東北の紅葉山行から南アへ変更「仙塩尾根:北沢峠〜仙丈ケ岳〜両俣」
コースタイム
芦安駐車場7:55〜(バス)〜8:53広河原9:00〜(バス)〜9:25北沢峠9:55→馬の背ヒュッテ→13:45仙丈小屋
【10月9日】
仙丈小屋7:10→7:39仙丈ケ岳→10:41伊那荒倉岳→12:55野呂川越→13:43両俣小屋
【10月10日】
両俣小屋6:17→9:21野呂川出合BT9:55〜(バス)〜10:10広河原10:20〜(バス)〜11:20芦安駐車場
天候 | 10月8日:雨時々曇り 10月9日:雨のち曇り 10月10日:晴れ時々曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2016年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・8日は風が強いので(19m〜22m)、小仙丈岳経由の稜線コースではなく、藪沢経由にした。 ・藪沢大滝への道は崩落の為進入禁止。 ・仙塩尾根は整備された登山道で迷う事は無いが、横川岳から正面に北岳を捉え、直角に左折する事。西に派生する尾根に引き込まれやすい。 ・これからの季節は、凍結に備え、アイゼン等の携行が望ましい。 ・両俣小屋から北岳にダイレクトの登りあげるコースは、ここ数年通行禁止だったが、本年版の山地図には点線ルートとして復活している。しかし、今も危険なので進入禁止との事。(両俣小屋番さんの注意)。 |
その他周辺情報 | ・金山沢温泉:055-288-2244 11:00〜16:00 火曜定休 @850円 ・その他、芦安駐車場付近にも幾つか入浴施設有。 |
写真
感想
・例年なら台風一過後の晴天は、4〜5日は続くのに、今年はなんてこった・・・、6日と7日のたった2日間! 8日からは、また雨模様の日。
・8日〜11日まで、飯豊連峰北部へ紅葉山行の計画だったが、8日は土砂降り、9日も降雨。残り2日間も曇り。
・新幹線もレンタカーもキャンセルし、こんな事も在ろうかと、代替案に用意しおいた南アの仙塩尾根を歩くことにした。こちらのほうが天気の回復が早い。
・若くて美人で気立てが良くて運転も旨いmaruちゃんが、今回の同行者。
・仙丈岳には何度も登っているが、無雪期に登ったのは、何十年も前に塩見岳まで仙塩尾根を縦走した時のみ。
・直近に登った時でさえ、仙丈小屋は再建されていなかったから、ずいぶんと久しぶりだ。雨と強風なので、仙丈小屋と両俣小屋に素泊りで安全かつ、快適に。
・雨とはいえ3連休の初日。maruちゃん提案で4時30分頃出発。村営芦安駐車場の特等席(バスの駐車位置に近いだけだが・・)に駐車し、乗り合いタクシーで広河原へ。早く出た所で、北沢峠行きのバスが早まるわけでは無いが、バスを待つ間に朝食をとれたのが良かった。
・降雨の為、藪沢は水量が多く、右岸から次々に注ぎ込む滝も迫力があって見飽きない。植生保護の為の鹿柵が張り巡らされ、被害の大きさが想像された。
・仙丈小屋は、きれいに再建されており、避難小屋の土台石が無残に散らばっていた時代を知る者には、隔世の感あり。
・夜通し降り続いた雨が2日目も。しかし、9時頃から上がる見通し。18m〜19mと風が強いが、仙塩尾根は、横川岳辺りまでは、基本的に稜線の東側に登山道がつけられているので、北西の風をまともに受けるセクションは、そう、多くない。私達は予定通り雨の中を出発。
・大展望をほしいままにできる仙丈岳からの仙塩尾根。しかし、ガスでほとんど展望なし。替わりに足元の秋を見ながら歩く。maruちゃんがキクラゲ発見! 今晩のお味噌汁の具をゲット! コケモモの甘酸っぱい実を少し頂き、美しい苔の緑の中を両俣小屋へ。
・宿泊客は7名。日本海側の親不知から太平洋側の御前崎まで縦断中の方、トレランやフルマラソンをする方、外国の方等、様々。いろいろなお話を聞かせて頂いた。
・小屋番さんにも親切にして頂いた。2匹の猫もお行儀良し。再訪したくなる山小屋だ。ヤマトイワナの生息地。リリースが義務付けられている。今度はのんびり釣り滞在もいいな!
・残り物には福があるというけれど、代替案にも大きな福あり。良い山友を得て、心に残る山行となった。
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