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研修の主題はチームの意思統一とお見受けしました。オーナーと役員が熱っぽく小屋の運営方針を語るなかで1番印象深かったのが「お客さんは特別な体験をしたくて山に登り、そして小屋に泊まる。その意図を理解し満足感を持って帰ってもらうのが我々の役目。」と言う発言。
山の高低を問わず日常とは異なる体験をしたくて山に登ると言うのはまさにその通り。これから始まる山小屋生活には何かと不安がありますが、お客さんに来てよかったと言ってもらえる仕事をすれば光は見えるはずだという意欲が湧いてきました。
一方、山小屋生活に向けてモチベーションをあげようと山小屋経験を綴った本を探して読んでいます。いくつか読んだうちで最も腑に落ちたのが砂永純子著の「黒部の風 わたしの山小屋物語」です。多くの体験記がベテランさんのやり遂げ記であるのに対して著者は3年で山を離れます。山の人間になることはできなかった(筆者談)方であるが故、街の人間である私にとって山小屋生活における心の迷いや安らぎ、そしてその後の変遷などに共感できる部分が多く同志を得た気持ちになりました。
当時の筆者、研修参加者、そして私。
それぞれ自分の生き方を探しています。
こんにちは。
オーナーさんの言葉でとても嬉しく感じました。私はそこまで小屋泊経験はありませんが、雨露をしのげて食事が出るだけで十分です。風呂があればもう天国です。特別な体験までは求めません。
関西方面の営業小屋と思いますが、多少のお値段万円であれば泊まってみたいと思いました。準備頑張ってください。
顧客満足度の向上を目指すことは民間企業では当たり前と言えどなかなか実現できていないのも事実。更にこれに加えて小屋周辺の環境保全についても熱く語った経営陣の態度に頼もしさを感じました
実は私も山小屋に多くを求めない派でしたが、以後考えを改める所存です。
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