Pacerpole 3-Section Alloy

http://www.pacerpole.co.uk/

最初に買ったポールで、とにかく絶大な信頼を置いている。
今では前足となりつつあって、これなしでは歩けない。

グリップ形状が独特で特定の握り方しかできないが、
それでいて登りにも降りにも対応できる。特に降りでは荷重を掛けやすい。
このグリップと太目（18/16/14）のシャフトのためか、普通のポールと比べると重い。
ただ、先端が重いわけではないので振りは軽く、重さは気にならない。

ロック機構は回転式なのでレバー式より面倒だが、軽量／コンパクト／高信頼のアドバンテージを買っている。
ただ、冬場はグローブ着用での長さ調整が困難で、アルミとナイロンの熱膨張率の差で緩むのが気になるので、
ブラックダイヤモンドのトレイルエルゴコルクに浮気している。
これもグリップが僅かに前傾しているが、実用的な意味は無さそうで、
結局グリップエンドを真上からつかんで使っていることが多い。

ウェブサイトの説明などから、実直な印象を受けるのも気に入っているところ。
重量に対する考え方とか、アルミとカーボンの違いとか、きちんと説明していて納得できる。

最近は日本で買えるところもあるようだが、通販で買うなら直接買う方が安いし、
どのみち保守部品は直接買うことになると思うので、その方がお奨め。
ウェブサイトの価格は送料込。VAT込だが還付に対応しているかは不明。支払いはPaypalのみ。
梱包がイギリス風（通称ゴミ袋）なのはご愛嬌。毎回、手書きのメッセージ入っている。


今回は、酷使によって先端が痛み、片側が破損してしまったので、部品交換。
先端だけでも買えるが、シャフトも若干曲げてしまっていたので併せて交換。

新旧では若干形状が変わっていて、新しいものの方が若干太くなっている。
気にしていなかったが、バスケットの消耗っぷりがすごい。