☆天然松茸☆二週連続オコジョに遭遇♪

2016年08月21日(日) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 444m
• 登り: 45m
• 下り: 39m

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

夜叉神峠駐車場
車両60台程駐車可能
駐車出来ない場合は芦安駐車場

コース状況／危険箇所等

林道歩きや渡渉もありますが基本的に獣道+四つん這い歩行+岩登りバリエーションです
急斜面が殆どなのでスパイク付きの靴が効果的です
標高2000m前後の高地で詳細の場所は説明できませんが、南ア広河原を基準に考えて半径10km圏内です

長年掛けて自分の脚で開拓しました

その他周辺情報

猿・日本鹿・カモシカ・ツキノワグマに遭遇することは全然珍しくないので熊鈴・ナタ必須です

写真

8/7 7:40

今年の初物松茸
獲物との距離が20m離れていても風下ならば開き松茸の抜群な香りで発見できます
（これより4枚目まで8/7日撮影）

8/7 7:39

走りのこの時期では珍しい重量感のある虫喰いの無いしっかりとした立派な松茸

8/7 7:40

傘は手の平よりデカし

8/7 8:27

誰もが疑う毒きのこバージョン色ですが・・・
れっきとした食菌で、根元の白いタマゴ状の袋から顔を出すタマゴダケ
出汁が良く出るシャキシャキ食感の美味しいキノコです
茎が白いと猛毒のベニテングダケなので要注意

8/21 8:30

店頭に並ぶお馴染みの形の松茸でしょうか
陽当たりが良く風通しの良い岩絡みの場所はポイントです
（これより8/21日撮影）

8/21 8:29

これでも茎は半分以上埋まっています

8/21 9:00

香茸（コウタケ）の幼菌
きのこの世界では閣僚級の貴重な素晴らしいきのこ
裂いて天日干しで乾燥させると独特な上品の香りを放ち、炊き込みご飯が天下一品です

8/21 9:00

環境が整った場所の元気な菌は顔の大きさより成長する香茸も珍しくありません

8/21 9:31

松茸四姉妹
元気なシロでは複数本いっぺんに採れる場所もあります

8/21 9:31

開きの松茸の香りは絶品です

8/21 10:08

と、
下ばかり見ていると
すばしっこい小動物が目に入った
枯木の根元にこちらを警戒しているオコジョがいました♪

8/21 10:08

息を潜めてじっとしていると、仲間だと思ったのでしょうか（笑）オコジョの方から近づいてきました

8/21 10:08

その距離1.0m
こちらを向いて
愛嬌を振舞っていただきました＾＾
先週の聖岳山頂で出会ったオコジョより少し小さいようでした

8/21 10:42

嬉しい出会いの後もポイントでは上物をゲット
タイミングを逃すと、この傘の部分だけを獣に食べられてしまいます
発見した松茸の一〜二割は傘が無く茎だけの寂しい状態になっています
高地の松茸狩りは獣との競争なのです

8/21 11:36

抜群な香りに導かれ栂の幼木の下に隠れていた松茸にご対面

8/21 11:37

堂々とした均整のとれた獲物

8/21 12:57

松茸の好む場所は、平坦地より断然急峻な斜面で岩が絡む場所です

8/21 12:57

毎年同じ場所に姿を現します

撮影機器：

サイバーショット DSC-RX100 SONY

GALAXY S5 ACTIVE SC-02G サムスン

感想

sanpo69

松茸は赤松林に出ると一般的に知られていますが、五葉松や栂の林でもその姿を見る事ができます
赤松の生息限界が標高1500m前後に対して、五葉松は標高2000m前後まで生息域となり栂林はそれ以上の標高にも自生しています
どの種別の木にも菌根があり松茸が出る要素があります
かと言って、全ての木の根周りに出る訳もなく、松茸が好む特別な地形環境条件が満たされない限り出ることはありません
止め山など人工的に整備を施し松茸が出易い環境を整える手法はありますが、未だ完全養殖が出来ない希少価値の高いキノコなのです
趣味の一環でこの時期から10月半ばまでの休日は、松茸だけでなく何十種類もの食菌のキノコを求めてお山を駆けずり回っています
二週連続出会えた愛らしいオコジョは、その可愛い瞳と裏腹に気性が荒く、ノネズミなどを食べる他、自分の体よりも大きいノウサギやライチョウを捕食することがあるそうです
Wiki参照　https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%82%B3%E3%82%B8%E3%83%A7

この時期になってしまうと、なかなか百高山が捗りません（笑）