バイオテクノロジー企業の依頼を受けタスマニア島を訪れる主人公マーティン。彼は他人と関わることを拒み一人で目的を遂行するプロフェッショナル。その目的は絶滅したとされるタスマニアタイガーを見つけ出し生態サンプルを採取すること。
島に滞在しベースキャンプをなる民家に住む母子と触れ合いから彼の心情に変化が現われる。その変化を連絡人が依頼人に報告し新たなハンターが送り込まれる。
マーティンはタスマニアタイガーを見つけ出すことが出来るのか、最後に放つ銃弾のターゲットとなるのは何なのか?
タスマニアの自然を描きながらミステリーの要素も含んだ見ごたえのある作品でした。
舞台がオーストラリアなので車は左側通行で右ハンドル。
作品に登場する車もハイラックスや古いランクル、主人公は現行型のパジェロに乗っています。外国の映画なのに不思議な感じです。
また主人公は野営しながらタスマニアタイガーを探すのですが背負っているのは古い帆布製(?)のザック、寝床はビビィを使用していました。
一人で行動し標的が現われるまで忍耐強く待つ姿。ゴルゴ13を思い起こさせる主人公マーティンを演じるのはウィリアム・デフォー。プラトーンのエリアス軍曹役が印象に残っている俳優です。どこか陰のある表情がはまり役だと思いました。
公開3種梅の日曜日の午後の回、久々の丸の内ルーブルで鑑賞しました。470席の大きな劇場なのに客に入りは20人ほど。こんなにガラガラの状態で見たのは初めてかもしれません。
宣伝を大々的に行っているわけでもないし公開している劇場も少ないのに何でこんな大きな劇場で上映するのか疑問に思いました。作品自体が良かったので余計にそう感じました。
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