富士山麓ロゲイニング 2016
- GPS
- 05:56
- 距離
- 30.4km
- 登り
- 880m
- 下り
- 871m
コースタイム
- 山行
- 5:32
- 休憩
- 0:27
- 合計
- 5:59
◇ 6時間の部タイムスケジュール ◇
06:00〜 受付開始
09:15〜 6時間の部、競技説明
09:30〜 地図配布
10:00〜 6時間の部スタート
〜16:00 ゴール制限時刻
※制限時間より1分遅れるごとにマイナス100ポイント、30分遅れで失格。
◇その他◇
・GPSの取り扱いについては、今大会の競技説明会においては「ログをとってもかまわない」「スマホのGPSなど使用する事については、誰かが監視している訳ではないので…」という事でした。
・チーム戦なのでメンバー間の距離が約30m以上離れてはならないと規定されています。
・必須装備品の確認については、自己申告(受付時に提出する書類にチェック欄がついているのでレ点いれて確認しましたと申告する)
・コンビニや自動販売機の利用はかまわない。トイレはできるだけコンビニや公衆トイレを使用する。コンビニと公衆トイレの場所は地図に記載されています。
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所は無し。 緊急時は主催者に電話連絡する。 |
その他周辺情報 | ☆天母(あんも)の湯 http://www.anmonoyu.com/ 大人料金:当日1時間券 410円、当日3時間券 720円、当日延長1時間券 200円 ☆静岡県立朝霧野外活動センター http://asagiri.camping.or.jp/ |
写真
装備
個人装備 |
※雨具
※行動食
※飲料
※コンパス
※熊鈴
※サバイバルシート
※携帯
※カメラ
※ヘッドライト
※ファーストエイドキット(テーピングテープ・ばんそうこうを必ず含む)
保険証コピー
時計
タオル
※印は大会規定による必須装備
|
---|
感想
今回は地図読みトレーニングの成果確認およびOMM参加に向けてロゲイニングの大会に初出場という事でバディ(相棒)をnanchiさんにお願いして6時間の部、男女混合部門でエントリー。
☆富士山麓ロゲイニング2016
http://www.m-nop.com/rogaining/fujisanroku/2016/
大会前夜に徳島を出発して一路静岡へ…やっぱり遠い…
朝4時頃に朝霧野外活動センターへと到着してしばし仮眠Zzz…
ほどなくして周りが騒がしくなってきた。12時間の部の出場者がどんどんやってきて準備を始めました。
我々は6時間の部で時間的に余裕があるため受付を済ませてから朝食を作って食べ、ボチボチと準備してるといい時間となり、9時15分からの競技説明を受けたのち、9時30分からの地図配布でいよいよかとテンション上がります。地図を各人に1枚ずつ受け取って、さっそくnanchiさんと作戦会議です。
どのようにしてポイントを稼いで行くのか?得点が高いのは山の稜線や樹海の中等のように体力を要するところや探すのが難しいところが高得点になっていますので、自分達のレベルでどこまで行けるのか?あ〜だ、こ〜だと言いながら方針決定し、それをもとにフライトスケジュールなる計画書(コース内容、周回方向)を作成し主催者に提出。
頂いた地図は雨や汗で滲む可能性があるため主催者が用意してくれたスプレー糊とOPPシートを張り付けて保護します。
スタート時間3分前の呼びかけがあって、いよいよかと気合入れてスタート地点へ。
スタートの合図とともにそれぞれが別々の方向へと進んで行くのも初めての事なので新鮮。
自分達が進もうとしている方向へと走っていくチームは数チームで、我々もそれに続きますが、いきなり道が分からなくなり…焦りましたが現在位置が把握しやすいように幹線道路へと出て歩いたり走ったりして1個目のチェックポイントを目指します。
頂いた地図と照合しながら歩いて行くと十字路があって、そこで勘違いから道間違いして…で、時間ロス結構ありましたけど1個目のチェックポイントで20点をゲット。
ここからは慣れと言うのか?舞い上がっていた気持ちも落ち着いてきたのか?二人で確認し合いながら進んで行き、順調に得点を稼いで行きます。
そして、計画通りに端田(はした)峠へと登って行き得点ゲット。ここまで予想していた時間通りで順調です。
計画を立てる基準として自分達の登りのレベルが標高差100mを10分で登れたらええな〜と思っていたので、nanchiさんがその脚力レベルになるまでに努力の跡が伺えるだけに見ていて感動。そして、自分達の今日一の最高得点120点がある竜ヶ岳へと登頂。ここへの登りも100m10分で登ってこれて余裕も出てきました。山頂にて少し休憩をとり、ここからは残り時間もあと半分のため走って下ります。もちろん、競技とは関係の無い登山者もいてますので、追いつく手前10m位から減速してゆっくりと近づいて、道を譲ってもらったらお礼を言うこともかかしません。
そして、本栖湖へと降りて来たら時間も余裕が出来たと思い、予定になかったポイントを取りに行きます。これが後にして思えばちょっとイカンかったんかな〜とは思いますが、この時はイケイケの感じでまだイケるって気もしてました。
計画通りのルートに戻り、ポイントを稼ぐために樹海へと入って行くのですが入る場所が良く分かんない…その時に他の競技者が樹海から運よく出て来て、聞いたらここで間違いないようなので樹海へと足を踏み入れます。
樹海というイメージからして鬱蒼とした密林帯かと思ってましたが、そんな事も無くてドンドン進んで行きますが、高得点のポイントが何処にあるのか分からない?何処?何処?と捜して樹海へと分け入るとやはりそこは樹海と呼ばれるだけあって、ポイントは見つける事ができたけど元へと復帰する方角を間違えそうになります。
無事に登山道へと復帰して進みますが、残り時間が厳しくなってきました。地図と睨めっこしながら、このままポイントを稼ぎながら進むのは制限時間をオーバーしそうなため、最後のポイントをとったらあとは制限時間内に戻る事を最優先にして、コースも変更してポイント稼ぎを諦めて走ります。
走って、走って、走って…nanchiさんが辛そう。
歩いたり、走ったりでですが、走り続けないと制限時間には間に合わない。
「今ならまだ間に合うので頑張りましょう!」と声をかけながら進んでいると別のチームの方も一生懸命に制限時間内に戻れるように走ってる!
自分達だけじゃないんだ!と思い、最後の力を振り絞ってゴールへとたどり着いて、SIチップを差しこんだのが制限時間33秒前。
精根尽き果てたnanchiさんがしばし放心状態で休憩している間に、ゴール後の手続きをしてSIチップの記録と写真撮影の照合を行い、合計得点が540ポイントでした。
それが多いのか少ないのか良く分かんないけど、ホワイトボードに貼りだされた結果を見たら男女混合の部門3位になってる!
入賞じゃないですか!ビックリサプライズです。
よくよく見ると6時間の部の総合で考えても4位になってる!
へぇ〜そうなんや!と驚きと嬉しさで一杯ですね。
僅か30秒程の時間ですが、制限時間内に戻れたことで天国の結果となりましたが、制限時間内に間に合わなければ1分間の遅れにつきマイナス100ポイントの減点ですから地獄の結果となっていたところです。
初めてのロゲイニング大会。
初めてのチームでの大会出場。
自分にとってはとても刺激的で勉強になる経験でした。
チーム戦だけにお互いの足りない部分を補いあい、励ましあいながらゴールできて感動&充実の一日でした。
nanchiさん、お疲れ様でした。ありがとうございました。
富士山麓ロゲイニングあるので参加しましょう!とお誘いがあり即答でOK。
本来は1泊2日で翌日の反省会及び読図講習会も参加予定でしたが、授業参観とPTAバレーとBOOKINGし急遽日帰りとなりました。
次々と参加者が到着し賑わい参加者の体つきやスタイルをみて圧倒されてしまいます。やはりみんな脚が違うな〜なんて心で思てます。
行動中の詳細はshichi7さんが丁寧に書かれているので略して、個人的感想。
標高差100mを10分でという指令をクリアできるかとても心配でしたが、どうやら何とかクリアできたようです。竜ヶ岳手前で弱冠足が重くなりつつも休憩することなく登ることができたことにチョットは成果出てきたのかと実感。
下りも怪我後は走ることはなかったのですが、足場もよかったので小走りで下山。
その後は平地を走ったり歩いたりですが、徐々に体力消耗にペースダウン。残り1時間30分辺りで”やばい”という文字が脳裏をよぎり気持ち走ります。shichi7さんに残りはあきらめてゴール目指しましょう!!と言われ即答 yes
時間内にゴールすることだけを考え走つづけますが登りは足が止まってしまう。
最後10分なのかな?別のチームと鉢合わせになり一生懸命走っています。そのおかげか走らなアカン!と思えたし鬼軍曹の声にも走らなアカン!と只々足を止めず前に進めるだけでしたが・・・何とか30秒前に到着!!と聞き涙うるうるです。フラッシュバックのように初フルマラソンゴール前が思い出されました。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
shichiさん、nanchiさん、こんばんは。
遠路遥々参加のロゲイニング大会での入賞おめでとうございます
nanchiさんからの入賞の連絡をもらつた時は、ホントにびっくりぽんでした。
移動距離の疲れも感じさせないですね
しかし残念な曇天
竜ヶ岳で富士山が見えないだなんて...
何度も歩いている竜ヶ岳の麓でこんな大会があるだなんて...
さてさて、本栖湖から竜→雨→毛→長→天→白糸の滝と天子山地を歩くと30K倶楽部の活動になりますよ
晴れていれば、ずーっと富士山です
お疲れ様でした。
garnet0823さん
ありがとうございます。
入賞できたのもnanchiさんの頑張りのおかげです。
樹海の中ではnanchiさんのナビゲーションに助けられました。
富士山は野外活動センターに到着した時は見えてたんですけど、朝になると見えなくなっており残念でしたねぇ〜。
天気の良い日に富士山を眺めながら天子山地を歩いてみたいです。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する