|
2006年、直木賞受賞作「まほろ駅前多田便利軒」の続編が文庫化されたので読んでみました。
まほろ駅前で便利屋を営む多田と高校の同級生の行天。共にバツイチの二人が主役ですが、今回は前作に登場したサブの面々が主人公のスピンアウト作となっている7編が収められています。
軽妙に話は綴られていますが行天が心の内に抱えている何かと葛藤している様が書かれた「なごりの月」。
「凍えた人間をもう一度よみがえらせる、光と熱はどこにあるのだろう」と行天を思う多田の気持ちが一番印象に残りました。
まほろ駅前多田便利軒は昨年映画化されましたが続編の今作は来年1月にドラマ化されるとの事。
多田・瑛太と行天・松田龍平のコンビは映画のまま。サブのキャラクターもほぼ映画と同じというのはうれしい限りです。
nipeさん、こんにちは。
私はまほろの舞台になった町に○十年住んでました。
仕事は今もこの町なので、撮影のセットを一度みかけましたよ。
続編はまだ読んでないのですが、1作目に出てくるちょっと変わった喫茶店はいまだ健在ですし、バスのことも地元の人間は少なからず思ったことが・・・。
ふたりの人物像、やはり気になりますよね。
続編、近いうちに読んでみます
otsunyanさん、こんにちは。
まほろの舞台となった街を知る人にとってはより親近感が湧くのでしょうね。
是非、是非読んでみてください!
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する