![]() |
みなさん、こんにちは。
長野県庁2階、山岳高原観光課内にある、長野県山岳遭難防止対策協会事務局から、長野県内で発生した山岳遭難についてお知らせします。
正月早々、外国人によるバックカントリーでのスキー遭難が発生しています。
■スキー場で安全スキーを呼びかけます!
昨年末からバックカントリーでの遭難が相次いでいます。こうした遭難を防止するため、入山者に対する啓発活動を実施します。長野県警山岳安全対策課、県山岳高原観光課、各地域振興局、地区遭対協らの各担当者がチラシやステッカーを配布したり、スキーヤーから聞き取りを行ったりして、安全スキーを呼びかけます。
1月24日(金)8:00〜 八方尾根スキー場、
10:30〜 栂池高原スキー場
2月07日(金)8:00〜 野沢温泉スキー場 *天候次第で変更の可能性あり
■外国人向け啓発動画&雪山・バックカントリー安全啓発動画 公開中!
「Ski Safety in NAGANO」
⇒ https://db.go-nagano.net/en/staying-safe-in-the-backcountry/
「バックカントリー装備」
⇒ https://www.youtube.com/watch?v=6wSpi_ufRlo
「雪山での危急時に役立つ簡易雪洞」
⇒ https://www.youtube.com/watch?v=EEnTxQRrieM
■先週の山岳遭難発生状況
・1/6(金)北安曇郡小谷村千国地籍親沢付近の山中でバックカントリースキーをしていた3人パーティ(27歳の男性、27歳の男性、26歳の男性)が道に迷い、行動不能に
■長野県警山岳安全対策課ワンポイントアドバイス
先週、長野県内では、1件の山岳遭難が発生しました。
北安曇郡小谷村親沢付近で発生した山岳遭難は、バックカントリーを滑走中、道に迷い、行動不能になったものです。3名は雪洞を掘り、一晩ビバークをして、翌日、救助隊員によって発見救助されました。
スキー場の管理されたゲレンデとバックカントリーエリアの違いは「リスクの差」です。スキー場は、雪崩が起きないよう管理され、点検で危険なコースと判断すれば閉鎖されます。コースが分岐する場所には、目印の看板が設置され、迷うこともありません。もし、道に迷っても、スキーパトロールが駆けつけ、怪我をしていれば応急処置をして、スノーモービル等で搬送してくれます。
一方、バックカントリーエリアにはその全てがありません。一歩バックカントリーエリアに足を踏み入れたら、雪崩リスクの評価・ルートファインディング・救助隊員が到着するまでの応急処置からビバークまでの全てを自分でやらなくてはなりません。
決して安易な気持ちでバックカントリーエリアに踏み込まないでください!
***************************
○長野県警ホームページ 山岳情報
https://www.pref.nagano.lg.jp/police/sangaku/index.html
【令和6年長野県SAFETYBOOK】【長野県SAFETYBOOK冬山情報】
○長野県ホームページ
https://www.pref.nagano.lg.jp/kankoki/sangaku/index.html#a_tozan
〇長野県では「信州 山のグレーディング」を公開しています。
https://www.pref.nagano.lg.jp/kankoki/sangyo/kanko/gure-dexingu.html
このグレーディングを参考に、自身や仲間の体力・技術に見合った山選びをして、万全の準備で登山を楽しみましょう! その山はあなたの実力に見合っていますか?
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する