|
私は、当該日記の趣旨には、全くもって賛同します。自分でその命を看取れる自信がない生物は、飼ったりしません。本当は、犬も猫も、スズメもカラスもフクロウも大好き萌え萌えなんですが、出張や旅行で長期間家を空けざるを得ない環境なので、致し方ないです。
さて、塔くんのことですが、
彼の場合は、かなり特殊な状況です。
約２年前、山頂でまだあどけない状況で発見されて以来、獲作戦が実行されたりしたようですが、うまくいかなかったようです。山頂の尊仏山荘には、先週大往生したミーちゃんという別の飼い猫が居たためなのか、山荘の方は保護する、飼い猫にする・・って感じじゃなさそうです。山荘の方もこの冬（見つかった当時）を越せないだろうとのことでした。雪の日には小屋に入れてあげたりするらしいですが。（伝聞につき、不正確かも）
ヤツは、どういう経緯で山頂にやってきたのかは謎ですが、ヤツの意思で山頂にとどまっているようです。彼は彼なりに、生きる戦略をもって、あそこにいるのです。
山頂にはネズミや鳥もいるでしょうが、ヤツがそれを捕獲して生きているようには見えません。おそらく、登山者からもらうエサが糧となっているのでしょう。
ちなみに、山荘に歩荷している通称「チャンプ」さんが、定期的に給餌されているようです。おそらく、エサをくれそうな人を本能的に見極めて、すり寄って行っておねだりしているのでしょう。
先週、私が行った時も、周りに他の誰かが来たり、近くで物音がするとかなり神経質に警戒していました。登山者もいろいろな方がいるでしょうから、ある意味、環境に順応しているのだと思います。
塔くんは、空腹時以外、山頂の人目に付くところに現れたりしません。
それと、かなりデブに見えますが、膝にのせてみるとそれほどでもなく、寒さで丸くなっている要素も多いと思います。氷点下の気温が連続するこの季節、時には冠雪もある環境では、下界より多少多めの脂肪も必要なのかもしれません。
いずれにしても、ヤツは、ヤツの戦略で人間を見て生きています。時々餌をくれる登山者がいることも考慮して、たくましく生きているのです。
だから、塔ノ岳の塔くんに限っては、無責任？なエサやりは、「アリ」だとおもいます。ヤツを見守っている多くの登山者が、ヤツのことをそれぞれ思いながら、想像しながら、みんなで世話をしていく。うまくいくかは全くの未知数ですが、うまくいかなくても、何もしなければ短期間に死んでしまう特殊な状況な訳ですから、うまくいったら儲けもの、と見守っていただければと思います。
・・・でも、ネコが食べてはいけないものや、大量のエサを与えるのはNGだと思います。
炎上？するかもしれませんね。必要性を感じたコメントのみ、発言させて頂きますので、ご了知願います。
下記の方が受けつけていないので・・・・
＞もしその子があなたの家の近くに住むノラ猫だったら？
あげません、でも塔の場合は全く違います。
人里に下りる様子も無ければ、繁殖の相手も居ません。
病気、ケガはあの状況で生活しているいじょう、いたしかたないのでは・・・
我が家にいるネコは保護ネコです。
犬の散歩に出ようとしたら道にうずくまり犬が威嚇しても微動だにしませんでした。
４０〜５０分後の帰宅時にはほんの２〜３mだけ移動していました。
そして数時間後に翌日の山行の準備に外へ出ると向かいの駐車場の入り口にやはり座り込むように・・・・
向かいの方がネコ嫌いのようで、私に抱えての移動を頼んで来ました。
そこにたまたま通ったネコを飼っている方が移動しましたが、どうもネコの様子が普通ではない。まるで抵抗もせず、逃げる気配もない。
向かいの方、その友人、ネコを飼っている方、私の４人でそれぞれどうするかを考えていますが、声には出しません。
私の家の犬も保護イヌで当時言われた言葉が頭にあったからです。
可哀相で手を出すな！
出すなら、命を看取る覚悟をしなさい！
と、言われました。
そこにたまたまパートに出かけれ妻が現れ、状況を話しました。
妻も私と同じことを考えていたと思います。
結果、我が家に連れて帰りました。
翌日、診察すると骨盤骨折。
骨折によって、排尿、排便が自力で出来ない状況でしたが、共働きのため我が家で暮らすいじょう、なんとか自力排尿、排便は不可欠でした。
その治療を優先した結果、骨折治療は出来ませんでした。
保護当時、歯の状況から１０才超と云われ４月で５年（笑）
その後も色々と病気で治療もしていますが、いたって元気。
その内、仲良くなると言われた我が家の犬とは相変わらず・・・・^^;
ですが、あの時には保護をして良かったと思います。
以前、塔下山時のバス停で妙な泣き声、見ると生まれたばかりか、生後間もないニャンコがいたことが。
ザックに居れて連れ帰るか、再び車で迎えに来るかを考えましたが・・・・・
kazucchi42さん、このコメントを場違い、不快と思われたら削除して下さい。
はじめまして。
先週、塔ちゃんが私のいつもの休憩場所にいたので隣に座らせてくれと頼んだところ渋々承諾の御様子。
卵サンドイッチの切れ端を差し上げたところ渋々食されました
あくまで礼儀として差し上げた次第です。
ドーナツの切れ端は、食べませんでした。
きちんと食べ分けてるのかな？
木枯紋次郎じゃないけど、君はどのような経緯を経てそこにいるのかな？(-.-)
塔ちゃんよ…やがて丹沢も積雪期を迎え−15℃＋αが君に襲いかかるのだろう…頑張れ塔ちゃん!!
kazucchi42さん こんばんは 初めまして
件の日記を書いたケダマと申します
返信コメントさせて頂くかどうか迷いましたが
せっかくなので僕の考えを改めてこちらに投稿致します
まず最初に、
残念ながら議論がかみ合っていないと申し上げる他ありません
僕が申し上げたいのは、
その猫がそこにいる事情を忖度する必要性とは関係なく
その猫を保護しようとしないのであればエサをやるべきではない、ということです
もし本当にあの子を生かしたいと思うのであれば、
保護すべき策をまず考えるのが最良です
ご自宅で保護出来ないのであれば、
そういった保護NGOへ引き渡すべく手段を考えることもできるでしょう
何度か失敗しているのであれば、その手のプロに相談すべきでしょう
実際、我々の地域猫はそうしました
なぜそれらの手段を自ら試みることもなく、
不特定多数の無責任な登山者の偶発的行為にあの子の生命を委ねる、
という結論に至るのか僕には全く理解できません
そのエサやり行為で得られるものは
「自分がエサをやっているからこのネコが生き延びている」という
無責任な登山者の自己満足に過ぎません
ご自身も未知数と書かれている通りで、
愛すべき猫の生命を助けることができる可能性が有るにもかかわらず
無責任なエサやりや放置の結果、死んでしまった場合に
エサをやっていた登山者たちはどういう感情を抱くのでしょうか？
上手くいかなかったね
かわいそうだけど仕方ないね
出来る限りのことはやったよね
この環境じゃ当然だよね
悲しいね
残念だね
特殊な環境下だろうが何だろうが、同じです
保護できないのであれば、えさやりはせず自然の淘汰に任すべきです
中途半端なえさやりで徒らに延命させても結果は同じなんです
…僕が何を言おうが、無責任な登山者によるエサやりは続くでしょう
結果、偶然にその生命を委ねたあの子が
極力苦痛の少ない幸せな猫生を送れるよう祈ることしか僕にはできません
じゃあお前が保護しろよ、という人もいるかもしれませんが
残念ながら僕は自分の周りだけで精一杯で、そこまで心や時間、金銭のゆとりがありません
あの子に出会って、かわいそう、助けてあげたい、と思った人の
具体的かつ確実な保護行動のみが本当にあの子の生命を救うことが出来るのです
長くなりました
そして初のコメントとしては失礼なことを書きました
お気に触られたようであれば遠慮なく削除頂いて結構です
ケダマ さん
こんばんは。コメントありがとうございます。
う〜ん、確かにかみ合ってないですね。。。
街の野良ネコに対する一般論であれば、私の考えもケダマさんと全く同じです。
真面目なネコ好きとしては、当然ですよね。
特殊な環境でも同じ・・とのことですが、明らかに違うのは、塔くんは、
（１）誰にも迷惑をかけていない（街ネコのように、迷惑を被る人がいない）
（２）繁殖して不幸が連鎖する可能性が無い
これは、非常に大きな違いだと思うのです。
塔ノ岳は年間を通じて様々な人が大勢やってきます。ネコ好きも、ネコ嫌いも、無関心も。
その中から、自分に味方してくれる人を見極め、上手にえさを確保する。
それが、塔くんの生きる戦略なんです。
ある意味、これも塔ノ岳の特性、環境を利用した自然の状態じゃないですかね？
登山者が与えるエサを食べすぎて病気になる・・っていうのも、もしそうなたとしても、
自然淘汰の一形態なんだと思います。
ちなみに、デブですけど、筋肉質ですよ。病的な感じはお見受けできませんでした。獣医じゃないですけど。
もう2年も生きてきた実績があるわけですから、あまり心配しなくても良いんじゃないでしょうか。
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する