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記録ID: 955366
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ハイキング
奥秩父

奥秩父・雨降山/小さな岩場を越えられず、あっけなく敗退

2016年09月02日(金) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
2.2km
登り
332m
下り
316m

コースタイム

出発6:40―取付き6:55〜7:20―巨岩下8:15―西尾根コル8:45〜9:15―退却地点9:45〜9:55―西尾根コル(下降点)10:15〜10:50―林道11:40―ゴール11:55
天候 晴時々曇
過去天気図(気象庁) 2016年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
長野県佐久の川上村秋山から川上牧丘林道に入り大弛峠へ向かう。東股沢の橋までは舗装、その先はダートになる。橋のたもとに空き地があって10台近く駐車可能。
コース状況/
危険箇所等
一般登山道ではない。踏跡すら僅かで、道標・テープ類は無い。
雨降山の西尾根に乗るまで林道から南側の急斜面を突き上げるが、下部は枝打ちの小枝が散乱していて歩きにくい。上部ではこれが無くなって歩きやすくなり、獣道が使えるので楽になる。
西尾根に乗ると一転して石楠花が現れ、時々強烈な藪漕ぎを強いられる。短い岩尾根を詰めると高さ10m程傾斜60度程の岩場に遮られる。登れても、帰路にここを降りるのは厳しいと判断、登頂を諦めて退却する。
東股沢の橋手前に駐車。背景が目指す西尾根の末端。右から回り込む積り
2016年09月02日 06:37撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
9/2 6:37
東股沢の橋手前に駐車。背景が目指す西尾根の末端。右から回り込む積り
ダートの川上牧丘林道を5, 600m進む。法面が途切れると、橋の手前に廃林道があるのでこれに入る
2016年09月02日 06:51撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
9/2 6:51
ダートの川上牧丘林道を5, 600m進む。法面が途切れると、橋の手前に廃林道があるのでこれに入る
橋から5, 60m程先に、緩やかな斜面に獣道が付いていたのでここから取付く
2016年09月02日 07:19撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
9/2 7:19
橋から5, 60m程先に、緩やかな斜面に獣道が付いていたのでここから取付く
枝打ちした小枝が散乱し、さらに小さな岩が点在しているので歩きにくい
2016年09月02日 07:50撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
9/2 7:50
枝打ちした小枝が散乱し、さらに小さな岩が点在しているので歩きにくい
標高1800mを越えると樹林帯となり、小枝も無くなって歩きやすくなる。獣道も利用できる
2016年09月02日 08:15撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
9/2 8:15
標高1800mを越えると樹林帯となり、小枝も無くなって歩きやすくなる。獣道も利用できる
高さ10m程の巨岩が現れる。横に数個並んでいるので、基部を左へ巻く
2016年09月02日 08:16撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
1
9/2 8:16
高さ10m程の巨岩が現れる。横に数個並んでいるので、基部を左へ巻く
巨岩の間のルンゼを突き上げる。木々が手掛かりとなるので安心だ
2016年09月02日 08:18撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
1
9/2 8:18
巨岩の間のルンゼを突き上げる。木々が手掛かりとなるので安心だ
倒木も多い
2016年09月02日 08:33撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
9/2 8:33
倒木も多い
また巨岩が現れるが、左側を簡単に巻ける
2016年09月02日 08:36撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
9/2 8:36
また巨岩が現れるが、左側を簡単に巻ける
急な樹林中を突き上げる。藪漕ぎが無いだけマシだ
2016年09月02日 08:39撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
9/2 8:39
急な樹林中を突き上げる。藪漕ぎが無いだけマシだ
標高1930m付近で西尾根に乗った。西側に小さな岩場がありコル状になっている
2016年09月02日 08:44撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
9/2 8:44
標高1930m付近で西尾根に乗った。西側に小さな岩場がありコル状になっている
コルから東に向かって登るが、いきなり石楠花の藪
2016年09月02日 09:15撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
9/2 9:15
コルから東に向かって登るが、いきなり石楠花の藪
部分的に踏跡はあるが、消えると石楠花を強引にかき分けなければならない
2016年09月02日 09:20撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
2
9/2 9:20
部分的に踏跡はあるが、消えると石楠花を強引にかき分けなければならない
標高2000m辺りで藪混じりの岩尾根となる
2016年09月02日 09:42撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
9/2 9:42
標高2000m辺りで藪混じりの岩尾根となる
岩尾根は直ぐに高さ10m傾斜60度程の岩場に変わる。登っても降りるのが厳しそう。どうしよう
2016年09月02日 09:46撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
2
9/2 9:46
岩尾根は直ぐに高さ10m傾斜60度程の岩場に変わる。登っても降りるのが厳しそう。どうしよう
岩場の左は石楠花の密藪。少し戻って右に巻けるか見に行くが、もっと高い岩壁が続いて無理
2016年09月02日 09:56撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
3
9/2 9:56
岩場の左は石楠花の密藪。少し戻って右に巻けるか見に行くが、もっと高い岩壁が続いて無理
登頂を諦め、退却することにした。下りでも石楠花の藪漕ぎは厳しい
2016年09月02日 10:01撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
9/2 10:01
登頂を諦め、退却することにした。下りでも石楠花の藪漕ぎは厳しい
コルまで戻り、南斜面へと左折する。巨岩の上まで降りた。登りではルンゼを詰めて写真の中央部に出てきたが、帰りは右の岩のさらに右を巻いて降りた
2016年09月02日 11:03撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
9/2 11:03
コルまで戻り、南斜面へと左折する。巨岩の上まで降りた。登りではルンゼを詰めて写真の中央部に出てきたが、帰りは右の岩のさらに右を巻いて降りた
登りでは気付かなかったが、帰路、このルートで唯一の赤テープを見かけた
2016年09月02日 11:28撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
9/2 11:28
登りでは気付かなかったが、帰路、このルートで唯一の赤テープを見かけた
廃林道まで降りてきた。あとは写真の橋から川上牧丘林道を辿ればゴール
2016年09月02日 11:41撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
1
9/2 11:41
廃林道まで降りてきた。あとは写真の橋から川上牧丘林道を辿ればゴール
麓から見た雨降山西尾根。左端が頂上、中央部の大きなコブの右端が越えられなかった岩場
2016年09月02日 13:16撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
3
9/2 13:16
麓から見た雨降山西尾根。左端が頂上、中央部の大きなコブの右端が越えられなかった岩場
撮影機器:

感想

昨日(9月1日)は大原平ノ頭に登った。尾根続きの長峰へ周回する積りだったが、岩峰の連続のため断念。結局、大原平ノ頭の南隣の岩峰まで往復して終わった。同じ尾根上、さらに南に雨降山2156mがある。今日はここに登ることにした。

当初は西尾根を登って北西尾根を降りる周回ルートを選んだ。しかし、台風10号の影響か金峰山川の東股沢が増水していて渡れない。仕方ない、川上牧丘林道で東股沢を渡った先、廃林道から西尾根に突き上げ、西尾根経由で往復することにした。これなら距離も高度差も僅かなので楽勝、と気楽な気分で登り出した。
ところが、西尾根の標高2000m付近にある岩場が越えられず、あっけなく敗退。

高さ10m、傾斜60度程の小さな岩場だった。上りは問題ない。しかし、高度感はあるし、手掛かりは乏しいので、下りは厳しいだろう。迷いに迷った挙句、無理は避けて退却とした。

若い頃なら躊躇なく登ったであろう。下りでもスイスイ降りられただろうに。しかし、ここ数年、歳を取るにつれて岩場に対する恐怖心が増してきた感じである。ちょっとした岩場でもかなりの緊張感を抱く。歳とともにバランスが悪くなったこともあるのだろう。
臆病風に吹かれたのかな、とも思うが、まあ、これが現在の私の実力なのだと納得せざるを得ない。いささかさみしいけれど・・・

今回は2日間かけて、国師ヶ岳から北に伸びている尾根上にある大原平ノ頭、長峰、雨降山の3つの山々を狙った。でも、結果的には1つ登れただけである。この辺りの山々はなかなか手強い。

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