記録ID: 903176
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ハイキング
大峰山脈
双門の滝（熊渡〜仙人�凜謄薀后創喫身鯑饐�屋〜熊渡）
2016年06月03日(金) [日帰り]
takizuki
その他1人
体力度
5
1泊以上が適当
体力度について
- GPS
- 12:29
- 距離
- 14.1km
- 登り
- 1,589m
- 下り
- 1,595m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
日帰り
- 山行
- 10:45
- 休憩
- 1:45
- 合計
- 12:30
8:15
8:30
90分
一の滝・二の滝
11:02
11:07
53分
ザンキ平の肩
12:00
12:30
20分
水のキレイな沢
18:00
計画では余裕をもって5時出発、17時到着予定だったが、出発が30分遅れでその後も意外に時間がかかり予定より1時間遅れの18時到着になってしまった。他の山行では予定より早く到着するのが普通だが、ここは上級コースだけあって困難な場所の続出でアップアップのタイムであった。
| 天候 | 快晴 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2016年06月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
写真
熊渡に着いたのは05時10分過ぎでしたが、既に6台の駐車があり、見える範囲での空スペースは2〜3台でした。
4 林道30分で金引尾根・弥山川分岐。左が弥山川コース、右側がカナビキ尾根からの帰り道になる。
【6時00分〜05分】
【6時00分〜05分】
5 白川八丁。
水は地下を流れているようで石の上を歩く。
【6時22分】
水は地下を流れているようで石の上を歩く。
【6時22分】
右岸（向かって左側）に小さいが赤テープが見えるので渡渉。
【6時32分】
【6時32分】
渡渉は水が少なくまったく問題ありません。その後も徒渉は20回位あったと思うが靴底が濡れる程度でした。渡渉に備えてラバーソール沢靴（キャラバン KR1）、ネオプレンソックスで臨んだがこの日は必要なかった。【6時33分】
6/3 6:33
渡渉は水が少なくまったく問題ありません。その後も徒渉は20回位あったと思うが靴底が濡れる程度でした。渡渉に備えてラバーソール沢靴（キャラバン KR1）、ネオプレンソックスで臨んだがこの日は必要なかった。
【6時33分】
【6時33分】
7 大岩に←印の表示があるので、左の方へ歩いていくと。
【6時36分】
【6時36分】
8 正面に釜滝（ガマ滝）が見える。水は少なかった。
この近辺で渡渉あり。
【6時37分】
この近辺で渡渉あり。
【6時37分】
12 鎖がぶら下がっている所を右方向へ。雨で濡れると大変滑りやすくなるようで注意が必要。
【6時51分】
【6時51分】
欄干の下部が腐食している橋をトラロープで補強している怖い橋。
【7時】
【7時】
15 右下にキレイな沢が見えてきます。
ここで休憩後、その先に赤リボンがあるので引き続き右岸を歩きます。
ここで休憩後、その先に赤リボンがあるので引き続き右岸を歩きます。
17 ここは←方向へまっすぐ行く所ですが、リボンがたくさんあり、上った踏み跡があったので上ってしまった。【注意】ルートミスの場所です。踏み跡をみると上っている人が多いのでは・・・！？！？！？
6/3 7:38
17 ここは←方向へまっすぐ行く所ですが、リボンがたくさんあり、上った踏み跡があったので上ってしまった。
【注意】ルートミスの場所です。踏み跡をみると上っている人が多いのでは・・・！？！？！？
【注意】ルートミスの場所です。踏み跡をみると上っている人が多いのでは・・・！？！？！？
上るとすぐに右側が絶壁で岩の間を上る難所に出て困っていると、若い方が後から来たので先に上ってもらったがどうも違うようだった。持参した資料をみてもこんな危険な所はないようなので、来た道の先を確認すると赤リボンを発見。【7時38分〜48分】
6/3 7:44
上るとすぐに右側が絶壁で岩の間を上る難所に出て困っていると、若い方が後から来たので先に上ってもらったがどうも違うようだった。持参した資料をみてもこんな危険な所はないようなので、来た道の先を確認すると赤リボンを発見。
【7時38分〜48分】
【7時38分〜48分】
若い方にはその場で謝罪しましたが、改めて危険な思いをさせてしまって本当に申し訳ありませんでした。事故がなくて良かったと思っています。6/3 7:44
若い方にはその場で謝罪しましたが、改めて危険な思いをさせてしまって本当に申し訳ありませんでした。事故がなくて良かったと思っています。
18 ネットでよく見る壁面に鉄筋がある所です。ネットでは下方に水が流れていましたが当日は水がなかったので簡単。
【7時52分】
【7時52分】
19 使えない梯子（ロープの下で写真に写っていない）とロープ（〇印）を使わず左方向から上っていく。
【7時57分】
【7時57分】
20 とんがり帽子のような岩の所は右方向です。ここを左から回って非常に危険な思いをしました。左にも踏み跡があったので注意を要する場所です。【8時06分】
6/3 8:06
20 とんがり帽子のような岩の所は右方向です。ここを左から回って非常に危険な思いをしました。左にも踏み跡があったので注意を要する場所です。
【8時06分】
【8時06分】
21 ようやく滝に出会えました。上が二の滝、下が一ノ滝。見事な滝ですが、先を急ぐのでゆっくり鑑賞できません。【8時15分〜30分】
6/3 8:22
21 ようやく滝に出会えました。上が二の滝、下が一ノ滝。見事な滝ですが、先を急ぐのでゆっくり鑑賞できません。
【8時15分〜30分】
【8時15分〜30分】
24 ここもネットで出てくる怖い場所です。下りになるので通過したのが分かりませんでした。ネットの写真は振り返って撮っていたんですね。【9時】
6/3 9:00
24 ここもネットで出てくる怖い場所です。下りになるので通過したのが分かりませんでした。ネットの写真は振り返って撮っていたんですね。
【9時】
【9時】
25 長く伸びた二つの梯子。
落ちたらということは考えたくない。
【9時15分】
落ちたらということは考えたくない。
【9時15分】
天に向かって垂直に伸びてる梯子。
下を見ると怖いのでひたすら三点支持で上ります。
【9時34分】
下を見ると怖いのでひたすら三点支持で上ります。
【9時34分】
26 絶壁の鎖場。怖い場所の一つですが、後から来た若い方はスイスイ上っていきました。
【9時36分】
【9時36分】
随分高くまで上ってきました。眼下に広がる快晴の景色は素晴らしいが二度と来たくない。命がいくつあっても足りない！？！？！？
【9時39分】
6/3 9:39
随分高くまで上ってきました。
眼下に広がる快晴の景色は素晴らしいが二度と来たくない。命がいくつあっても足りない！？！？！？
【9時39分】
眼下に広がる快晴の景色は素晴らしいが二度と来たくない。命がいくつあっても足りない！？！？！？
【9時39分】
27 上りの梯子は掲載をカットした物を含めると28本のようです。
この梯子から下りになりますが番号は29でした。
【9時55分】
この梯子から下りになりますが番号は29でした。
【9時55分】
下りの最後の2本です。下りは4本で、梯子は全部で32本あったようです。
【9時58分】
【9時58分】
28 4時間30分の奮闘の末にようやくめぐり会えた滝です。同時に日本の滝100選の100滝目になる記念すべき滝となりました。高所にあり、日本とは思えない壮大なスケールの滝を眺めながら、二つの達成感に浸る至福のひと時を過ごしました。【10時00分〜30分】
1
6/3 10:16
28 4時間30分の奮闘の末にようやくめぐり会えた滝です。同時に日本の滝100選の100滝目になる記念すべき滝となりました。高所にあり、日本とは思えない壮大なスケールの滝を眺めながら、二つの達成感に浸る至福のひと時を過ごしました。
【10時00分〜30分】
【10時00分〜30分】
仙人�凜謄薀垢�10時から30分間撮影・休憩後、狼平避難小屋方面へ向かった。下写真の川合は熊渡方面（梯子で上って来た道）、弥山は狼平方面です。
【10時30分】
6/3 10:30
仙人�凜謄薀垢�10時から30分間撮影・休憩後、狼平避難小屋方面へ向かった。
下写真の川合は熊渡方面（梯子で上って来た道）、弥山は狼平方面です。
【10時30分】
下写真の川合は熊渡方面（梯子で上って来た道）、弥山は狼平方面です。
【10時30分】
29 足元が崩れてなくなっている梯子があり、相棒は短い足を精一杯延ばして頑張ってます。
【10時35分】
【10時35分】
ここまで上りだったので、雲一つない快晴の素晴らしい景色を眺めながら、しばらく休憩をとりました。
この先は下りの鉄階段、鎖場の連続。掲載をカットした所もあるが全て下り。
【11時08分】
【11時08分】
35 これからは水平梯子の連続でアップダウン。掲載を省略した梯子もある。
【11時54分】
【11時54分】
36 水のキレイな沢に出たので食事休憩。大谷屋さんのおかみさんが作ってくれたおにぎりが凄く美味しかった。【12時00分〜30分】
6/3 12:05
36 水のキレイな沢に出たので食事休憩。大谷屋さんのおかみさんが作ってくれたおにぎりが凄く美味しかった。
【12時00分〜30分】
【12時00分〜30分】
沢に出てリボン目指して歩く。
この後のリボンを見失う。
【12時37分】
この後のリボンを見失う。
【12時37分】
37 ここはルートファインディングが試される場所らしいが、沢を上っていけばどうにかなると思って・・・。
【12時48分】
【12時48分】
38 河原小屋跡付近か？
「ここを本当に歩くのですか？？」
【12時50分】
「ここを本当に歩くのですか？？」
【12時50分】
39 右前方に左岸の斜面が大崩落している場所が見える。ここはそのまま右岸を目指して歩く所だったが、巨岩を目指して歩いてしまった？？？巨岩の上で迷っていたら、後ろから来た2人組の方から、「そのまま進めるよ」と声を掛けられたが、正規ルートでないので戻ることに。
（注・ルートミスの場所）
【12時54分】
6/3 12:54
39 右前方に左岸の斜面が大崩落している場所が見える。ここはそのまま右岸を目指して歩く所だったが、巨岩を目指して歩いてしまった？？？
巨岩の上で迷っていたら、後ろから来た2人組の方から、「そのまま進めるよ」と声を掛けられたが、正規ルートでないので戻ることに。
（注・ルートミスの場所）
【12時54分】
巨岩の上で迷っていたら、後ろから来た2人組の方から、「そのまま進めるよ」と声を掛けられたが、正規ルートでないので戻ることに。
（注・ルートミスの場所）
【12時54分】
その方々の方へ戻ると右岸にリボンがあった。ここから見た崩落場所はこちらで。
【13時02分】
【13時02分】
41 左に池のようなキレイな水面を見ながら左岸へ。二人の方はここで休憩だったのでお礼を言って別れた。
【13時07分】
【13時07分】
42 ここからは赤リボンに注意しながら、右岸、左岸へ渡渉を繰り返すことになる。
【13時14分】
【13時14分】
ケルンを目指して右岸へ
（ケルンはなくなる可能性大）
【13時21分】
（ケルンはなくなる可能性大）
【13時21分】
44 水平梯子もだいぶ慣れた。
（梯子は4本ある）
【13時25分】
（梯子は4本ある）
【13時25分】
45 リボンがある所を上っていくと、その先のリボンを見失う。
（注・ルートミスの場所）
【13時35分】
（注・ルートミスの場所）
【13時35分】
前の写真の右側を歩いていくのが正解で、右側に鎖がありました。
【13時41分】
【13時41分】
ようやくネットによく出てくる吊り梯子が。梯子は足元が前に出て体が浮くようになるがそんなに怖くない。
上った後、下から相棒の悲鳴が・・・。（怖かったようだ）
【14時18分】
6/3 14:18
ようやくネットによく出てくる吊り梯子が。
梯子は足元が前に出て体が浮くようになるがそんなに怖くない。
上った後、下から相棒の悲鳴が・・・。（怖かったようだ）
【14時18分】
梯子は足元が前に出て体が浮くようになるがそんなに怖くない。
上った後、下から相棒の悲鳴が・・・。（怖かったようだ）
【14時18分】
こちらもネットでよく見る空中回廊
落ちたら大けが間違いないが、意外と平気だった。
落ちたら大けが間違いないが、意外と平気だった。
49 これは気功のイントラをやっている相棒の得意の分野か？
【14時23分】
【14時23分】
吊橋手前の案内標識。
ここに川合方面の案内があるので帰りはここまで戻らないといけないのに・・・？？？
【14時39分】
ここに川合方面の案内があるので帰りはここまで戻らないといけないのに・・・？？？
【14時39分】
52 狼平避難小屋。仙人�凜謄薀垢�らここまで4時間10分。仙人�凜謄薀垢鮴泙衒屬靴燭薹�渡へ到着する時間です。このコースは折り返すより危険度は少ないと思うが、一般的には相当タフなコースであることには間違いない。
【14時40分〜15時】
6/3 14:40
52 狼平避難小屋。
仙人�凜謄薀垢�らここまで4時間10分。仙人�凜謄薀垢鮴泙衒屬靴燭薹�渡へ到着する時間です。このコースは折り返すより危険度は少ないと思うが、一般的には相当タフなコースであることには間違いない。
【14時40分〜15時】
仙人�凜謄薀垢�らここまで4時間10分。仙人�凜謄薀垢鮴泙衒屬靴燭薹�渡へ到着する時間です。このコースは折り返すより危険度は少ないと思うが、一般的には相当タフなコースであることには間違いない。
【14時40分〜15時】
何を血迷ったのか弥山への道を少し歩いてしまった。
（注・ルートミス）
（注・ルートミス）
カナビキ尾根の分岐。金引橋に向かいます。
ここから下り傾斜がキツクなる。
【16時12分】
ここから下り傾斜がキツクなる。
【16時12分】
掃除をしたようにキレイになっているので、薄い踏み跡と赤リボンに注意を払いながら歩く。
【16時14分】
【16時14分】
56 左側に大木の根っこが横たわっているのが見える。
【16時44分】
【16時44分】
57 テープを確認しながら歩いていたが、この後、左に曲がる所を直進してしまった。直進方向には黄色テープが途中まであったがなくなってしまった。平坦な場所なのでおかしいと思った所から、左に方向を変えて本来の登山道に無事合流することができた。ネット情報でも直進した人がいたので注意していたのだが・・・。（注・ルートミス）
左に曲がる所は標高1050m付近で根っこを逆さにしたような物があった所だと思うが写真を撮っていなかった。
【16時55分】
6/3 16:55
57 テープを確認しながら歩いていたが、この後、左に曲がる所を直進してしまった。直進方向には黄色テープが途中まであったがなくなってしまった。平坦な場所なのでおかしいと思った所から、左に方向を変えて本来の登山道に無事合流することができた。ネット情報でも直進した人がいたので注意していたのだが・・・。
（注・ルートミス）
左に曲がる所は標高1050m付近で根っこを逆さにしたような物があった所だと思うが写真を撮っていなかった。
【16時55分】
（注・ルートミス）
左に曲がる所は標高1050m付近で根っこを逆さにしたような物があった所だと思うが写真を撮っていなかった。
【16時55分】
撮影機器：
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
タオル
スパッツ
グローブ
合羽
沢靴
ストック
ヘルメット
ハーネス（スワミベルト）
スリング
ザック
飲料水
携帯用浄水器
昼食
お菓子
インターネット情報（印刷）
地図（地形図）
笛
鈴
モバイルバッテリー
GPS（ポータブルナビ）
スマートフォン
タブレット
カメラ
ビデオカメラ
ウォークマン
筆記用具
保険証
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感想
日本の滝100選の全踏破を一応目指して始めた滝めぐりだが、当初は全てを踏破することは難しいのが分かっていたので冗談交じりの希望的構想であった。しかし、5年8ヶ月経って踏破も夢でない状況になり、今回、100選の最難関滝の双門の滝を目指すことになりました。決行にあたりヤマレコを始めとしたネット情報を徹底的に収集し、安全第一で、ルート、危険個所を机上で確認するとともにその対策を綿密に立て臨みました。また、最近では難しい滝を経験することにより、登山、沢登り等のスキルアップ及び体力づくりに努めるようになりました。
噂どおりの連続する多くの梯子、鎖のある岩場、20数回にもおよぶ渡渉などはフィールドアスレチックで遊ぶようですが、そこには常に滑落などの危険性をはらんでおり緊張感が漂っていました。大崩落現場などでチョッとした油断で起きたルートミスは覚えているだけで6回ありました。コースを外れると危険性が増すので、間違った場合は元の道に戻ることがよいということを再認識させられました。12時間30分におよぶ道中はいろいろあったが、心配した体力も持ち日没前に無事帰ってこれて良かったと思います。
難攻滝の双門の滝へ長時間かけて行ってこれたことと、あわせて日本の滝100選の全滝を踏破できた喜びで一杯です。
滝の写真等詳細については次のサイトにも掲載しております。
http://ks2345.sakura.ne.jp/report493soumonnotaki-1.html
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