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日記
黒嶽荘から南まわりでのコースを歩く。だんだんと涼しくなり、牧ノ戸峠の気温は12度、庄内町の気温は15度だった。そのかわり陽が明けるのが遅くなる。牧ノ戸峠を過ぎて、大曲の手前付近で、一人の登山者がヘッドランプをつけて歩いていた。今日の歩くコースを尋ねたら、大曲→三俣三峰、北大船、大船、立中山、白口、中岳、天狗ヶ城、久住、星生、扇ヶ鼻、沓掛の13峰を12時間かけて歩くと話してくれた。5時ごろ黒嶽荘に着く。まだ暗く、幸い街灯があり、そこに駐車して、腹ごしらえをする。南まわりなので、カツラノモトまでは緩やかな傾斜だ。そのカツラノモトの立派な標識では直進すれば、「黒岳、風穴、上峠」とある。以前の標識はただ「上峠」だけという小さな標識があるだけだったが、登山道が整備されたのかもしれない。右へ直登して、30分ほどで標高1150m付近に着く。ここからは風穴までトラバースするように歩く。秋の紅葉のころは楽しく歩けるところだ。風穴から天狗岩、高塚山方面へ二度目の直登。標高差250mくらいだ。ここの登りもがまんがまん。天狗分れから、天狗岩の方へ歩く。岩場はコケははえておらず、滑るということはない。この岩場で今日初めて、一人の登山者に出合う。気分的に少しほっとする。天狗岩山頂に達する。足元は少し用心が必要だ。岩肌に「天狗岩」と書かれた標識のその先に高塚山が見える。360度展望は良い。この後35分ほどかけて高塚山へ。山頂標識は立派なもので、以前あった標識の位置からは3,4mほど移動させてあるようにも感じた。大船、三俣方面をしっかり見て、前岳へ下る。3分ほど下ったところに小さなオレンジ色のプラスチックに「黒岳」と書かれている。これはどういう意味か。カシミール3Dの地理院の地図では、さらに北東に進んで標高1530m付近に「黒岳」としめしてあるのだが。前岳に着く。高塚山から2時間もかかっている。ここまで来て、気分的に楽になった。水を思い切り飲んでにぎりめしを食べて、一息入れる。そしてさらに下る。急な下りはバランスをくずしやすくて、結構神経を使う。標識「白水分れ」から黒嶽荘に下るのだが、足元の岩場は濡れて苔むしているのでさらに滑りやすくなっていた。そしてやっと「黒岳登山、シャクナゲ公園入口」の門を通り抜ける。すぐに炭酸水の水汲み場に行き、水汲み場わきの湧水で顔を洗い、名物の炭酸水をがぶ飲みする。空のペットボトル6本にも料金を払って満タンに。3リットル分200円をご主人は100円でいいよと言って下さった。「ありがとうございます」。
2016年9・10天狗岩、高塚山、前岳登山
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