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長野県庁2階にある、長野県山岳遭難防止対策協会事務局から、長野県内で発生した山岳遭難についてお知らせします。
山岳にも感染リスクは潜んでいます〜山小屋・テント場・トイレではマスク着用、消毒徹底〜
天気・防災情報https://www.jma-net.go.jp/nagano/
を確認し万全の準備で入山を!
◎山岳遭難発生状況(週報)
・1月28日、単独で八ヶ岳連峰に入山した男性(57歳)が、硫黄岳から赤岳鉱泉に下山中に道に迷い行動不能となる山岳遭難が発生し、茅野警察署山岳遭難救助隊及び県警ヘリが出動して男性を救助しました。
・1月29日、単独で中央アルプス空木岳に入山した男性(47歳)が、登山道から滑落して岩場に迷い込み行動不能となる山岳遭難が発生しました。30日、県警山岳遭難救助隊員及び中央アルプス地区山岳遭難防止対策協会救助隊員が出動して救助しました。
・1月30日、下高井郡野沢温泉村の山林内でバックカントリースキーをしていた男性(59歳)が、滑落して行動不能となる山岳遭難が発生し、飯山警察署員及び志賀高原地区山岳遭難防止対策協会野沢温泉班隊員が出動して男性を救助しました。
○令和4年1月30日現在の遭難状況は
11件(死者1人、行方不明0人、負傷者4人、無事救出10人)となりました。
前年比は、発生件数が+7件、遭難者が+9人です。
内)BCは、発生件数が±0件、遭難者が±0人です。
★長野県警山岳安全対策課からのワンポイントアドバイス
1月5週は3件の山岳遭難が発生しました。県内は強い寒気が流れ込み、標高が高い山域では、積雪量が増加しています。登山ルートでは、降雪によりトレース(足跡)が消えている場合やラッセルを強いられる場合があるほか、転倒などで深い新雪に埋もれた場合には、自己脱出が困難になることもあります。なお、県内の山域では、積雪期の登山ルートと無雪期の登山ルートが異なる山があります。登山をする場合には、GPSや地図アプリの情報を確認するだけでなく、必ず事前に、積雪量やルート情報を調べるようにしましょう。厳冬期では、些細な準備不足や判断ミスが致命的な遭難につながってしまいます。計画の際には、自身や仲間の体力・技量に見合ったルートを選定するとともに、装備品の点検を入念に行い、気象情報が悪天候の場合には、登山を中止しましょう。
https://www.pref.nagano.lg.jp/kankoki/sangyo/kanko/sotaikyo/sangakutusin.html
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○長野県警ホームページ 山岳情報
https://www.pref.nagano.lg.jp/police/sangaku/index.html
【安全で楽しい登山〜山岳遭難に関する現状と防止対策〜(動画)】
準備編/実践編
【山岳遭難救助活動における新型コロナウイルス感染防止対策(動画)】
【令和3年長野県SAFETYBOOK】
【令和3年冬山山岳情報】
○長野県ホームページ
【登山相談所情報】(冬山)
https://www.pref.nagano.lg.jp/kankoki/sangakusounan/sangaku_tozansoudansyo.html
◇長野県では「信州 山のグレーディング」を公開しています。
https://www.pref.nagano.lg.jp/kankoki/sangyo/kanko/gure-dexingu.html
このグレーディングを参考に、「自分に合った山選び」を行い、遭難を防ぐようお願いします。
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