丹沢・玄倉川小川谷廊下

2016年05月24日(火) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 4.6km
• 登り: 390m
• 下り: 370m

コースタイム

穴ノ平橋手前P8：30…入渓8：45…大岩11：20…岩棚13：00…東沢出合14：50〜15：20…P16：30　　

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

写真

駐車した場所より南に下り、赤テープを目印に小尾根を下る。

残置ロープがあるのでそれを掴んで河原に下りた。

F1は右から越える。

問題のF2。ぶら下がっていたシュリンゲがなくなっていた。

リーダーが流木に乗り、残置ハーケンに鐙をかけ、左の岩の割れ目にカムでランニングビレイをとって突破した。

後続はザイルを掴んで登る。

F3は左から登った。

水の中を登ったが、途中で左に逃げた。

F4はザイルが出た。

果敢にシャワークライミングするikukoさんと右の凹面に逃げる私。間のリッジも登れる。

水の色がホントに綺麗だ。

F5も左から…。

F6。右から巻き…

ザイルを出して滝上に下りた。足が届かない（ToT）

滝の裏をくぐれる。

大岩をゴボウで上がる。

絶対濡れたくないotafukuさん。どこまで登るの？

この日一番手こずった滝。

この後水圧をもろに受け、撃沈。

ふう〜。左奥の滝は大コバ沢出合に懸る滝。

ゴルジュの中、滝は続くよどこまでも〜♪

水中突破を試みるikukoさん。着いていく私。

水をモロに被った。

この滝は登れません。

石棚をザイルを出して巻く。

巻いている途中で見えた滝壺。水の色は綺麗だけど深そうだ。

ここは最後の一歩が出せず、相当ジタバタしてしまう。

最後の滝が登場した。前回は登ったが、今日は登れる気がしない。左から巻いた。

滝の前で記念撮影。

壊れた堰堤をくぐると…

遡行終了。東沢出合でティータイムをとり、下山開始。

ザレた箇所を慎重に下り、穴ノ平橋を渡ると駐車スペースに着いた。

感想

midori28

青い空の下、新緑の渓谷に白く磨かれた岩とコバルトブルーの水が映える小川谷廊下は、丹沢で一番好きな沢。しかし、私にとっては難しい沢で、怪我こそしなかったがしょっぱい思い出がある。
1回目は沢登り講習会2回目で参加した時。大岩をゴボウで登攀中滑って額を打ち、岩棚で立ち往生し…。2回目は翌年の同じ講習会。入渓で滑落し、F2で高いところにセットしてあったアブミに立ちあがる時腰をひねり…。それでも、小川谷「愛」は冷めず、「行きたーい。行きたーい。」と吠えていたら、uconさんが計画してくださった。
こうしてやっと実現した今回の小川谷。2回目から数年を経て、それなりに沢の経験を積み、少しは楽に遡行できるようになってるかな…と。ところがどっこい、F2でいっぱいぶら下がっていた残置シュリンゲが1本もなくなっており、土砂で埋まっていた釜は洗い流され元の深い釜に…。さらにこの日は水量も多く(小川谷では平水かも）、今までで一番難しかった。
それでも小川谷廊下は美しく楽しい沢。また行けるよう「行きたーい。行きたーい。」と吠え続けていよう（^^;）　　

カメラに水が入ってしまったので、掲載した写真は全てikukoさんとotafukuさんからお借りしたものです。