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約1ヶ月かけてイタリア10都市を巡った。ギリシャからフェリーでイタリアのバーリに上陸、バスでナポリへ移動し、そこから鉄道の旅をスタートした。ナポリ→ローマ（バチカン）→フィレンツェ→リミニ（⇄サンマリノ）→ヴェネツィア→ミラノ→クレモナ→ミラノ→ジェノバ（→ニース、モナコ）→トリノ→アオスタ。
フィレンツェ→ボローニャのみ特急を利用したが、それ以外はすべて鈍行で移動した。移動距離は分からないが、Totalで€161.05（約\21,500）。ユーレイルパスよりもはるかにお得。鈍行は意外とメリットが多く、予約の必要も無いので当日駅で切符を買えば済むし、ほとんどの路線は空いていて1人で4座席使用してゆったりできる。日本の鈍行と違い2等でもかなりゆったりとした座席で、長時間でも楽勝。デメリットは時間がかかることだが、余程の長距離移動じゃなければ読書して、食事して、うたた寝しているとあっという間に到着する。
それと、イタリアの鉄道は時間に不正確だと聞いていたけど、全くそんなことは無かった。乗り換え含めて15回乗って、ローカル線で一度20分遅れがあったのみ。どうやら鈍行はかなり時間に余裕を持って運行してるようで、発車が少しくらい遅れてもすぐに挽回してしまう。
意外と便利で快適なイタリア鉄道の旅でした。
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