川に落ちた隊員を救助せよ!早戸大滝から蛭が岳へ
- GPS
- 08:41
- 距離
- 11.2km
- 登り
- 1,286m
- 下り
- 1,268m
コースタイム
一旦登って下り、沢を渡り、また登ります。
7:00伝道
ここから、川に降りるまでは、細い崖地の道や、崩れそうな木の橋が数本あるので注意が必要です。
7:20早戸川
川を登って行きますが、途中で何度か川を渡る場所があり、木の橋がかかっているのですが、朝は凍っていて滑ります。(帰りは融けていました。)川の石や岩も同じく凍っていて滑りますので何らかの対策が必要ですね。
8:25雷平
8:45早戸大滝9;20
大滝を巻いて、滝の上部から大滝新道が始まります。まずは、急斜面を長いロープを頼りに腕力で登る感じです。ロープが終わってもかなりの急斜面を少しずつ登ります。危険な感じではありません。
10:50丹沢〜蛭が岳尾根
11:25鬼ケ岩
12:05蛭が岳12:55
13:20鬼ケ岩
鬼が岩の柵伝いに入ると、赤テープが登場し白馬尾根が始まります。すすき野原の広場を越えると土の急斜面が現れます。今の時期は北斜面ということで5cmほどの霜柱状態となっていますので、滑らないようにゆっくりと下ってください。杉の営林柵の中に入ると踏み跡もしっかりした道になります。なお、この白馬尾根にあると言われている、とても長い「魔法のロープ」を見つけようと思ったのですが、時間もなくなって来たので次回に持ち越しました。
14:40雷平
15:30魚止橋
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
早戸川林道の舗装が終了する魚止橋からヘアピンカーブをひとつ越えた辺りで、普通車は、ほぼ通行不能ですね。ここから登山口まで、徒歩15分ほどです。車上荒らしが出るとのことで、ドキドキだったのですが、本日は被害なしでした。 |
写真
感想
前回、早戸大滝へ行けなかったので我が隊員が是非ともリベンジをということで、10日振りに再び丹沢に参上しました。今回は難解かつハードなコースということで、さらに1名の隊員を増強しての山行だったのですが、この隊員が早戸川のファーストタッチの場面で、いきなり川の滝つぼに落ちてしまい緊張が走りました。幸いにも自力にて脱出できたのですが、下半身はビショビショで着替えもなしの状態で、この時点で山行中止かと思われたのですが、サスガに我が隊員は、頼もしく行けますとの一発回答に、山登りは継続されました。何か所かある丸太の橋がほぼ凍っていて、横断不能であったため、周囲の岩の状態を確認して、どうしても渡れない場所では、靴を脱いで冷たい川の浅瀬を徒渉しました。そんなこんなで、時間を浪費しながらも何とか、日本の滝百選「早戸大滝」と3年振りの対面を果たし、ここから大滝新道にて、急登(今までで、間違いなくMAXの傾斜角度でありました。)し、丹沢山と蛭が岳の尾根へ到着。前回は分からなかった降り口がやっと確認できました。尾根からは、10日前には見ることが出来なかった海と伊豆半島を(大感動でした。)そして、前回よりも美しい富士の山を見ることができました。蛭が岳山頂で隊員2名と、楽しいランチと珈琲をいただき、帰りは白馬尾根へ。夢のようなススキ野原の広場を通過して長い下りから、雷平で再び早戸川へ合流。なお、この白馬尾根にあると言われている「魔法のロープ」との対面は次回の課題としました。川へ出てからの帰りは、丸太橋の氷も融けていたのであっという間に伝道まで戻ることができました。
今日は、隊員2名に助けられ最高の山行を楽しむことができました。改めて我が隊員に感謝・感謝です。
コメント
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sss さんこんにちはです。
ご無沙汰しています。
この時期はまだ山に雪がなさそうですね。
川に落ちた人にはちょと寒さが身に凍みて可愛そうですが、多分好きな事はやられているので・・・・
天気にも助けられましたね。
でも本当に眺めが良さそうで何よりでした。
kintakunteさん こんばんは
歩き始めて、すぐに事件が起きたのでビックリでしたが、大事に至らずに一安心でした。
尾根に出ると若干の風はありましたが、天気は良くて海と伊豆半島まで見えるとは思いませんでした。
青い空は、やはり一番ですね。
sss さん、はじめまして。
橋から落ち怪我がなかったことは幸いでしたね。
あの橋は、11月に伝道から登ったときに大水で流されていたので、水は冷たかったが、一人で川の中に入り掛けなおしたものです。
あのときは時間もなかったため、若干傾斜が残ったものの先を急ぎたかったので「これでヨシ!」と言い聞かせ渡った記憶があります。
その日の帰りに渡った時も「水が引いたら誰か掛けなおすだろう」と思いながら、山師か登山者の心意気に後は任せようと、その場を立ち去りましたが、橋の写真を見て愕然「あのときのままであったとは・・・」しかも落下したとは、「もう少し上流の平らな場所に掛けなおしておけばよかった」と今更ですが反省しています。
最近は大滝や新道がネットの影響で有名となり訪れる人も増えています。
自己責任とは言え、安全に対するマナー&後者への気使いは向上することを願っています。
tanabotaさん はじめまして
丹沢を歩いていて、特に感じることは、とても良く登山道が整備されていることです。私たちが、登山を安心して楽しむことができるのも、日々登山道を整備してくれる方々のご尽力によるところが大きいということに感謝しなければならないと思っていました。そして、山を歩く私たち自身も、マナーを守り、後に歩く人達のことを考えて行動しなければいけませんね。
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