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主人公の自宅マンション前に行き倒れていた男。その男が発した
「お嬢さん、良かったら俺を拾ってくれませんか。」「咬みません。躾のできたよい子です。」という言葉から始まった不思議な同居生活。
男は家事全般が得意な万能家政夫。豊富な植物の知識を持ち、二人で「狩り」と称し近所を散歩しながら雑草と次々と食卓にのせます。
いま雑草と書きましたがこの本の中で繰り返しで出来るフレーズがあります。
「雑草という名の草はない。草には全て名前があります。」
昭和天皇のおことばだそうです。
物語の最後に登場する小学生の女の子の小さな勇気に拍手を送りつつ読み終えました。
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