北アルプスの三県境

北アルプスは富山、岐阜、長野、新潟の四県に股がる広大な山脈だ。南北に連なる長い稜線で三県分岐になるところが２ヶ所ある。
ひとつ目が富山、岐阜、長野の三県境の三俣蓮華岳だ。この山、北アルプスのへそと呼ばれ最も奥深い場所にある故に360°の展望が本当に素晴らしい。酒吉も念願かなって先月に登頂したが快晴に恵まれ最高の景色を堪能した。(写真１枚目槍穂高方面)また山頂にも三角点が三個ある粋な演出が。(写真２枚目)国土地理院やるねぇ
もうひとつが、富山、長野、新潟の三県境の三国境だ。三国境の周辺は北へと連なる主稜線と小蓮華山方向に伸びる支稜線の二重稜線となっていて、実際の三県境は小蓮華山方向に伸びる稜線上にある。登山道は主稜線上にあるので登山道にある道標の三国境は残念ながら本当の三県分岐ではない。写真３枚目の奥に見えている稜線上に三県境があるのだ。この三国境から見える北アルプス最北へ伸びる稜線の展望は本当に素晴らしい。
この２ヶ所共に本当に素晴らしい場所なので県境マニアの方でなくても是非行ってみて頂きたいと思う酒吉でした。

コメント

たかやま

こんにちは

国土地理院の地形図と 山と高原地図(昭文社の紙の地図)で確認しました。
三俣蓮華岳は仰る通りですが、三国境(2751m)は主稜と支稜の分岐点にあり、登山道の三国境(道標)は2751m地点の北西にあります。
地図検索でご確認ください。

山吉酒吉

たかやまさん　こんにちは！コメントありがとうございます。また、地図まで確認頂き本当にうれしいです。酒吉の文章能力が低く内容が少し分かりにくかったかもしれないですね。ご指摘の通り三県分岐は2751峰、登山道の三分岐は2751峰の北西にあり、道標の三国境は残念ながら本当の三県境ではないと書いていたつもりでした。ご指摘、コメントありがとうございました。