登り収めは毘沙門天

　今年も残すところあと二日、寒いのと眠いので挫けそうになったが何とか今年の登山を締め括る事ができた。

5時に起きて6時に関越道ON、追い越し車線を飛ばしていった車が追突事故を起こしてしまいアッという間に渋滞が始まる。

普段いつも走行車線オンリーなので何とかクリァーして児玉ICから西上州の御荷鉾山に向かう。

鬼石からミカボ林道に入るとやがて路面に氷結が現れた。高原荘を過ぎると傾斜もまして結構難儀をしたが、西尾根の取り付き点に9時前に到着する。

コンビニのおにぎりと温かいお茶で朝食を摂り9時にスタートする。一応下山時に難儀することを考えてアイゼンを持参する。

積雪は脛位のパフパフで中間の急登も何とか登り切ることが出来たが久しぶりの雪山に結構息が切れた。

山頂は風もなく暖かで毘沙門天様に今年の無事登山の感謝を込めて拝謁してから1時間ばかり浅間や両神山など360度の大展望を隈なくカメラに収めてソーセージパンにカフェオレでお腹を満たして下山にかかる。

東尾根を下るつもりだったが、樹林帯の暗いルートよりも来た道をアイゼンを装着して下る方が見晴らしも良く楽しげなので西尾根を下って林道に戻った。

ミカボ林道から高原荘に戻る途中でセダンが横向きに道を塞いでいるのに出くわした、ドライバーが懸命にタイヤの下に詰め物をして脱出を試みていたが
FF車なので雪かきを手伝って何とか無事に方向転換することが出来た。

４X４のABSでも急な下りは怖くて仕方なかったが無事に高原荘のお風呂に入ることができたのは幸いだった。しかも貸切状態で浴槽から両神山などが見渡せて最高の雪山登り収めが完結できた