ファーストデーの昨日、上映最終日のヒューマントラストシネマ有楽町で鑑賞。器は62席と少ないものの満席のようでした。
施設で暮す少年シリル。父親が迎えに来てくれるのを心待ちにしているが連絡手段の電話は不通に。父親に捨てられたという現実を受け入れることができずに施設から脱出しようとしたり学校へ行かずにかつて住んでいた住居を訪ねたりして周囲の大人達は翻弄されてしまう。
この辺は「なんてわがままなヤツ何だ!」と思いながら見ていましたが後になって考えると子供の時って妙なことで意地を張ったりして迷惑をかけていたこともあったと思い出します。
その後父親の居所を調べるのですが「住所を聞いたけど忘れた」と答えるところはなんとも切なくなりました。
この少年と偶然の出会いをする美容室を営むサマンサ。
彼女はシリルの願いを受け入れ週末の里親となり一緒に父親を探します。
恋人に自分とシリルのどちらを取るのかと迫られシリルを選。
どうしてここまで献身的になれるのかと思わずにはいられません。
友達のいないシリルですが映画の終盤サッカーや映画に誘ってくれた近くに住む少年と親友になって欲しいと願わずにはいられませんでした。
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