雁坂小屋
- GPS
- 10:49
- 距離
- 16.1km
- 登り
- 1,649m
- 下り
- 1,658m
コースタイム
天候 | 10/8(土) 曇りのち雨 10/9(日) 雨のち曇り 10/10(月) 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
彩甲斐街道 出会いの丘 国道140号線豆焼橋のたもと |
コース状況/ 危険箇所等 |
●黒岩コース● ◆出会いの丘駐車場→林道→登山道始点 出会いの丘駐車場から見える谷に架かる赤い橋が豆焼橋で雁坂トンネルに繋がっている。 橋の向こうに見えるピークが和名倉山。 国道まで下ったら橋を渡る。 トンネル手前の橋のたもとに林道入口。 くねくねとゆるく登ると林道終点=登山道始点。 ◆登山道始点→あせみ峠 傾斜はそれほどキツくないもののひたすら登り。 ときどき九十九折りが現れる。 あせみ峠には丸太で作られた椅子がいくつか置かれている。 ◆あせみ峠→黒岩展望台 傾斜が緩くなる。 火打石尾根、ふくろ久保を経て高度を上げる。 登山道から少し外れて黒岩展望台がある。 展望台は、雁坂峠を中心として右に雁坂嶺、左に水晶山を結ぶ稜線を見上げる。 ◆黒岩展望台→雁坂小屋 展望台から登山道に戻り、木の桟橋を渡る。 笹原にダケカンバが伸びる登山道を進み、雁坂小屋のテントサイトを抜けて小屋に到着する。 |
その他周辺情報 | ◆日帰り温泉 道の駅 大滝温泉 遊湯館 < http://www.ootakionsen.co.jp/onsen/index.html > |
写真
感想
◆黒岩登山道を偵察に
9月のトレラン大会以降、黒岩尾根コースが荒れたことが雁坂小屋のブログに書かれています。
アクセスが良く短時間で到着できる三富ルートよりも、このところ黒岩尾根コースの魅力を強く感じているだけに非常に残念です。
悲しい気持ちや寂しい思い、悔しさが入り交じります。
この現状に道を拓き、通い、愛する方の気持ちは我々が思っている以上でしょう。
丹精込めてコツコツと手入れをしてきた方は怒りに震えているでしょう。
この登山道以上に心に傷を負っていているかと思うと言葉もありません。
自然の回復力、ヤマの生命力を信じるしかないのか・・・
自分の非力を痛感するとともに、この道に尽くしてきた方々の気持ちの支えになれればと黒岩尾根コースを歩んで雁坂小屋に向かいました。
◆ついでにボッカも
黒岩尾根コースで雁坂小屋に行くのなら、ゴロさんちに寄って何か小屋に運ぶことを申し出ました。
ゴロさんから「発電機用の燃料5kg頼む」と言われ二つ返事で了承。
さらにもうひとクチ!と申し出ると、一つでいいよと。
では他に何か・・・
11月にヤマ仲間と雁坂小屋を訪れる予定なので、差し入れのビールを1ケース。
5kg+8.4kg=13.4kg
夏に縦走していないし、このところヤマ頻度が低下しているので体力が落ちないようにこのくらい背負った方がイイのです。
◆やり直し
今年9月上旬、雁坂小屋でペンキ塗りの手伝いをさせていただいたので、出来栄えを確認するため真っ先に百葉箱横のテーブルベンチに向かいました。
若干色褪せた感じがありますが、まぁまぁかな、と安心。
小屋に向かいゴロさん、石さんとひとしきり挨拶をするとゴロさんから
「テーブルと椅子の脚を塗ってないべ!」と指摘されました。
「塗ったような・・・気が・・・」記憶を手繰り寄せても自信が持てなくなり、もう一度見に行くと・・・
塗ってなかった!
9日の午後、薄日が差す中、やり直しをして、さらにもう1セット、今度はしっかり隅から隅までペタペタすーすー。
さらにさらに管理棟の北側屋根から垂直に下がっている板をペタすー。
建物を見ると「あそこも塗った方がいい、こっちも」と気になる箇所が見えてきます。
今まで無関心だったことがウソのように気になって気になって。
「小屋の仕事はキリがないんだよ〜」とゴロさん。
少しは役に立てた・・・かな。
◆待ちぼうけ、そして馴染みの笑顔
小屋に到着した8日はあいにくの雨模様。
雨があがる気配のない空模様になすすべもなく、のんびり雑談タイムです。
おかげでゴロさん、石さんとたっぷり話し込むことができました。
時刻は16時30分・・・
このまま私以外に宿泊者はいないな、と思った矢先、kuromitsuさんが到着しました。
来月参加できないからと差し入れのお酒を背負って登ってきたのでした。
そして、キムチ鍋もこしらえてくれました。
わざわざありがとね。
その温かい気持ち、みんなに伝えます。
翌9日、朝からしとしと、時々ざぁーっと来たかと思うと止む・・・の繰り返し。
早く仕事を片付けたい石さんは、雨が止むと小屋を飛び出し「もう降らないかな」と期待を込めて空を見上げます。
1時間半周期で降ったりやんだりを繰り返していたので、また降りますよ、とがっかりさせることを告げると、ホントに降ってきた!
正午少し過ぎ、ようやく雨が上がり作業に取り掛かることができました。
昼過ぎにnamifujiさんが、15時過ぎにはaiminさんがそれぞれ小屋に到着し夕食を共にします。
テントサイトからキープしたボトルの主や小屋泊の方も加わり賑やかに夜が更けていきました。
◆暦
さいたま(埼玉県)
2016年10月8日(土)
日の出 5:42
日南中時 11:29
日の入り 17:15
月の出 11:43
月南中時 16:56
月の入り 22:08
正午月齢 7.1
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