Raleigh Challenge Wilson Trail 2016
- GPS
- 18:51
- 距離
- 83.3km
- 登り
- 9,946m
- 下り
- 10,178m
コースタイム
- 山行
- 11:53
- 休憩
- 0:02
- 合計
- 11:55
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2016年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー
|
コース状況/ 危険箇所等 |
ほぼWilson Trailというハイキングトレイルに沿ってます。危険個所なし。 |
その他周辺情報 | MTRの駅に着くまで何もありません。 |
写真
装備
個人装備 |
携帯電話 1
ヘッドランプ 2
行動食 2
レスキューシート 1
ゴミ袋 1
フラスク 4
レースナンバー 1
現金 1
テーピング 1
ザック 1
ストック 1
行動食 1
救急キット 1
手袋 1
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感想
★本日のレース★
香港島の南の端をスタートして中国の国境付近まで伸びるWilson Trailを往復するレースです。いろいろな距離がありますが往復の100マイルに参加しました。このレースはチームレースで単独では参加できません。100マイルのコースの参加チームはわずか14チーム。制限時間が36時間と短いのと同日にムーントレッカーという人気レースが開催されているからです。
★行動の記録★
さてレース当日、タクシーで家から会場に向かいました。お決まりのギアチェックやドロップバック、写真撮影を終えてスタート地点へ。定刻より少し早くスタートしました。この辺のゆるさがいかにも香港的。アレっチームメイトが見当たりません。トイレから戻っていないようです。そういえば行列していたな。まあ彼は早いので先に行きことにします。
まずはTai Tamの貯水池へ下ってからバイオレットヒルという山へ登り返しスタート地点の陽明山荘まで戻ってきます。気温は30度を超え真夏の様。南斜面を登っていると後ろから照りつける太陽で消耗します。CP1にはほぼ予定通りに到着。チームメイトほどなくCPに入ってきました。梨を食べて次の区間へ。登り返しが2回ありますがそれほど厳しい区間ではなくまずまずのタイム。ここで地下鉄に乗って九龍サイドへ渡ります。そこからはまずまず走れる区間ですがなにしろ気温が高いので少し抑え目のペースで進んでいきます。CP2ではバナナを食べてすぐに出発、CP3までも若干の登り返しがありますがそこそこ走って想定より10分遅れで到着。ここで少しゆっくり休憩しジェルやナッツで補給します。私はコーラとポカリを購入し次の区間に備えました。CP4までは前半の山場、登りのきつい区間です。ストックを頼りにグイグイ登っていきますがいかんせん気温が高くペースが上がりません。息も絶え絶えにCP4に到着。そこで前を行く香港人ランナーからチームメイトがドロップしたのでチームに加えてくれないかと依頼がありました。このレースはチームレースなのでチームメイトが途中でドロップすると他のチームに合流しなければなりません。彼は早そうなので応諾しました。我々はゆっくりと休憩して彼は先行しました。
さて次のCP5までは下りとフラットな林道で飛ばせます。ところがやはり暑くてペースが全く上がりません。体力がじわじわと削りとられていく感じです。でもなんとかCP5に到着。予定より25分ほど遅れています。そこからまた少し登りになりますがCP6に着けばサポートと合流できるので先を急ぎます。30分以上遅れてCP6に到着。サポートから差し入れの食糧と飲み物をもらって貪るように飲み食いしました。隣のテーブルの地元のグループからもジュースやアイシング用の氷をいただきリフレッシュして出発、夜に備えてヘッドランプを装着しました。次の区間は最初はフラットですが貯水池を超えると林道の登りがきつい区間です。チームメイトより少し先行して登りの頂点の峠に到着、トイレ休憩の後チームメイトを待ちましたが来そうもないので先行しました。CP7に予定より30分以上遅れて到着。待てども待てどもチームメイトは到着しません。携帯でメッセージを確認すると脚の不調でドロップするとのこと。ありゃーどうしよう。CPのスタッフにチームメイトがドロップした旨伝えると単独では行かせられないので組めるチームを探すからここで待てとのこと。しばらく待機しました。いろいろ確認してもらったのですがすでに100マイルのチームは解散かリタイアで後ろにいないので続けるのであれば半分の80Kmのコースのチームに合流すればレースの継続は認めるとのこと。仕方ないのでそうすることにしました。
スタッフが休憩している地元のチームに声かけてくれました。一応余力があるか確認され「往復やろうとしていたのだから片道なら全く問題ない」と回答しチームにジョインさせてもらいました。BillyとSam、男性のペアです。走りながらこれまでに走ったレースのこととかこれから走るレースのこととか話で気を紛らわしました。途中鉄道の駅の近くのセブンイレブンでコーラと食べ物を買い補給しました。そこを過ぎるとCloudy Hillという山への登り。急な階段で結構往生します。1つ手前の山で先頭のBillyがコースを間違えそうになり気がついて修正しました。自分は後から混ぜてもらった方なので彼らのペースに合わせて休憩をとります。
次のCP7では彼らの友人がエイドを設定してくれてにわかチームメイトの私にも親切におにぎりやコーラを勧めてくれました。ご厚意ありがたく頂戴します。その後は八仙嶺という香港版ミニ八ヶ岳を通過します。これがきつい。直登の階段が連続します。最後のピークがチェックポイントになっています。ここを通過すると後はゴールになだれ込むだけ。Billyが先頭でペースメークして私が真ん中、Samが少し遅れてついてくるという並びになりました。何回か試走しているので迷うことはありません。最後は設定のペースより2時間以上遅れてコース半分で2人と一緒にゴールしました。スタッフからはこの先継続しても良い旨聞かされましたが往復のチームに追いついてチームアップをお願いするのは無理そうなのでここで終了することにしました。にわかチームメイトを受け入れてくれたBillyとSamとガッチリ握手。彼らはゴールの後もアウェイの自分のために色々と世話を焼いてくれました。
★感想★
厳しいレースでした。完走したチームは出走した14チームのうち2チームと1人のみ。40時間くらいかければ完走できそうですが制限時間の36時間ではとても無理です。鍛え直して再度チャレンジします。
トレイルランニングレース#18
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