◇みなさん、こんにちは。
長野県庁2階にある、長野県山岳遭難防止対策協会事務局より、先週、長野県内で発生した山岳遭難事故について報告します。
http://www.pref.nagano.lg.jp/kankoki/sangyo/kanko/sotaikyo/sangakutusin.html
◇ご承知のとおり本県と岐阜県にまたがる御嶽山が9月27日に噴火し、47人という多くの犠牲者が出ました。現時点においてもまだ多くの不明者がおられます。ご自身には何の落ち度もないのに、一瞬のうちに命を奪ってしまう「自然災害」の恐ろしさを痛感します。
◇登山に関わる者として改めて感じさせられたのは「救助の困難さ」ということです。通常の生活圏では、助けにくる機関もそばにあり、時間もそうはかかりません。しかし登山を楽しむ山域は「直ぐには助けにきてくれない」ところだ、ということです。
◇先週は40歳代の登山者の遭難事故が目立ちました。遭難は誰にでも起こり得るものですが、「自然災害」と異なり、登山者の準備と努力で防ぎ得るものです。
◇山小屋からは「初氷がはった」「雪が舞った」などの便りが届きます。天候の急変に備え、防寒着の準備など寒さ対策を整え、秋山を楽しんで下さい。
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する