尾附天狗岩（西上州神流川流域）

2016年11月03日(木) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 1.4km
• 登り: 184m
• 下り: 184m

コースタイム

駐車場所ー（30分）ー尾附天狗岩ー（25分）ー駐車場所

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

ゴミ処理場の手前のスペースに路駐

コース状況／危険箇所等

ほとんど道無し、踏み跡無し。
「薮岩魂」で！

写真

11/3 9:14

この先の擁壁を上る場所より入山

11/3 9:15

結構細くて石車で滑りやすい

11/3 9:15

テープの間に何となく踏み跡。。。

11/3 9:19

踏み跡も無くなった。これらのテープ沿いに適当に上る。

11/3 9:21

竹が封鎖。

11/3 9:31

ピンクと青のテープを頼りにある程度ジグザグに上るとトラバースの踏み跡が見つかる。

11/3 9:32

踏み跡が流失してしまった場所。でも注意深く渡れば大丈夫（だと思います）

11/3 9:34

踏み跡が続く。（熊の足跡付き）

11/3 9:37

天狗岩との鞍部を目指す。

11/3 9:39

天狗岩との鞍部。目の前の天狗岩へは一寸登って右側からアプローチ。

11/3 9:40

木や根に捕まりながら注意深く登る。

11/3 9:41

天狗岩の鼻が見えてきた。

11/3 9:43

ひょいっと天狗岩の鼻へ。
すぐ目に入るのは赤岩尾根。

11/3 9:43

鉄剣が一本、獣が鳥を襲ったのか、鳥の羽が散乱。

11/3 9:43

南側の展望。赤岩尾根、大ナゲシ、天丸山、帳付山

11/3 9:43

南側の展望。見下げるとゴミ処理場

11/3 9:43

北側の展望。不通（とおらず）渓谷の紅葉と八倉集落、登谷山、日向山、八倉峠。

11/3 9:43

日向山の強拡大。

11/3 9:43

西側の展望。ご存知、二木氏の本の表紙の風景です。
高反山東の肩の岩場

11/3 9:43

北西側の展望。手前の上下に細長い岩が長岩。奥の高いほうが大鷹岩、右の低いほうが小鷹岩、2つセットで「足袋（たび）岩」と呼ぶ。

11/3 9:45

東側の展望。894m峰。この左手側は熊等の野生動物の宝庫。

11/3 9:46

「天狗の鼻」から降りて肩の部分に降りると、一部ぬれた部分が有尾。多分野生動物の小便と思われる。

11/3 9:46

天狗岩の肩の部分からの不通（とおらず）渓谷の紅葉と八倉集落、登谷山、日向山、八倉峠。今年は紅葉は全然駄目・

11/3 9:47

不通（とおらず）渓谷の強拡大。

11/3 9:54

さて下山。天狗岩を再び見上げる。

11/3 9:55

急斜面を下る。

11/3 9:55

下は絶壁、落ちたら大変。

11/3 9:56

鞍部に戻った。右下へと進む。

11/3 10:03

薮岩魂で来た道を探る。

11/3 10:04

このテープの部分から一気に斜面を下る。

11/3 10:19

砂防ダムからの尾附天狗岩の遠景。

11/3 10:19

天狗岩の鼻の部分の強拡大。あそこに立ったのだ！

撮影機器：

OLYMPUS STYLUS 1s オリンパス

感想

yamadanuki

・ここ数ヶ月は登山道整備に精を出していたが、久々に薮岩に行きたくなったので、秋晴れの快晴、尾附天狗岩からの紅葉を見に行く。が、今年はうわさ通りの最悪の紅葉。
・以前は尾附集落から林道を登り、途中からトラバースで楽々行けた。地元民からゴミ処理場の手前から簡単に登れる、と聞いて今回はそのルートをとってみた。が、実際は道なし、踏み跡なし、完全なる薮岩魂で登ることとなる。でも目的地がハッキリしているので迷うことはないだろう。
・天狗岩手前の谷の部分は下の方は岩場なので、なるべくジグザグに適当に上へ登り、トラバース踏み跡を見つけることが大事であろう。
・周囲は野生動物の足跡や糞が多く、当然熊もいる。
・天狗岩周囲は落石が頻発。下は車道なので落石をつくらないように注意が必要。
・二木氏の「西上州の岩山藪山」の表紙は尾附天狗岩からの展望のスケッチである。
下から望むと画像のごとく天狗の面を伏せたようになっていて、鼻の部分に登るのである。天狗の鼻は畳一畳くらいのピークで、鉄剣が1本、過去に祠があったと聞くがとうの昔に風により落下してしまったのだろう。
・ピークは画像の如く360度展望である。標高は低いが高度感あり。

・このルートを行かれる方は薮岩魂で。自身がない人は林道からのトラバースルートでどうぞ。

今回歩いた全ルートの私の感じた印象です。(西上州を基準としています)
ルートの明瞭具合　　ーーー5　(明瞭1-2-3-4-5不明瞭)
ルートの難易度　　　ーーー4　(容易1-2-3-4-5困難)
ルートの雰囲気　　　ーーー4　(良い1-2-3-4-5悪い)
ルートの展望　　　　ーーー4　(良い1-2-3-4-5悪い)
ルート上の杉林の割合ーーー80%
熊の糞・足跡の箇所数ーーー3箇所
野生動物との遭遇　　ーーーなし
人間との遭遇　　　　ーーーなし
お勧めの季節　　　　ーーー春秋冬