梅雨明け前の蛭ヶ岳 ヤマビルに注意！！

2016年07月24日(日) [日帰り]

• GPS: 03:05
• 距離: 9.1km
• 登り: 225m
• 下り: 1,397m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:02
• 休憩: 0:03
• 合計: 3:05

13:16 蛭ヶ岳
13:26 13:27 小御岳
13:40 13:40 ポッチノ頭
13:55 13:55 地蔵平
14:03 14:04 地蔵平道標
14:12 14:12 原小屋平
14:25 14:25 姫次
14:33 14:33 東海自然歩道最高地点
14:47 14:47 八丁坂ノ頭
15:01 15:01 黍殻避難小屋
16:08 16:08 黍殻山 釜立沢登山口
16:14 16:15 釜立沢登山口駐車スペース
16:21 ゴール地点

往路のGPSデータが吹っ飛んでいた。登山口8：30→蛭ヶ岳12：35
復路はこのデータの通りです。

天候

くもり

コース状況／危険箇所等

登山口から焼山〜姫次への主脈線上までの尾根にヒルがいます。
また、登山口から八丁の頭への尾根は倒木のため登山道が通れず、急な斜面を登って回避する必要があります。

写真

7/24 9:29

八丁の頭の尾根の標高920m辺りで登山道が倒木で塞がっています。右側の急斜面を登る必要があります。

7/24 10:10

ちょうどモノレールをくぐるあたりで、ガスが舞ってきた。

7/24 12:12

鬼の階段地獄でも山頂は全く見えす、ガスまみれ。

7/24 12:20

線香花火のような小さな花。

7/24 12:26

階段地獄はどこまでも…。

7/24 12:40

ようやく山頂。富士は望めず、いやいや、檜洞さえ見えない。

7/24 13:04

唯一、南側の塔ノ岳方面のみ雲が切れている。三十二重なった山並みが美しい。

7/24 13:05

関東平野も雲の下。

7/24 13:06

蛭ヶ岳山頂にある祠は、大噴火した木曽の御嶽山と関係があるって知ってました？

7/24 13:31

帰り道もガスの中。

7/24 13:47

雲が切れればブナの古木の雄大さに気付かされます。

7/24 14:06

地蔵平付近は特に美しい。

7/24 14:30

姫次の表示板の「焼山」への距離表示がいつの間にか変わった。今までは4.3kmと書かれていた。

7/24 14:42

この木に「チュウイ」と貼られているが、何の注意？？？

7/24 15:05

これはトマトではありません。白い卵のようなものの中から出てきてます。これは何っ？

7/24 15:32

結構、新しく作られた橋なんだが、既に壊れかけている。
木道もそうだが、安い木を使い過ぎなんだ。

7/24 15:36

やられました〜。靴下の上からもガンガン刺します。
塩水塗っておけばよかった。

撮影機器：

FUJIFILM X-A1 ボディ 富士フイルム

感想

shingen

7月下旬だというのに、未だ梅雨も明けず、蒸し暑い曇り空の登山に向かない日。そんなこともあって、登山客はとても少ない。そう、こういう日は人間の代わりに出てくる客がいるのだ。丹沢名物・ヤマビルだ〜。小さくてどこにいるかも見えないし、刺されても気が付かない、天才吸血鬼だ。
本日は尾根道沿いにかなりいたようだ。青根〜黍殻山非難小屋までの尾根道と平丸〜平丸分岐までの尾根道だ。平丸尾根のほうは上からヤマビルが降ってきて、腕に3匹もくっついたと他の登山者から聞いた。私は足首に刺されたが、下山するまで気が付かなかった。ヤマビルはテクニシャンなのだ。
蒸し暑く、足元に少しでもぬかるみがあれば、そこはヤマビルの絶好の住処。やはり、塩水スプレーを持参しないといけない。なめくじと同じく塩に弱いのだ。

今日はガスが中途半端に広がり、展望は悪く、隣の山でさえ見えない。山頂に着くまで、蛭ヶ岳の姿さえ見えなかった。それにしても、蛭ヶ岳は交通の便も悪く、通の人しか登ってこなかったもんだが、最近はトレランや若い女性、また縦走でそのまま通過していく人が増えた。先日は自転車で上ってきた人もいたしね〜。時代の流れというものか…。少しミーハーな山になりつつあるところが寂しい。
やはり、丹沢で静けさを求めるのであれば、西丹沢や北丹沢に行かねばならぬ。