今回、鹿島槍ヶ岳登山ツアーの登りで高山病のような状態となり途中から登るのかなり時間を要してしまった。幸い、無事下山したが、考えたことを書いておこうと思う。
山行の前は(というか、普段から)血圧を測ったり、特に持病がなくても健康管理はしているのだが、それには何ら問題もなくむしろ調子は良い方だった。
今回不調に至った主な原因は睡眠不足だろう。おそらく3時間は寝れていないのでは? そして、それは前日のみならず、その前からよく寝れない日を過ごしていたのが山行での不調につながったと思う。そうは言っても普段から低山に行く場合など4時間程度の睡眠で出かけることはあり、特に問題がなかったので、たかをくくっていたこともあると思う。今回は上手に回復し無事下山できたのではあるが、今後は睡眠をきちんととることに関してもっと向き合っていこうと思う。
体調とは別に天候のこともある。特にここ数年の気温上昇や降雨のあり方の変化など、これまでの台風だけに目配りをするのでは追いつかない部分も出てきているかなと思う。下山後に上高地の封鎖のニュースを聞いて思いを馳せた。この山域でいえば種池山荘の前の危ないトラバースなどは大雨が続けば崩れる可能性もあるかもしれないし、ここに限らず稜線で風雨が強いことはこれまでも想定済み。風の強さだけでなく、これまでとは違った多量の雨も考慮しなければならないのだろう。
登山ツアーは悪天候が見込まれても催行されることも多く、個人山行に比べると雨には遭遇しがちなのだけれど、気候の変化からこれまでの想定では異なる場面も出てくることもあるだろう。個人なら悪天候なら他の山域へ転進するだろう。単独なら行くのをやめるだろうし。
今回、下山途中の登山道で何度も熊の通行した痕跡や、引きちぎった植物が転がっている場所もあり、数名の個人山行も心もとない気もする。大勢でもクマに遭遇することもあるだろう。帰宅したら北海道羅臼岳での熊のニュースもあり、そろそろ引き際かななどともふと考えるようになった。
追記
鹿島槍ヶ岳と爺ヶ岳山行記録に熊目撃情報を追記したので、こちらにも同じ文を転記しておきます。おそらく今、一番知りたいのは熊目撃情報だと思うので。
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★冷池山荘から鹿島槍ヶ岳の熊目撃情報
今回は山荘から鹿島槍ヶ岳へは行かず山荘に停滞していたので、自分の経験談ではありません。今回のツアーの仲間は強風と雨の中、鹿島槍ヶ岳に登頂しました。風雨が強く、休憩もほとんどなく、早めに登頂して山荘まで戻る途中、あとほんの少しで冷池山荘という場所、階段を降りる途中で、二頭の熊(親子)と遭遇したそうです。先頭を下っていたガイドさんが、何やら黒いものが見えたのでそちらに目をやると熊だったそうです。団体の人数はその時は17名(3名は小屋で停滞)でした。静かに刺激しない用に、全員に再び登るように指示して、先頭のガイドは目を離さず後退りし、しばらくして熊はその場を立ち去ったそうです。目撃したツアー参加者によれば熊はひょっこりと顔を持ち上げ、こちらを見上げていたそうです。実際に自分で目撃したわけではありませんが、一緒に行動した十数人の仲間から色々聞いた話なので、実際に起こった話です。これを聞いた時は、そういうものなのか、と思っていましたが、今回の羅臼岳で起こったことを鑑みると、山荘から5分程度の場所での遭遇ということで、人間と熊の距離が近くなってきている証拠ではあると思います。また下山時には途中2箇所ほど、ガイドさんが示した、熊が直前(おそらくその日のうちに)に登山道を通過した痕跡があり、それもまた証拠であると思いました。
こんにちは。
苦しかったかもしれませんが、大事に至らず良かったですね。私も睡眠時間の重要さを痛感しています。日頃はほぼ日帰りの山歩きですが、土曜日はどうしても前日までの疲れが取れにくいので日曜日に出かけるようにしています。
※日曜日の疲れは月曜日の仕事中に休み休み回復させてます(コラコラ
お読みいただきコメントまでありがとうございます。
本当に大事に至らず良かったです。鹿島槍ヶ岳に登頂しないと決めたことも、下山はできると判断したことも、普段から自分の登山時の心拍数や、高所での自分の血中酸素濃度と深呼吸の関係をアップルウォッチで把握していたこともあり判断を下すことができました。それでも間違ってしまうこともあるかもしれません。睡眠には特に気を配っていこうと思います。アドバイスもありがとうございます。普段の疲れは山で癒せると思っていたのですが、それも良くなかったかもしれません。慎重に行動したいと思います。ありがとうございました。
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