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登るたびにコースタイムを縮めるのが快感の方、ゆっくり周りの景色を見ながらのんびりと山頂を目指す方、あえて山頂は目指さず山の雰囲気を味わいに登る方(とっておきのマイポイントで休憩して帰る)、テントや山小屋に泊って見知らぬ人と料理や地酒を飲み交わす方、様々な楽しみ方があるのが山の魅力だと思います。私もここ数年は頻繁に山に行っていますが、最近は年のせいかあえて頂上を目指さない方になってきました。山は魅力的な反面、自然の脅威もひそんでいるわけで、特に天候の変化には気をつけなければ、痛い目にあうでしょう。そういう私も数年前に地元安達太良山で遭難しかかりました。登山口の天気は良かったんですが11月ということもあり、鉄山付近で強風とガスにみまわれ、岩の陰で1時間以上風がやむまでビバークしました。他の方が私のところに来て、地図をみながら道をきいてきたことは今でもわすれません。地図にある登山道は当時閉鎖されていたため、違う登山道をすすめました。逆に私もそこで気持ちに余裕が生まれ、あせらず岩の陰で風とガスがなくなるまで待つことができました。
その時得た教訓は、山に行く際は、装備と食料と気持ちに余裕を持つことです。
あと一枚衣服が足りなかったばかりに寒くて動き回ったりして道に迷うわけで、着るものは一枚多く持ってい行くことを心掛けています。
また食料も、日帰り登山であれ一泊過ごせるだけの非常食は常に持っていきます。
食料があれば、一晩山で過ごしても大丈夫だという余裕が生まれます。
あとは、ある程度の山の知識を身につけることだと思います。テントを張る場所や向き、方位磁石の使い方地図の読図などある程度基本的な事を知っているだけでも全然気持ちに余裕が生まれます。
最近は、山ブームのせいか、滑落事故や遭難事故が増えているように感じます。
そのせいかどうしても、山を知らない人からは山登りというと、危険な趣味だと思われがちですが、日常生活にもたくさんの危険が潜んでいるわけで、山登りが特に危険な趣味だとは個人的には思わないです。
無理をしない、山を侮らない気持ちを常日頃持っていれば、巷で言われるほど危険なものではないはずです。
同感です。
若い頃体調不良で登頂をあきらめた事があるのですが、その時は仲間に申し訳なく落ち込みましたが、次に挑戦し登頂したときはその時の分まで達成感がありました。断念するのも悪くないなと。逆の立場になった時相方に次にしようと言えるように心にゆとりが出来ました。昔からよく言う「山は逃げない」ですよ。
装備についても、私も他の方よりウエアーなどは大目というか低温や悪天候に対応できるようにしてます。これは経験の中で悪天候等に遭遇し結果的に増えました。また、よく100均や汎用品などで済ます方がいますが、(不定はしません)これはあくまで自分の考えですので誤解のないように。自分は検討したうえで一番いいと思える物を選びます。(多少お高くなっても)というのは天候が荒れた時など自分を守ってくれるのは、装備であり、ウエアーしかないからです。雨に叩かれ風に吹かれて心細くなった時、自分が厳選して選んだ物を使うのと、これで大丈夫か?と思うのでは、全然気持ちの持ちようが違ってくるのです。(あくまでも自分の場合です。)ケチらずちゃんとしたものを買っておけばよかったと後悔したくないので。
コメントありがとうございます。
私も、店の人に言われて、靴とハードシェルだけはいいもの(どちらもゴアテックス)でそれなりの値段の物を持っています。おっしゃる通り、あとは冬は特にレイヤーで何枚も持っていきます。冬は最近始めたばかりなので山の会の先輩や店の人に聞きながら選んでます。
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