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2021年09月23日 19:07未分類全体に公開

私の愛した猫

近所に、人懐っこい猫がいました。
名前はねじです。

ねじは飼い主Kさん宅前の公園によくいて、通行人に「にゃあ」と挨拶。みんなを笑顔にしました。
特に私には懐いてくれ、寒い日には私の膝に乗ってくつろいでいました。
公園で私といる時間が多かったので、通行人や小学生から、「飼い猫ですか?」と言われることが多かった。
また、飼い主のKさんとも立ち話をしながら、「ねじが膝に乗るのは珍しい」と、私が可愛がっているのを感謝してくれていました。


年明けあたりから姿を見せなくなり、7月頃に公園の猫友達のおじさんと、「最近見ないね」と立ち話をしていると、別の近所の人から「1月頃に亡くなった」と。

私が飼っていたわけではないので、最後に立ち会えなかったのはしょうがないにしても、もう一度会いたかった。




先日、飼い主のKさんと道端でばったり会い、ねじの話を聞く事ができました。15歳半だったこと、きょうだい猫の後を追うように自宅で息を引き取ったこと、眠っている霊園の場所のこと。

今日、ねじの眠っている青物横丁の霊園へ。お線香をあげ、ちゅーるをお供えし、拝んできました。受付の女性の方がとても丁寧に対応してくれたのがありがたく、心に沁みた。



最後にねじに会えたのは昨年12月の寒い日。公園の滑り台で座っているねじを見つけ撫でていると、ベンチのある方へとことこ歩き、振り返って私を見る。私に「ベンチにおいで」と誘うような素振り。私がベンチに座るとねじはすぐ膝に乗り、満足そうにしていた。あれが最後だった。


今も携帯の待受画面はねじの写真のまま。
一生忘れる事はないだろう。
ありがとう、ねじ。


写真 在りし日のねじ
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