行元寺

外房七福神めぐりをした時に６番目に訪れた行元寺（ぎょうがんじ）。
毘沙門天がおられます。
土日祝日は本殿内部が一般に公開されているので見学しました。文化財修復基金として５００円。詳細な解説付きでした。

本殿に入りまず向かった先が客殿。ここの欄間に波の伊八の彫刻「波に宝珠」があります。これを実際に自分の目で見たかったのです。
波を裏から見て立体的に彫ったもので葛飾北斎の「神奈川沖浪裏」の原景ともいわれています。
「波に宝殊」を正面から出なく裏から見た構図が本当に良く似ています。浪裏の裏には２重の意味があるのではないかとの解説もありました。

続いて本殿に向豪華欄間を見学。
近年修復したその欄間はまさに豪華絢爛。岩絵具、漆、金箔をかみ合わせ色鮮やかに彩られていました。

どちらも一見の価値があると思います。