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今年の3月に登山中受傷した右手小指がくの字に変形してしまい、手術を受けました。4日間の入院はあっという間に過ぎましたが、当面右手が不自由なのでこれからが戦いといった感じです。切った部分の痛みを我慢しながら、初めて日記を書いてみました。
1日目:15時に病院到着。病室に案内され、看護師さんから
『全身麻酔での手術の為、今晩21時以降絶食絶水、明朝浣○後、明後日朝まで点滴つけたまま』
ときき、かなりびびりました。
全身麻酔するとは聞いていたが、ここまでとは!気軽な気持ちが吹き飛んだ。
18時過ぎ健康的な夕食の後、21時消灯、『山小屋とそんなに変わらないかな?』と思いつつ山のガイドブックをたらふく読んだ疲れで熟睡zzz
2日目:朝、浣○で人生最悪の気分を味わう。
その後、エコノミークラス症候群防止用の白いサポートタイツをはいた時には、『白鳥の湖みたい』とか、
ストレッチャーにのせられ、手術室にむかう時には『急いでたらERですね』など看護師さんたちを苦笑させることが出来て、シメシメ?
手術室で麻酔の準備中、また別の看護師さんと山の会話、『海外の岩を登ってるが剣岳は行ったことない』とのことで、何処なのか聞こうとしたら、意識を失ったzzz。
約二時間の手術後、痛みで目が覚め『手が痛い、喉が痛い、トイレ行きたい』と訴え、また意識を失う。
手術後の経過を観察する部屋で再度目覚める。
右手は痛みを和らげるため吊してもらい、左手は心拍数を測る計器に繋がれ、両足裏とふくらはぎは空気圧で定期的に圧迫し血流を促す装置につながって、身動きが出来ない。
更に尿をタンクに貯める管が体に接続され、違和感がきつい。これで一晩過ごすとは!途方に暮れる。まるでガリバーになった気がする。
喉がイガイガするのは酸素のチューブを着けていたからだそうで、脱脂綿に水を含ませてもらい、それを咬んで水を補給し喉の痛みを和らげる。
早く解放されたくて翌日になるのを心待ちにするが、時間経つのが遅い。
5、10分おきに時計を見るものの、全然時間が経たない・・・
それでも19時か20時には、うとうとしはじめ21時の消灯後ほどなく就寝、長かった1日が過ぎた。
3日目:6時に目覚めるが、はりつけの刑にも慣れたのか昨日ほどはきつくない。
点滴、尿の管以外は外して、朝食。口に入る固形物は36時間ぶりでやけに美味しかった。
尿の管を取り外すが、『10cm位入っている』とのことで外すときは気持ち悪かった。
消毒のため包帯を解かれ、術後初めて傷口を見る。関節のあたりをS型に切って縫ってあり、まわりは白く平ぺったくなってまるで手羽先みたいでした。
11時くらいに元の病室に戻りましたが、することもなく病院内を徘徊、家族に買ってきてもらったおやつをひたすら食べ、音楽と登山ガイドブックで時間をつぶす。
体の自由がきくだけ、まだましとひしひしと思えました。
4日目朝食後、早速バッキングにとりかかり、荷物も少なくあっという間に
完了。診察を受け、退院の許可がおり、看護師さんたちにお礼を言って11時前には退院しました。
帰宅して最初にやりたかったことが、風呂に入ることだったので、右手をビニール袋で保護して即入浴、あ〜すっきりしました。
右手の他の指に負担をかけると、小指と繋がっていて無理すると再手術となるといわれてました。
また手術するのはご遠慮したいので、当面おとなしくしています。皆さまもこんなことにならないよう登山ではどうぞご安全に!
入院中来年6月からの東北の花の百名山登山計画をたてましたが、スケジュールが超タイトで、体力とお金が続くか甚だ疑問になってきました。
拷問のような計画になってしまい、登山が嫌いになりそうです!
写真は手術前に小指にはめていた指をまっすぐにする装具です。
kozyさん、こんにちは。
手術・入院の状況が手に取るように分かりました。
5年前に手術・入院したときも同じように全身麻酔でした。
事細かく手順を聞くとやはりビビりますよね
その後の流れもよく分かります
無理せずゆっくり治してくださいね。
復活登山は大室山+加入道山ですね
お待ちしてま〜す
navecatさん、こんばんは!
どんどん忘れていくので、忘れないうちに書いてみました
初めての手術、入院でしたが、ラフな性格なもんで、気軽な気持ちで行ったのが運のつきでした
navecatさんも広島遠征の準備が着々と進んでいますね
復帰登山
お互い今年は厄年だったんでしょうか(T_T)
入院生活4日間との事ですが、一日が長〜いですからね!
内臓の治療と違って、リハビリなど不自由な事が多いかと
思いますので、ゆるりと治して下さい<m(__)m>
kozyさん、こんばんは。
私も今年、年始早々に全麻手術を受けました。
右足骨折固定手術でしたが、kozyさんのようにバルーンは
差し込まれないで
二度とこんな思いはしたくないですね・・・と思いつつ
年明け、抜釘手術が決まり憂鬱な日々を過ごしてます
お互い早く厄年を脱したいですね。。
でも寂ショウ尾根を駅から2時間とは
自分はこれから長い闘病生活です。今も痛くて勤労意欲が湧きません(笑)
来年の東北遠征を楽しみに巣籠り中ですが、いろいろ東北情報を教えてくださいね!!
では
danbeさん、こんばんは!コメントありがとうございます。
全身麻酔の手術大変でしたね、
今も痛みで苦しんでいますが、いつまで続くのかと思うとホント憂鬱になります
3週間後にピンを抜くのですが、それはひょいっと抜けるようで安心しています
danbeさんのレコの花の写真はおしべやめしべまでバッチリでうらやましいです。
マクロレンズの購入を検討していたので、参考になりましたよ〜
では、どこかの山で
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