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Yamareco

記録ID: 981431
全員に公開
ハイキング
近畿

峰山高原-暁晴山-ノルウェの森-黒岩滝-砥峰高原と河童池

2016年10月14日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
06:20
距離
8.2km
登り
371m
下り
382m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:23
休憩
2:57
合計
6:20
9:14
68
峰山高原駐車場
10:22
12:41
25
13:06
13:09
13
13:22
13:26
23
14:19
14:50
44
15:34
峰山高原駐車場
砥峰高原16:00-16:30
大河内発電所16:45
福崎町河童池17:45
天候
過去天気図(気象庁) 2016年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
峰山高原一般者用駐車場
コース状況/
危険箇所等
危険箇所はありません。
黒岩滝下への下降・滝横登下降は危険ではないですが足元にご注意。
※今月17日に当山域周辺で熊による重傷事故が発生したようです。詳しくはso-tuffさんの日記をご覧下さい。
http://www.yamareco.com/modules/diary/72502-detail-130002
その他周辺情報 峰山高原ホテルリラクシア
http://www.hotel-relaxia.com/
福崎町辻川山公園(河童池)
http://www.fukusaki-tabigaku.jp/kankou/kappa.html
JR播但線鶴居駅と新野駅の中間くらいにあった拝殿。猿田彦神社とあったが様式は出雲大社を模しているようだ。
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JR播但線鶴居駅と新野駅の中間くらいにあった拝殿。猿田彦神社とあったが様式は出雲大社を模しているようだ。
峰山高原に到着し暁晴山に向かって出発。
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峰山高原に到着し暁晴山に向かって出発。
道から離れ林の中を進んだ。灌木の疎林、沢を横断しながら途中から山頂を目指し直進。途中現れる岩塊流は氷河期の貴重な遺物
道から離れ林の中を進んだ。灌木の疎林、沢を横断しながら途中から山頂を目指し直進。途中現れる岩塊流は氷河期の貴重な遺物
ヤブと感じるか自然コースと感じるかはそれぞれ。いろんな歩き方があります。
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ヤブと感じるか自然コースと感じるかはそれぞれ。いろんな歩き方があります。
視界が開け播州平野の向こうに六甲の山並みが見えてきた
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視界が開け播州平野の向こうに六甲の山並みが見えてきた
「道歩けばいいのに!」って思ってるのかな
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「道歩けばいいのに!」って思ってるのかな
まだ大丈夫そうである
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まだ大丈夫そうである
電波塔を目指しGO!GO!ルーファイ不要
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電波塔を目指しGO!GO!ルーファイ不要
千ヶ峰が顔を覗かしている
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千ヶ峰が顔を覗かしている
仙人ハイクルートのスカイライン。今年は熊目撃が多く中止とのこと。
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仙人ハイクルートのスカイライン。今年は熊目撃が多く中止とのこと。
笠形山の右手に生駒山が見えている。
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笠形山の右手に生駒山が見えている。
暁晴山(1077m)到着。氷ノ山をバックに。
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暁晴山(1077m)到着。氷ノ山をバックに。
一等三角点の大きな柱石。
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一等三角点の大きな柱石。
やっぱり真っ先に探すのは六甲山。金剛、葛城方面は見えず大峰はよく見えていた。
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やっぱり真っ先に探すのは六甲山。金剛、葛城方面は見えず大峰はよく見えていた。
手前に砥峰、千町ケ峰・段ヶ峰が連なっている。夜鷹山へは防火線を上がれば直ぐ登れそう。
手前に砥峰、千町ケ峰・段ヶ峰が連なっている。夜鷹山へは防火線を上がれば直ぐ登れそう。
兵庫県の盟主、氷ノ山はなだらかで女性的な山容だ。溶岩台地特有の地形。
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兵庫県の盟主、氷ノ山はなだらかで女性的な山容だ。溶岩台地特有の地形。
伯耆大山は後山に隠れて見えない。三室山も見えてるはずだ。中国山地の同定は難しい。
伯耆大山は後山に隠れて見えない。三室山も見えてるはずだ。中国山地の同定は難しい。
南方面をふたたび。四国の剣山も見えていた
夜はここから明石海峡大橋のイルミネーションが望めるらしい。
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南方面をふたたび。四国の剣山も見えていた
夜はここから明石海峡大橋のイルミネーションが望めるらしい。
防火帯から山笑う登山口に向かって下っていく。
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防火帯から山笑う登山口に向かって下っていく。
ミズナラを中心にした明るい林。木漏れ陽が嬉しい。フカフカの林床が足に優しくどこでも歩けるのでいい。
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ミズナラを中心にした明るい林。木漏れ陽が嬉しい。フカフカの林床が足に優しくどこでも歩けるのでいい。
杉林を抜けると林道に出た。
杉林を抜けると林道に出た。
「ノルウェーの森」は読んだことも観たこともないけど行ってみよう。
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「ノルウェーの森」は読んだことも観たこともないけど行ってみよう。
新しい鎖に付け替えられた吊り橋。「絶対揺らすやろ」って完全に先読みされてる
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新しい鎖に付け替えられた吊り橋。「絶対揺らすやろ」って完全に先読みされてる
「ノルウェーの森」ロケ地になったらしい
でも北欧は針葉樹林中心なのに、ここは広葉樹林ばっかりでない?勝手に突っ込んでみた
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「ノルウェーの森」ロケ地になったらしい
でも北欧は針葉樹林中心なのに、ここは広葉樹林ばっかりでない?勝手に突っ込んでみた
分岐から川沿いに下って車道を横断すると現れた水路。太田原川から発電用ダム上部調整池(太田ダム)に水を引いているようだ。
分岐から川沿いに下って車道を横断すると現れた水路。太田原川から発電用ダム上部調整池(太田ダム)に水を引いているようだ。
静かな佇まいの黒岩滝は杉林の急坂を下りきった沢の合流地点にあった
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静かな佇まいの黒岩滝は杉林の急坂を下りきった沢の合流地点にあった
岩がまあまあ大きいので増水時は徒渉が困難かもね
岩がまあまあ大きいので増水時は徒渉が困難かもね
深く大きな釜を持っている。左岸を簡単に登れます。
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深く大きな釜を持っている。左岸を簡単に登れます。
オッス!!
上から見下ろしてみた。
上から見下ろしてみた。
車で砥峰高原に移動した。歩いてみたいが時間がないので落日の金波銀波を楽しむことに。
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車で砥峰高原に移動した。歩いてみたいが時間がないので落日の金波銀波を楽しむことに。
ススキのシルエットが美しい
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ススキのシルエットが美しい
穏やかな秋の一日だった
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穏やかな秋の一日だった
メルヘンチックな草原
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メルヘンチックな草原
柔らかな日差しに包まれて草原が笑っているかのよう
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柔らかな日差しに包まれて草原が笑っているかのよう
関西電力大河内発電所の下部調整池の長谷ダム。太田ダムから長谷ダムに流れる水の落差を利用して地下施設で発電しているようだ。
関西電力大河内発電所の下部調整池の長谷ダム。太田ダムから長谷ダムに流れる水の落差を利用して地下施設で発電しているようだ。
ゴジラならずとも萌えてしまう50万ボルト送電線。このクラスになると風景の邪魔者ではなく、堂々としていて、もはや主役である。
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ゴジラならずとも萌えてしまう50万ボルト送電線。このクラスになると風景の邪魔者ではなく、堂々としていて、もはや主役である。
兄弟カッパ兄の「河太郎(ガタロウ)」くん
池の畔で弟を見守っている。取られると腑抜けになる尻子玉2個持っている。
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兄弟カッパ兄の「河太郎(ガタロウ)」くん
池の畔で弟を見守っている。取られると腑抜けになる尻子玉2個持っている。
9時から18時まで15分置きに現れる弟の「河次郎(がじろう)」くん。リアルさに磨きをかけた2代目カッパ。
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9時から18時まで15分置きに現れる弟の「河次郎(がじろう)」くん。リアルさに磨きをかけた2代目カッパ。
満月を乗せた目力のある天狗。
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満月を乗せた目力のある天狗。
さかさ天狗さん。結構、微妙な動きを仕掛けてくる。18時になると「もう休ませてもらうわ」と終了宣言を行ってからネグラに戻る律儀者。
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さかさ天狗さん。結構、微妙な動きを仕掛けてくる。18時になると「もう休ませてもらうわ」と終了宣言を行ってからネグラに戻る律儀者。

感想

秋雨前線が遠ざかって久方ぶりの秋空。歩行距離の割りには色んなエッセンスの詰まったいいハイキングになりました。

車を峰山高原駐車場に置いて整備された遊歩道から大展望の暁晴山(ぎょうせいざん)に向かいましたが葉を落とした森を歩きたくなり、道を離れ木漏れ陽と落ち葉で柔らかな林床と幾筋の沢、氷河期の岩塊流を横切って最後はススキ斜面をムリヤリ登って山頂に到着しました。
道に飛び出した時、近くで作業していた電波塔の人が飛び上がって驚いていました。クマが出てきたかと思ったのでしょう。すいません。

大展望の山頂から見えた山は・・一等三角点山座では盟主・氷ノ山、蘇武岳、栗鹿山、笠形山、三嶽、千丈寺山、六甲山、西島等々。特異な山容の雪彦山、姫路トンガリ山は同定できず。大峰の山上ヶ岳、四国の剣山までよく見えていました。伯耆大山は後山那岐山に隠れて見えず残念。

気温も上がり掃いたような雲の下、余りに気持ち良かったのでアーリーランチを取ることに。バーナーで湯を沸かし自作のお好み焼と特盛りカップ蕎麦、ホットコーヒーで箱庭の様な山と海の展望を楽しみながら至福のひとときを。下山は道を歩くことに決まり「山笑う登山口」の案内が気になって防火帯道から森を抜けて遊歩道に復帰しました。ホテル前の大変清潔なトイレを拝借し「ノルウェーの森」散策に。

森と言ってもグリズリーが出てきそうな鬱蒼と茂る北欧の森のような雰囲気ではなくミズナラを中心にした低灌木中心の明るい林でした。途中には近回りのコースもあり吊り橋がありアスレチック気分で楽しく歩けました。

1周グルリと回って駐車場に帰るつもりだったのですが「黒岩滝」の分岐標識を見て行ってみようかと言うことで川添いの林をどんどん下って一旦、車道を横切り仏座岩横斜面の発電用水路沿いから杉林の急坂を下りきって「黒岩滝」に到着。途中には滝案内板がたくさん設置されていて迷うことなく歩けました。

黒岩滝の階段状左岸を登り適当に斜面をトラバースして来た道に戻り車道から駐車場に帰還。車で着いた砥峰高原は大型バスで観光客が訪れるほどの人気スポットで普段着の方々が大勢、金波銀波に輝くススキの眺めを楽しんでいました。殆どの方は展望台に向かっていますが少し峰山高原方向に林道入った場所もナイスビューポイントでした。

福崎町に下る県道の途中にあった大河内発電所。発電は人類最高の発明だと確信してるのでキョウミシンシン。揚水方式で一日6時間しか発電できないらしい。丁度、揚水が始まったみたいで水位上昇のアナウンスが大音量で流れていた。地上部に建屋がなかったが調べると地下230mに発電所があるとのこと。黒部のように豊富な水量があるわけではないのでダムに貯めた少ない水を流したり他の発電所からの電力で夜間に水を汲み上げたりしてヤリクリ発電してるよう。電力需要の増加で関西でも50万ボルトの超高圧送電してたんですね。

最後の楽しみのキモかわカッパ君との遭遇まで時間が迫ってきました。労働規約の関係で(笑)18時以降は妖怪達はお休みになるので急いで福崎町に向かうことに。陽が沈みホラーには絶好の黄昏時に妖怪達に会えました。
ブクブクと沼が泡立ち出てくるかと思えば出てこずに泡が消え。しばらくたってからまた泡と共にカッパ君が出現。気を持たせる心憎い演出。

近くでボイスチェンジャーのような奇声が聞こえていたので声がする方に恐る恐る行ってみると、逆さまになった真っ赤な天狗様が宙に浮かんでいました。激しく動いたりゆっくり動いたり。最後に「休ませてもらう」と言って観音開きの向こうに消えていった。ああ面白かった。楽しませてもらってありがとう。ヤマレコで宣伝しとくよ。


峰山高原到着。今回は遊歩道を避けて、林の中を進みながら、暁晴山を目指し直進。
途中から「これってヤブ漕ぎ❔」「ススキ漕ぎ❔」私の背丈をはるかに超えたススキをかき分けての直登❗
道歩けば良いのに❗って思ってませんよ(笑)
何でも体験や。いつもそう思てます。
相方さんがおってこそですがね(笑)

暁晴山到着。またまた360°パノラマ、先月登った氷ノ山もはっきりと見え(*´∀`)
六甲山は見えなかったけど、夜にはここから明石海峡大橋の灯りが見えるらしい✨
夜空の星も独り占め出来そうな、素晴らしい場所でした。
下りの林の中は、ふかふかじゅうたん、足に優しい(^^)d
🚙を砥峰高原に移動。西日とのコラボで、銀色のススキの穂が一斉に波打って……ナウシカの最後のシーンを想い出しましたよ。
ラ〜ランララランランラン( v^-゜)♪

帰り道カッパの河次郎くんに会いに…日没後に見たので、よりリアル❗❗怖すぎでした。

今回も盛り沢山、のんび〜り楽し〜いルートでした。

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