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長野県庁2階にある、長野県山岳遭難防止対策協会事務局から、長野県内で発生した山岳遭難についてお知らせします。
山岳にも感染リスクは潜んでいます〜山小屋・テント場・トイレではマスク着用、消毒徹底〜
天気・防災情報https://www.jma-net.go.jp/nagano/
を確認し万全の準備で入山を!
◎山岳遭難発生状況(週報)
・2月7日、単独で中央アルプスに入山した男性(25歳)が、装備不十分により、登山中の乗越浄土付近において行動不能となる山岳遭難が発生し、駒ヶ根警察署員が出動して男性を救助しました。
・2月8日、単独で八ヶ岳連峰天狗岳に入山した男性(62歳)が、黒百合平付近を登山中に体調不良により行動不能となり県警ヘリが出動して男性を救助しました。
・2月12日、2人パーティで北アルプス五竜岳に入山した女性(38歳)が、13日、山頂から下山中にスリップして滑落する山岳遭難が発生し、県警ヘリが出動して女性を救助しました。
○令和4年2月13日現在の遭難状況は
17件(死者1人、行方不明0人、負傷者6人、無事救出16人)となりました。
前年比は、発生件数が+10件、遭難者が+14人です。
内)BCは、発生件数が−1件、遭難者が−1人です。
★長野県警山岳安全対策課からのワンポイントアドバイス
2月2週は3件の山岳遭難が発生しました。県内は北部だけでなく中信や南信地方でも雪が降る、いわゆる「上雪」になり、山間部だけでなく、平野部でも降雪がありました。標高が高い山域では積雪量が増加し、稜線や尾根では、雪庇が出ている箇所があるため、通過には十分な注意や技術が必要です。また、登山ルートでは積雪が非常に深いため、トレース(踏み跡)から一たび外れると、自己脱出が困難になる場合があります。なお、今後の気温上昇によっては、雪崩や雪庇崩壊などのリスクが高まるため、登山だけでなく、バックカントリーエリアに入山する方も、必ず雪崩対策装備(ビーコン・プローブ・ショベル)を携行するとともに、気象情報を必ず確認し、悪天候の場合には、入山の延期か中止をしましょう。
https://www.pref.nagano.lg.jp/kankoki/sangyo/kanko/sotaikyo/sangakutusin.html
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○長野県警ホームページ 山岳情報
https://www.pref.nagano.lg.jp/police/sangaku/index.html
【安全で楽しい登山〜山岳遭難に関する現状と防止対策〜(動画)】
準備編/実践編
【山岳遭難救助活動における新型コロナウイルス感染防止対策(動画)】
【令和3年長野県SAFETYBOOK】
【令和3年冬山山岳情報】
○長野県ホームページ
【登山相談所情報】(冬山)
https://www.pref.nagano.lg.jp/kankoki/sangakusounan/sangaku_tozansoudansyo.html
◇長野県では「信州 山のグレーディング」を公開しています。
https://www.pref.nagano.lg.jp/kankoki/sangyo/kanko/gure-dexingu.html
このグレーディングを参考に、「自分に合った山選び」を行い、遭難を防ぐようお願いします。
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