建設工事が行われているため、工事車両も多く気の休まる所がなく、早く通り過ぎたい気分でいっぱいになります。
そんな道沿いにもお地蔵さんが点在していて、まるで古道らしくもない舗装路ですが、かつての古道を忍ばせる唯一の存在となっています。
頭上にジャンクションのどでかい構造物を見ながらさらに坂道を下ると、左手に県道と分かれて熊野古道へと続く道が現れます。
やっと気の抜けない道から外れ、ホッとしました。
しばらく進むと山口王子跡が現れます。
そこから少し進むと山口神社への近道が現れますが、古道に沿って歩く事を第一と考えていたので、遠回りにはなりますが案内板に沿って古道ルート上を歩く事にします。
山口神社に丁度昼頃着いたので、お詣りをしお昼にします。
ここから川辺王子跡までは、途中2カ所バス停を横目に見ながらさらに進み、中村モータースの先で左に曲がるまで延々歩道のない車道を歩く事になります。
ここからは細い道が続きますが、道に埋め込まれている熊野古道の導き石を見落とさずに歩けば道を外れることなく歩く事が出来ます。
ここが大阪と和歌山の熊野古道に対する取り組み方が違う所ですね。
川辺王子跡を過ぎると畑が延々と見渡せる道になります。
ここからは導き石を頼りに歩き、中村王子跡まで進みます。
中村王子跡は畑の角に看板が設置されているのみ。
そこからすぐの所に力侍神社があり、こちらもお詣りをしていきます。
お詣りを済ませると紀ノ川目指して歩いて行きます。
紀ノ川の北側の堤防沿いに出る直前に川辺の渡し場推定地が、また
その反対側のオークワ食品工場前に布施屋の渡し場推定地の案内板があります。
工場前を通過しそのまま歩くと踏切が見えてくるので右折して渡ります。
すると吐前王子跡が現れ、そのまま進んで突き当たった所でさらに右折。
細い道が続きますが、そのまま進んで行くと本日のゴール布施屋駅に到着です。
暑い中、車の往来にも気を遣いながら歩いたためか少しペースが速くなったようで、メンバー全員疲れ切った表情。
少し早い時間帯でしたが、せっかくなので和歌山ラーメンを食して帰路につきました。
GPSログ解析
開始日時 2016/05/14 09:36:39 終了日時 2016/05/14 15:40:08
水平距離 18.19km 沿面距離 18.54km
経過時間 6時間03分29秒 移動時間 4時間47分50秒
全体平均速度 3.06km/h 移動平均速度 3.86km/h
最高速度 10.63km/h 昇降量合計 595m
総上昇量 270m 総下降量 325m
最高高度 174m 最低高度 -3m
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