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長野県庁2階にある、長野県山岳遭難防止対策協会事務局から、長野県内で発生した山岳遭難についてお知らせします。
山岳にも感染リスクは潜んでいます〜山小屋・テント場・トイレではマスク着用、消毒徹底〜
天気・防災情報https://www.jma-net.go.jp/nagano/
を確認し万全の準備で入山を!
◎山岳遭難発生状況(週報)
・1月31日に、3人パーティで北アルプスに入山した男性3名(27歳、27歳、20歳)が、鹿島槍ヶ岳を下山中に天候不良で道に迷い、行動不能となる山岳遭難が発生し、3日、警察本部機動隊員、大町警察署山岳遭難救助隊員、北アルプス北部地区山岳遭難防止対策協会救助隊員が出動し、救助しました。
・2月4日、下高井郡野沢温泉村の山林内において、単独でバックカントリースキーをしていた男性(61歳)が身動きが取れなくなる山岳遭難が発生し、飯山警察署員及び志賀高原地区山岳遭難防止対策協会救助隊員が出動して、男性を救助しました。
・2月5日、諏訪郡富士見町の入笠山に6人パーティで入山した男性(64歳)が、下山途中に転倒して負傷する山岳遭難が発生し、茅野警察署山岳遭難救助隊員が出動して男性を救助しました。
○令和4年2月6日現在の遭難状況は
14件(死者1人、行方不明0人、負傷者5人、無事救出14人)となりました。
前年比は、発生件数が+9件、遭難者が+13人です。
内)BCは、発生件数が±0件、遭難者が±0人です。
★長野県警山岳安全対策課からのワンポイントアドバイス
2月1週は3件の山岳遭難が発生しました。県内は北部を中心に、積雪量が非常に増加しています。北アルプスなどでは、トレース(踏み跡)から外れると、積雪により元に戻れず、自己脱出も難しくなる場合があります。また、バックカントリーやスキー場のコース外は、転倒して板が外れると、登ることも下ることも困難になるばかりか、雪崩や雪に埋もれて窒息するなどの高いリスクが伴います。県内の山域へ入山する場合は、事前に積雪の状況を必ず確認するとともに、雪のリスクを考えた計画や装備品を準備しましょう。また、気象情報が悪天候の場合には、登山を延期か中止しましょう。
https://www.pref.nagano.lg.jp/kankoki/sangyo/kanko/sotaikyo/sangakutusin.html
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○長野県警ホームページ 山岳情報
https://www.pref.nagano.lg.jp/police/sangaku/index.html
【安全で楽しい登山〜山岳遭難に関する現状と防止対策〜(動画)】
準備編/実践編
【山岳遭難救助活動における新型コロナウイルス感染防止対策(動画)】
【令和3年長野県SAFETYBOOK】
【令和3年冬山山岳情報】
○長野県ホームページ
【登山相談所情報】(冬山)
https://www.pref.nagano.lg.jp/kankoki/sangakusounan/sangaku_tozansoudansyo.html
◇長野県では「信州 山のグレーディング」を公開しています。
https://www.pref.nagano.lg.jp/kankoki/sangyo/kanko/gure-dexingu.html
このグレーディングを参考に、「自分に合った山選び」を行い、遭難を防ぐようお願いします。
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