しばらく登山に行けない日々が続いています😞
そんなわけでモチベーション維持のため過去の登山を振り返っています。
写真を眺めていると色々フラッシュバックしてきました。
あのコースのあの場所はきつかったなとか。
このコースこんなきついはずじゃなかったんだけどな、とか。
三大急登とか書かれているけど大袈裟だったな、とか。
よく登山ガイドブックに難易度とか、体力度っていう項目ありますよね。
あれの明確な基準を作るならば、何だろうかと考えていたんです。
もちろん、登山日の自身の体調に大きく左右されると思うんですがね。
そこで私がきつかった場所をリスト化して、
何かキツさと斜度の関係を考えてみたいなあと。
そこできつい区間の平均斜度(標高差m/区間km)を出して検証してみました。
昨今のきつかった印象のあるレグを
適当に思い出し、それぞれ計算した斜度順に調べると...
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1 富士山(九合目-九合五勺: 35m)660.0m/km
2 北岳(大樺沢二俣-八本歯: 2h30m) 513.1m/km
3 白馬岳(岩室-頂上宿舎: 2h)432.0m/km
4 合戦尾根(中房温泉-第二ベンチ 1h0m) 428.8m/km
5 谷川岳(ラクダのコル-稜線: 1h20m)417.0m/km
6 赤石岳(大聖寺平-小赤石岳: 1h5m)366.3m/km
7 穂高岳(最低コル-涸沢岳: 1h10m)350.0m/km
8 大キレット(長谷川P-北穂: 2h10m)333.4m/km
9 槍沢(大曲-槍ヶ岳山荘 3h50m)318.1m/km
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*(参考)丹沢大倉尾根(堀山の家-小草平)330.0m/km
適当に重大したレグの個人的キツさ順位では...
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1 白馬岳(岩室-頂上宿舎: 2h)432.0m/km
2 赤石岳(大聖寺平-小赤石岳: 1h5m)366.3m/km
3 北岳(大樺沢二俣-八本歯: 2h30m) 513.1m/km
4 槍沢(大曲-槍ヶ岳山荘 3h50m)318.1m/km
5 谷川岳(ラクダのコル-稜線: 1h20m)417.0m/km
6 大キレット(長谷川P-北穂: 2h10m)333.4m/km
7 合戦尾根(中房温泉-燕山荘 4h20m) 327.1m/km
8 穂高岳(最低コル-涸沢岳: 1h10m)350.0m/km
9 富士山(九合目-九合五勺: 35m)660.0m/km
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という感じで、微妙な結果が得られました笑
正直レグの基準もガバガバなのであまり信憑性の高いデータではないです笑
あくまで暇つぶし、って感じ。
北岳〜赤石岳あたりの上位は概ねこのデータと一致しました。
やはり斜度はキツさに大きく影響しますね。当たり前か。
一方で例外を分析してみましょう。
斜度のきつい合戦尾根は個人的にはあまりキツくなかった。
体調等の理由もあるでしょうが(夜行バス明けなので良くはなかったが)
おそらくベンチ等がこまめにあり小休止が取りやすかったこと,
道の整備状況が良かったことが挙げられるのではないでしょうか。
斜度はそれほどではない槍沢について分析すれば、
それまでの上高地からの歩行の疲れの後の
比較的長い区間の急斜面だからだと考えられるかもしれません。
また、富士山や穂高岳は急ですがその区間の歩行時間が短い、
また穂高に関しては景色が綺麗だったので他の登山道に比べると
楽しさが優っていたという心理的な問題もあるかもしれません。
これは完全なる余談ですが(笑)
北岳ってなんか初心者の山みたいに思われたりもしますが、
傾斜もすごいし結構きつい山ですよね。
大樺沢ルートは初心者向きじゃないんでしょうが。
個人的には日本の急登リストに入れてほしいくらい。
というわけであまり有益な情報が出てきたわけではないのですが、
ある程度傾向があることはわかったので(自明なことではあるけど笑)
登山道のキツさを検討する際の指標として、
そのコースのキツさの予想し自身の体力と比較する上で、
如何でしょうか。
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