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でも駅前やバス停の目の前に登山口がある山ばかりではありません。
何十分も住宅街を歩いた末にやっと登山道、というのもザラです。
観光地ならともかく、なんの変哲もない住宅街を歩いてもあまり感慨はありません。
特に自分はボッチハイカーなので退屈な時間をつぶし合える相手もいません。
正直こういう道はパスしたいです。疲れている下山はなおのこと。
そこで快適な舗装路歩きができないか自分なりに考えてみました。
自分への覚書の意味も込めて書きます。
●選択肢1:自動車
そもそも歩くのを放棄する選択。
登山口付近に車をとめられれば舗装路を歩く必要がないけど、登山のためだけに車を買うのはコスパが悪すぎます。
カーシェアを利用するにしてもコスパが悪いのは同じ。
誰かが車の購入費・維持費まで払ってくれたら積極的に使いたい。
●選択肢2:自転車
普通の自転車だと登山口にデポして下山後要回収となってしまうので、ここでいう自転車は登山中も持ち歩ける折り畳み自転車とする。
調べた限り、登山中も持ち歩けるような折り畳み自転車は「A-bike」くらいしかありませんでした。
A-bikeはいろいろ種類があるみたいですが、最軽量で6.7kgくらいみたい。
舗装路歩きを快適にするためだけにこの重さはちとツライ…ので選択肢から除外。
●選択肢3:スケートボードっぽいの
「ソールスケート」というのを買ってみました。
ちょっと練習したけど、センスがないのか乗りこなせなかったため選択しから除外。
というかこれで坂道を駆け下りるのは自殺行為。
そして大の大人が乗っているのはちょっと恥ずかしい。
●選択肢4:ローラースケートっぽいの
「フラッシュローラー」というのを買ってみました。
ちょっと練習したけど(ry
●選択肢5:キックボード
キックボードは種類が多いので探してみると重量・値段など良さげなのもありました。
実際登山する際に持って行ったというブログもいくつかあったと思います。
ただキックボードっていうとどうしても子供が乗るイメージがある…スタイリッシュなアメリカビジネスマンが乗ってたらかっこいいかもですけど。
●選択肢6:スクートバイク
「wheela(ウィーラ)」というのを買ってみました。
言ってしまうと現時点で最有力候補です。
このwheela、キックボードと自転車の中間みたいなものです。
ペダルがないので地面を蹴って進み、スピードに乗ったら前輪の突起に足を乗せて走ります。
一瞬で組み立て、収納ができて非常にスマート。
重量は2.7kg。これなら登山中に担ぐとしても妥協できる。
お値段は3万円くらいだからちょっとした自転車を買ったと思えば安い。
まだ登山には持って行っていませんが、今日初めて使ってみていくつか思ったことがありました。
○メリット
・とにかく軽い。折りたたんで肩にかけても負担は感じない。
・平坦な道、下り坂なら快適に進む。
・電車にも持ち込めるコンパクトさ。バスもまぁギリギリ…。
○デメリット
・段差には弱い。5cmの段差にもつまづくのでスピードを出すのは危険。
・上り坂では使い物にならない。歩いたほうが楽だし早い。
・物珍しさから注目を浴びる(ような気がする)。
少なくとも下山してきたあとの舗装路歩きは快適になりそうです。
登山で使う場面は限られるけど、普段使いもできるからいい買い物だったかなと思います。
wheelaは分類的には自転車じゃなくて遊具になると思うので、人通りの多い場所で使うと場合によってはお巡りさんに声かけられるかもです。
人ごみでの使用は避けたほうが無難かも。
あとライト等の保安部品が一切ついていないので自分で買って装着しましょう。
私が購入した時は出荷まで8週間待ちでしたが、年末を挟んだりしたので実際に届いたのは10週間後でした。
現在は出荷まで4週間ほどかかるみたいです。
山はもちろん街中でも使ってる人を見たことがないので使うのが若干恥ずかしい…。
面白い道具ですね、動画の、欧州の石畳だらけの舗装路では苦労しそうですが、日本のバッチリ路面ならよく滑りそうです。
自動車を選択肢にいれないのは素晴らしいですね。でも、なんの変哲も無い住宅街も、私は庭の植え込みとか、建築年数の推定とか、住んでいる人の日常なんかを想像しながら歩くのが好きです。山の林道は退屈で、自転車をデポしたりという話がよくありますが、林道脇の植物や樹木や岩石や地形や歴史を見る目さえあれば、決して退屈ではないと私は思います。費やせる時間さえ取れるなら。
下山の舗装道路の歩きは、足の裏にはこたえます。私は薄い底の地下足袋なんで、山道は10時間歩いても疲れませんが舗装路は1時間で痛くなります。舗装路用の靴底アダプターを工夫したいくらいです。
yoneyamaさん
コメントありがとうございます。
そうなんです。平な道なら快適なんですが、いかんせんタイヤが小さくおまけにノーパンクタイヤでサスペンションもないので少しでも凸凹がある道だと尻への衝撃がダイレクトにきます。
使いどころが限られますね…。
住宅街も楽しんで歩かれる姿勢は見習いたいです。
住宅街にしろ林道にしろ、退屈せずに済むかは自分の心構えによるんですね。
登山道以外は「早く登山口に行きたい」「早く駅に帰りたい」としか考えていなかった気がするのでこれからはもうちょっと心に余裕を持って歩いてみたいものです。
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