奈良国立博物館に雨の中、超国宝に会いに延々と並びました。
観音菩薩立像(百済観音)が出迎えてくれました。長身でスレンダーな流れる様な体や衣の曲線、光背を支える竹まで何度も巡って見入りました。
(人が多いので思うようにはなりませんが時間をかけて)
千年余もの皆の祈りや願いや叫びを静かに受け止め続けていらっしゃる様。
教科書などで一応見たことがある仏像や絵や書、工芸品、テレビで見た七支刀や鏡もあり、正に国宝群団です。
最後にどうしても会いたかった菩薩半跏像(中宮寺の伝如意輪観音)が待って居てくれました。
本来彩色されていたそうですが、千年余の年月を経て黒光りする姿に変身されていました。
優しい姿の半眼の黒い目に、皆を救う如来の強い意思を込めた仏師の思いが伝わってきました。
心の満たされた1日でした。
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