雨の涌蓋山
- GPS
- 06:25
- 距離
- 11.5km
- 登り
- 656m
- 下り
- 656m
コースタイム
天候 | 小雨 時々雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポスト、水場はありませんでした。日陰も無いに等しいです。 ところどころ林道を歩いたりしますが、分岐には道標があり気をつけていれば迷うことはないと思います。 |
その他周辺情報 | 筋湯♨ http://www.sujiyu-onsen.com/ 八丁原発電所 http://www.kyuden.co.jp/life_pavilion_hachobaru_index.html |
写真
感想
毎年恒例の、と言ってもご一緒させていただくのは今回で3回目ですが、久住を歩く会に参加させていただきました。
熊本地震の被害で九州は大変なことになってますが、行くことも支援のひとつと勝手に決めて装備を整えました。
仙台から新幹線を乗り継ぎ、広島で用事を済ませた後、車を走らせて別府入りしたのは6月4日夜の9時ごろだったでしょうか。
今回白羽の矢が立った山は、涌蓋山(わいたさん)です。形のいい独立峰なので由布岳や久住山、阿蘇あたりからでも一目で見分けのつく、以前から気になってた山でした。
5日早朝、別府の常宿を5時半に出発し、途中のコンビニで食べ物を調達して筋湯温泉を目指します。
長者原あたりで雨がパラついてきたものの急激に悪くなる感じはありません。
筋湯温泉の足湯で朝食を済ませ、九重の名水を補給してすぐ近くの登山口に移動します。
雨具を着てザックカバーをかけ、準備万端で出発したのは8時少し前でした。
ポツポツと降る雨なので大して苦にならず、目の前の緑のピーク、一目山を目指します。高度を上げていくと目指す涌蓋山はもちろん久住連山も見渡せ、雨とはいえ見通しが良いのにビックリポンだす。
山頂近くからは由布岳や阿蘇山も見ることができ、名前に劣らない眺めの良い山だと実感しました。天気が良い日はここでのんびりティータイムもいいかも。
一目山山頂からは、みそこぶし山から涌蓋山へと続く道が確認でき、長閑な山歩きができそうと期待が膨らみます。
一目山を後に北へ下って行くと、雨も相変わらずポツポツと落ちてくるものの視界は良好で、気持ちのいい道が続きます。
久住山系といえばこの時期はミヤマキリシマで有名ですが、涌蓋山もこれもまたポツポツですがピンクの花が新緑の山肌を彩って綺麗です。
同行の植物学者の方に足元にひっそりと咲いてるちっちゃな花を見つけてもらいながら歩き、みそこぶし山を越えていよいよ涌蓋山への登りにかかるところ、涌蓋越で林道から山への分岐の箇所が分かり辛く、うっかりすると通り過ぎるところでした。
そこから道はだんだんと急になり、山頂手前の小ピークで息を整え、さらにミヤマキリシマ咲く急登をワンピッチで360度の展望が待つ山頂に到着です。
先々週登った宮城県の船形山と同じ標高(1,500m)だったのでこれまたビックリポンだす。
この山頂は広く、しかも遮るものがないため360度の展望を楽しみながらのランチタイムに絶好の場所ですが、今回はタイミングが悪かったようです。
山頂は風もあり、雨も心なしか強くなってきたようで、山頂でのランチは諦め記念撮影の後下山することになりました。
山頂下のピークでササッと弁当を食べてほぼ来た道を引き返し、細かいアクシデントはあったですが皆さん無事に帰ってくることができました。
下山後は筋湯温泉の打たせ湯に打たれ、雨で冷えた身体を温めました。
火の国九州というだけあって、山に登るとあちこちに湯けむりが上がっているのが見え、当に生きている地球を感じることができました。
一連の地震がこのまま収束に向かうことと九州の一日も早い復興を祈りつつ東北へと向かってます。
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