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トルコのイスタンブールからバスで16時間、アテネに到着。
古代ギリシャ時代の遺跡、博物館を有名所を中心に観光してみた。
やはり一番はパルテノン神殿。その他にも神殿や様々な建築物が多数ある。
そして、美しい彫刻やレリーフの出土品も山ほどある。
一通り観光してみると、疑問が出てきた。
紀元前５世紀にパルテノン神殿を建てるような優れた建築技術を持ち、
芸術、学術では世界最先端をいっていながら、なぜ都市国家ポリスを脱却できなかったのか？
純血主義による弊害なのか、タイミングの問題なのか、頭では分かっていたつもりでも、
実際にこれだけの遺跡や彫刻を見ていると、どうしても納得できなくなってしまった。
観光という点では、アテネの見所は狭い範囲に固まっていて行動しやすい。
物価は日本より若干安く感じるが、食事は高い。意外と日本人が少なくて、海外を感じられるのが良い。
英語の通用度が低過ぎて、道に迷ったり、電車の乗り継ぎでミスったりすると、結構面倒な目に合う。
逆にアジアとかトルコと比べると、しつこく絡んでこないから楽とも言える。何だかあっさりしたイメージ。
古代ギリシャについては簡単にしか本を読んだことが無いから、帰国したらちゃんと勉強し直そうと思う。
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