登るべからずの山になっていた笹山:笠山〜笹山〜堂平
- GPS
- 06:38
- 距離
- 13.5km
- 登り
- 935m
- 下り
- 931m
コースタイム
天候 | 曇りのち晴れ 高温多湿 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
笹山は現在立ち入り禁止です。 自分は、良く確認もせずに立ち入ってしまいました。 |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
ライター
地図(地形図)
コンパス
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
カメラ
|
---|
感想
まず、
先週は訳あってお山はお休みしました。
今週も、土曜日に同窓会というか、以前日記で紹介したハヤシ医師つながりの飲み会があり、危うく二週続けての山休みになるか?と思いきや、二日酔いの重い頭にもかかわらず、デトックスついでにいつもの山へ。
いつもの笠山から堂平です。
なんかもひとつ欲しいな、と思案し、最後に訪れたのがいつだったか記憶にないくらいの笹山をプラスする山行を計画。
笠山は、これも定番の裏参道から。
朝から暑いです。
午前8時で26度。
湿気もたっぷりの山道を、しょっぱなから汗だくで登る。
夏の山行は暑さとの戦い、しかも奥武藏は蒸し暑さハンパなく、山行というよりも修行に近いもんがあります。
ガレ急登にたどりつくまでは七転八倒しながら登る。
萩平手前の尾根道にさしかかると、なんとも涼しくてさわやかな風が、文字通りふわぁ〜〜っと吹いてきて、生き返ります。
二日酔いもどっかに飛んで行っちまったみたい。
西峰に着いたが、展望はきかず。
そそくさと東峰へ。
一服しながら妄想したり、栗山方面からのハイカーと雑談したりで、10分ほど滞在。
先はまだあるので、幾分か急ぎながら笹山峠まで下ります。
さて笹山。
山高地図2016年版ではその名前がありません。
2015年版まではしっかりとその名前が掲載されてますが、どういうこと?
と首をかしげながら取り付きを探すが見つからず右往左往。
適当に分け入ったら道がありました。
確かに見覚えがある雰囲気。
そのまま直進。
しばらく行くと、”臼杵山”とかかれた山頂標識。
1/25000地形図では三角点もないんだが。。。
数分滞在し、狐につままれたまんま取り付きに戻る。
本来の取り付きに戻りました。
と、なにやら進入禁止のプレートが。
パラグライダーの着陸地点になってるから、むやみに立ち入らないように、の旨の文言が長々と書いてありました。
山高地図から消えている理由が判明。
このあたりはもともと私有地で、それをパラグライダー愛好家たちが借り受け、着陸場にしているみたいで、なにやらの法律では云々。。
ん〜〜〜知らぬこととは言え、入ってしまったぞ。。
しかしいまいち納得できない、と思いません?みなさま。
オレは笹山に行きたいだけなんだが。。。
ま、そういうことなら致し方なし。
堂平でメシを食い、忘れよう。
例によって汗まみれになりながら堂平山腹を登り詰め、パラグライダー発着場へ。
トンボがわんさか舞ってました。
まるで秋のようだ。
変なおやじのヌードを避けながら山頂標識を収め、あずまやで食事。
例によって手抜きです。
もっと手抜きにする方法を模索中だが、なかなか思いつかない。
いっそのこと、歩きながら食事を摂る、なんてぇのはいかがでしょ??
今回、歩荷トレではないですけど、少々荷を重くして望みました。
前々回から続けてるのだが、今のところ目に見えた効果は認められず、どうしたもんか??と。
では、剣が峰へ。
堂平山頂から剣が峰への行程も結構アップダウンキツいのだが、登りもここまで、とたかをくくって歩き始める。
途中、またもやチャリかバイクの轍。
相当頑丈な車止めを設置しないと進入を防げないだろうけど、どうしたもんでしょね。。。
などとぶつぶつ独り言をつぶやいていたら剣が峰に着きました。
電波塔の片隅にひっそりと石碑。
さてこれからは下りだぁ!!
小走りで下る。
林道を通過して程なく白石峠に到着。
あずまやでは例によってチャリ組が幅をきかせてたけど、空いてる場所に腰を下ろさせてもらいました。
しばし妄想。
やはり梅雨時期〜夏の低山は暑さとの戦い。
トレーニングにはなるだろうけど、熱中症には十分注意しないと、、
などなど
もはやTシャツも汗を吸ってぐっしょり。
昨夜のアルコールもほぼ抜けただろな、しかしいつにもましてハジけた宴会だった。。
などなど
バス停で着替えよう!!
山行再開します。
ここで痛恨のミス!!
本来向かって左の山道へ入らねばならんのだが、なぜか右へ入ってしまった。
この道はほとんど廃道で、本来の登山道ではなく作業道〜林道のたぐい、じゃないかと思います。
少し進んで石垣が出現、ここで道間違いを確信。
戻るのも何だし、このまま進んで他の林道に出ることを期待しよう、と継続して進みます。
本来ならば戻るべき。
でも今回はなぜか進んでしまいました。
反省。。。
結果的に舗装道に出られたけど、運が良かっただけです。
道は、状態がいい箇所もあったけど、大部分はススキが伸び放題。
危険生物の陰におびえながら進みました。
舗装道に出てしばらく行くと、笹山峠手前から伸びる白石への道と合流。
山道を進む。
途中、パラグライダー組ご一行様と出会って数分話込み。
機会があれば是非!
いやいやムリムリ!
などなど。
巨大なアオダイショウを危うく踏みそうになったり、色とりどりのあじさいを堪能したり、バス停までの道のりは意外と楽めました。
もう道間違いのことなんか忘れてしまってる。。
バス停に着いたらバスが止まってて、慌てて飛び乗ります。
着替えたかったのに。。
帰宅してログを確認したら、つぶれたあんパンのような軌跡になってて、なかなか趣のある山行でした。
もちろん反省もしなければ。
選挙が間近なので、仕事的に結構煩雑です。
よってアップが遅れました。
今週末、天気もいまいち。
はてさてどうしたもんか。。。
おわり
コメント
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私も去年笠山と笹山へ登りました(初登山)
笠山はあまり見晴らしが良くありませんでしたが、笹山はとても展望が良かったので気に入ってました。
また秋に登ろうと思ってましたが入山禁止になっているのですか?
確か去年登った時は入山禁止の札はありませんでしたが、山頂にはいろいろと備品が置いてあったりして手入れがされている感じでした。
見晴らし台もあったけどあれはグライダーが飛び出す場所なのでしょうか?
私有地とのことなので無関係なハイカーが立ち入れなくなるのは仕方無いことなのでしょうね。
立ち入り禁止のプレートには備品が壊された等の事も書いてありましたが、山を登る人の中には悪戯でそういうことを平気でやる人もいるようなので所有者からしてみれば自衛措置で入山禁止なのですね。
何にしろ残念ですが、事前に情報わかって助かりました。
journey さんありがとうございます。
返信たいへん遅くなりました、私事やら仕事やらでレコを拝見するヒマもなく、コメントを頂いていたとはつゆしらず、失礼をいたしました。
笹山ですが、もともとは私有地らしく、そこをバラグライダー愛好者のチーム(なんでしょうか?)が借り受け、着陸地点にしてるそうです。
看板を読めば詳しく書いてますが。
山と高原地図の2015年までの版では、笹山は掲載されてましたが、2016年版からいきなり山名もルートも削除されてます。
なんか悲しいですねぇ、パラグライダー愛好家より登山者のほうがはるかに多く、しかも周辺の草木を荒らす可能性はパラグライダーの着陸のほうが高い、ってぇのに、、
やはり地主の方は賃貸料のほうが魅力だ、ってことでしょうか、、
わざわざコメントありがとうございました!
笹山は県営林で、地主の委託を受けた埼玉県農林公社森林局が管理しています。
私は、森林局の担当課長と直接話しました。
笹山ラジコンクラブがグライダーを飛ばすのに邪魔だからと立ち木の伐採を申請したので、許可したそうです。
しかし、許可したのはそこまでで、ハイカーの立入禁止の許可までは与えてないそうです。
現地は地理院地図にもあるとおり登山道であり、ハイカーが通行する権利があるのです。
課長さんは、笹山ラジコンクラブがハイカーとトラブルになるようであれば、現地に行くと仰ってました。
勿論、ハイカー立入禁止ではないとのことです。
「棒の嶺の北東、滝ノ平尾根」にもラジコン場がありますが、そこではハイカーとのトラブルはありません。
笹山ラジコンクラブがおかしいのは、ヤマレコの質問箱に笹山は立入禁止だという投稿をしたことです。
それに対して私は、山林は私有地であっても通行が認められるという事を法的に説明し、且つ森林局へも確認した旨投稿しました。
そうしたところ、苦労して立ち木の伐採許可とラジコン場の使用を認められたのだからと泣き言を書き、結局質問(&笹山ラジコンクラブのユーザーID)は削除されました。
あの立入禁止の看板には何の効力も無いし、ハイカーとトラブルになって困るのはラジコンクラブの方だということを知っていますから、看板など気にせずに堂々と通ればよいのです。
ちなみに、T○○7さんは、笹山に関する質問を幾つかしてたり、私の投稿を荒らしだと非難したりしてます。
私の勝手な憶測ですが、彼は笹山ラジコンクラブの関係者のような気がします。
笹山の地名登録の最終編集者も同じく関係者でしょう。
看板のいう航空法の改正は、通行人に怪我をさせないためのもので、それを以って立入禁止など本末転倒であり曲解も甚だしいものです。
ジャニです。
興味深く拝見しました。
確かに、使用量を払ってるんだから立入(通行)禁止、っつうのは解せません。
しかも県営林?なんですよね?
なのに地主が存在するってぇのは矛盾してませんか?
県営林なら県が地主だったりして?
Sugeさんも色々とご苦労されたみたいで、心中お察し致します。
ネットの世界なので、その言動にはだれも責任を持ちません、てのが常です。
器物破損などとあらぬ濡れ衣を着せられる我々ハイカーは溜まったもんじゃありませんね。
気持ちよく登りたいもんです。
わざわざありがとごさいました!
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