<日程4泊5日>こんな感じ
15(金)15:00出発〜21:00宮城県大郷町
16(土)〜18(月)作業場所 石巻市
19(火)13:00出発〜20:00帰京
被災地へ支援物資を送った。募金した。じゃあその後は・・
ずっと悶々としていた。
仕事明けの13日。たまたまツイッターでこの情報を発見!
電話してまだ締め切られてないことを確認し参加したい旨を伝えた。
14日が仕事(泊まり)なので、その日に準備。
寝袋など、5日分の食料は全て自分で用意するように書いてあった。
長靴やゴム手のみ購入。山やってると何かと便利。
14日、75Lのザックを担いで出社し、15日仕事明けで集合場所の日本財団のビルへ。
いるわいるわ、デカイザックを担いだ若者たち!
1班9人で7班に分けられた名簿が配られた。私は6班の班長になっていた・・
出陣式を終え15時出発。バスに乗車し、いざ宮城へ。
車内で自己紹介。
うちの班は東大、早稲田、城西、、福島医大、ロースクールの学生、そしてマイクと言う陽気なアメリカ人。学部は地学、医学、化学などなど。話が合うのか!?自分のアホさがバレそう。(後で分かったことだが、今回60名ほど集まり、社会人は私だけ・・)
マイクは日本語がほとんど話せない。
実はマイクは自分が所属しているNGOが被災地へ入る為の先遣隊で来ているとのこと。そしてロースクールの子は通訳として来ている。
寝泊りしていた所は大郷町にある海洋センターという所。この辺りは現在ライフラインも復旧し震災の影響はなさそうだった。目の前にコンビニやスーパーがあり、食料を持ってくる必要もなかった。
我々は2階の柔道場のスペースに寝泊りした。
ここをベースに3日間、石巻市へ被災した建物の汚泥・土砂等の片付けを
午前、午後3時間づつ作業をこなす。
■16日
石巻市の山下中学へ
ここでは津波の影響で使えなくなった、マット(水を吸って重たい)や机などをトラックの荷台へ積んだ。
その他に乾いたヘドロの掻きだし、土嚢袋に入れ、これもトラックへ。乾いたヘドロは粉塵がひどい。
午後は大川中学へ
こちらは川沿いにある中学校。津波が川沿いに逆流してきて、回りの建物も結構な被害に・・
ここもヘドロを土嚢袋に入れる作業。ヘドロは乾いておらず、匂いが・・きつい。
スコップですくうが重い。長靴もヘドロに足を取られ作業が難しいかった。腰が痛い。
■17日、18日(この日から早稲田ラグビー部15人が参加)
石巻港近くにある普誓寺へ
こちらも酷い。500mくらい先は海。道沿いに津波が来たらしい。半壊状態の家が多い。
1階は津波でやられ2階のみ残ってる。そんな感じ。
仏具などを外に出し、壁や天井の撤去(粉塵がひどい)、そして軒下にあるヘドロの回収です(これがすげーー大変!!)
床を人が入れるスペース分剥がし、そこから進入。
スコップでヘドロすくいバケツへ。軒下でバケツリレーです。奥へ奥へ先頭が進んで行くとリレーの人数が足りず、あと1人!って声をかけられます。バケツいっぱいのヘドロはすげー重い!!
軒下の高さは膝を着いて、頭も曲げなきゃならない高さ。 でも苦しいから頭を上げるとメットが当たってズレる。メットがズレるとゴーグルも、マスクもズレる。 ヘドロだらけになったゴム手でそれらを直す。全て真っ黒に・・
臭いわ、狭いわ、暗いわ、腰が痛いわ… 汗でゴーグルが曇るし(´Д` ) ヘドロで汚れるし。 自分は40分くらいしか入ってられませんでした。 しかし、早稲田ラグビー部は凄い! 午前、午後の3時間づつ。計6時間。 まじ凄いっす!ボランティアって想像以上に大変だったことが分かったよ。
■19日
被害状況を学生さんにも知ってもらいたいと女川へ行きました。そして帰京。
今回のボランティアで学生さんのパワーって凄いな!って改めて思った。皆聞いたことのある大学。なのにインテリな感じはこれっぽっちなく、一体感、協調性、団結力(同じか?)があり、影響を受けた。社会人の集まりじゃ、こうはいかなかったろうな。
帰京し、地下鉄で帰る。
懐かしい…あんなに大変だったのに帰ってくると寂しいもんだ。この歳になって学生と苦楽を共にし、最後は堅い握手で別れた。
皆、格好イイ大人になるだろうな…ありがとう。世話になったのは僕の方・・
■Gakuvo
http://blog.canpan.info/gakuvo/archive/156
■石巻の泥かきの様子。日本財団黒澤のブログより
泥かきの様子がこちらで見れます。因みに「泥まみれのフィフティーン」のヘルメットの写真から三枚目の写真。光ってるカッパ来て作業してるのは私です。この時は比較的綺麗な方。
http://blog.canpan.info/coco/
■今回の作業マップ
(写真3枚目が普誓寺前の通りです。グーグルマップで比べると被害状況が良くわかります。)
http://xfs.jp/VDrdu
■女川町周辺 こちらは全て流されてボランティアが入れる状態ではなかったです
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