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２０数年前に行った御前ヶ遊窟、下越の低山ながら迫力のある山容はガンダーラの世界。
悲運の将軍夫人が隠れ住んだ伝説の岩窟。
もう一度相棒も行くと言うので出かけてみた。
２０数年前と同じく良く晴れてくれました。
シジミ沢出合いまでのアプローチ道で草で見えなかったのか１０ｍ滑落。
下の鍬沢までは１００ｍ近くありそう、何とか草に掴まり難を避けました。
シジミ沢からが本格的な登りになります、と言っても普通の山道と違い岩とスラブのミックス。
慎重に足を決めて登ります、
登り詰めて最後のトコでルートミス、無理して上がろうとしたが岩が壁になりムリ。
慎重に戻ってくると後続の２人組が左に行くルートを見つけました。
手前の遊窟に着くと清酒の一升瓶がありました、もしかして御前様が飲んだのか？
考えるとロマンが湧いてきます。
御前ヶ遊窟は山の上に大きな岩窟です、雨もしのげて夫人が隠れ住んだ伝説の遊窟。
ココから頂上へ、スラブの登りで高度感抜群コケたら数百メートル落ちます。
慎重に登り頂上へ、狭い頂上から遠くに飯豊の白い山並みが見えてもうすぐ冬がやって来ると感じます。
帰りは前回はソウケイ尾根でしたが、井戸小屋山回りも道があるとの事でそちらへ
のんびりと下りました。
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